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1億2千万人は異常

令和5年(2023年)最終週の始まりだ。
このまま大きなハプニングが無ければ、今年の暮れは29日には仕事納めが出来そうだ。
正月休みは1月4日までの7日間の予定だ。
ただ、雪が降ってしまうと正月休みは消えてなくなる。
低温低湿でも良いから、どうか雪だけは降らないでくれ(祈)


2023年の日本の人口は1億2千万人強、
毎年200万人以上減っていて、25年後には1億人を切るとの予想。
それでもなお減っていき、2100年には4~5千万人前後となる模様。
まあ明治維新のころは3千万人しかいなかったのだから、元に戻るということなのかもしれない。
要は1900年代、特に戦後日本の人口が増えすぎたのだ。

日本は戦後から現代にかけて死なない時代が長く続いた「少死時代」であった。
しかし、間もなく年間150万人以上の死亡者が50年間続く「多死時代」へと転換する。
人類は「多産多死→多産少死→少産少死→少産多死」というサイクルで流れていくらしい。
多死時代が過ぎれば、現在の中高年者偏重型のいびつな人口ピラミッドが全年代均等型に補正され、
絶対人数は減るがバランスは補正されるのだと専門家は言う。
人口減少と騒ぐよりも、むしろ今の1億何千万の人口の方が異常だったのである。

大昔は全体の人数は少なくても、人口が全国各地に分散していた。
これから先は大都市部だけに人口が集中し、今より輸入に頼る割合は多くなる。
地方はどんどん住みにくくなり、もぬけの殻になってしまいそうな勢いだ。

1960年の平均寿命は、男性65歳、女性70歳であったが、
現在は、男性81歳、女性87歳であり、16~17年延びたことになる。
俺たちが子供のころは60歳を超えた人は、おじいさんおばさんと認定していたが、
今の60歳はまだ働き盛りである。
日本の平均寿命が長くなりすぎたから、70歳になっても働かなければならないし、
結婚も難しいから少子化は解消されないし、介護の問題も増える。
団塊の世代、団塊ジュニア世代が昔の平均寿命だったら、
社会福祉の問題も解消して出生率も上がっていたかもしれない。

肝臓がんを患った俺は、年金を貰えるくらいまで生きていられれば良いと思っている。
子供たちも全員成人したし、末っ子も4月から就職して全員社会人だし、実家住まいではないし、
手術から10年以内のがんの再発転移の可能性も高く、他の人よりも寿命が短いと考えれば、
いろいろな欲も年々薄れて来ている。

倍賞千恵子さん主演の「PLAN 75」と言う映画を見たことがある。
超高齢化社会に対応すべく、75歳以上が自ら生死を選択できる制度<プラン 75>が施行される中、
懸命に生きる人々の姿を、繊細かつ丁寧に描いた映画だ。
肝臓がんを患ってからその映画を見た俺は、「それもアリだな」と思った。


つづく。


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