SSブログ

正月用備蓄酒

今年も冬至が過ぎ、クリスマスも終わり、スパート決めて仕事を納めたら正月を迎える。
冬至を過ぎたということは、これからは日々陽が伸びる一方だ。
しかし、寒さが厳しくなるのはこれからが本番だ。
夏が長く秋が短く、寒さにまだ慣れていないのに、これからもっと寒くなるのかよ~。

ドラッグストアやホームセンターで酒類の安売りをしていなかった頃は、
正月直前には「酒の安売り王」みたいな酒の量販店に、
年始用のチョットお高めの酒類の買出しに行ったものだ。
普段なら高くて手を出しづらい吟醸酒や外国産のバーボンやワインなど、
近隣の酒の値段をほぼ熟知していた俺も、この時期は大安売りを期待して、
新聞の折り込み広告のチェックを欠かさなかった。
それほど正月用の備蓄酒の買出しが楽しみだった。
アルコール依存症と診断され、肝臓を壊した7年前からは、
大晦日のおせち用の買出しに運転手として付き合う程度だ。

子供たちも正月休みを利用して帰省してくるが、みんな俺の前では酒を飲まない。
てか、あまり酒が好きではないようで、普段から飲酒の習慣はないそうだ。
まあ、酒でぶっ壊れた親父を見ているから、俺を反面教師と位置付けているのだと思う。
俺たちが若いころの正月と言えば、酒の味を楽しみたいと言うより、
皆で集い仲間と夜通しはじけたいからその潤滑剤として酒を飲んだ。
現代ではバカにされるが、酒の席でのケンカや嘔吐も武勇伝のひとつだった。
そんな酔っぱらいのことを、今の若者たちは冷めた目で見る。

人間関係リセット
「自分にとってプラスだな」と思った人とは今でも付き合っているし、
「この人とは合わないな」と思った人とは距離を置いて来た。

俺の中での人間関係リセットと言えば、酒絡まりの付き合いだ。
はっきりとアルコール依存症とは言っていないが、断酒は公言している。
よって、寂しくは思うが当然飲み仲間はゼロとなった。
そのほかにも、不必要な酒宴には出席しなくなった。
どうしても出席しなければならない酒宴では、
無理やりウーロン茶かノンアルビールを流し込んでいる。
送迎者の運転手としても役に立っている(笑)
交通法規の強化や若者の酒離れ、コロナ禍も手伝って、そのへんは上手くいっている。
絶対数も減っているが、忘年会も年々誘われなくなってきている。

ひと昔前は、人が集えば必ずと言って良いほど「酒」が付いて来た。
昔ながらのアル中は、飲み会の積み重ねで仕上がっていたが、
昨今のアル中は精神的に病み、独り飲みが止まらなくなり、
アルコール依存症を発症するといった傾向にある。

籠るアルコール依存症は、発覚と発見が遅れがちになるので、
分かりやすいアル中より危険だ。
本人は当然のことながら、周囲の人たちも早く異変に気付き注意してもらいたい。


つづく。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村


アルコール依存症ランキング
アルコール依存症ランキング
















nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。