会長からTEL

断酒会の会長から電話があった。
長「調子はどう？」
俺「身体的には絶好調です！　メンタル的にはちょっと・・・」
長「そろそろ入院かなと思って電話してみたんだ」
俺「それはどうも。何の自覚症状も無いのでフツーに動いています」
長「まあ、あまり無理しないようにね」
　「それはそうと、今日の例会は来れる？」
俺「午後から会議が1つ入っているんで行けないんですよ～、」
　「代わりに妻が出席しますから」
長「あっそう、無理しないでね　お大事に」
俺「ありがとうございます、回復したらまたお邪魔しますね♪」
　「それから、ネコを拾ったらまた連絡します」
と言って電話を切った。
会長は中学の時の先輩なので、お宅にも何度も行き来している。
以前にも保護猫を譲渡したこともある。
断酒会の人たちとも、繋がっているから心配もしてもらえるんだよね。

大根、カブ、チンゲンサイが芽を出し始めた。
長女に写真を送ったら、「すごいじゃん！　次は水菜を蒔こうよ♪」って、気が早すぎ。
入院前に1回目の間引きと追肥は済ませておこう。
ただ、間引いた芽を見ると、もったいなくなってしまって、
畑の片隅に植えてしまう。
そして収穫の時期には、どこに何を蒔いたかわからなくなっちゃう。
前回はモロヘイヤの間引きした芽が育ち過ぎて、
キュウリと喧嘩してしまったのでほどほどにしておこう。

今日は税理士が来所する。
うちは8月決算なので、前年度の決算書を作成してもらうためだ。
とりあえず必要な書類は揃えたつもりだ。
去年10月の台風直撃に加え、コロナの影響で今期の決算は惨憺たるものだ。
この状況は何時ごろまで続くのだろう？
何か新しいことを始めようにも、弱小零細企業ではたかが知れてる。
安売りの過当競争には巻き込まれたくないし、
薄利多売では体力のある大手には勝ち目がない。
根拠のない無謀な値引きも相場を壊し、後々自分の首を絞めるだけだ。
ぬるま湯に浸かった気で待つしかないのか？

とりあえず決算書類を渡さないと手術入院も出来ない。
その先何を感がえるにしても、退院してからだ。


つづく。


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