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腹腔鏡(内視鏡)手術

入院日記の続きです ↓


10月15日 木曜日

02:00 起床
手術の朝は早かった。
昨夜、孤独に耐えられずに、不覚にも20時に寝てしまった。
まあ、6時間も眠れば充分でしょ。
だが早起きしても、こなすルーティーンが無い。。。
日記を進めて、お茶を濁した。
入院前夜、妻と口論になったのを思い出した。
妻「職場に入院のことしゃべったからぁ」
俺「どこまで?」
妻「全部だよ、だってしょうがないじゃん」
俺「手術入院のこと、身内にも言ってないんだよ」
妻「だって隠せないじゃない」
俺「なんで?」
妻「。。。」
職場同様、彼女は断酒会でもペラペラと喋っている。
俺の気持ち 解らないかな? それも手術直前に。
俺はもう彼女の周りでは「アル中の肝臓がん」というレッテルが貼られたわけだ。
彼女のテリトリーには近づけないな。
余計なことは考えないようにしよう。
ちょっと廊下でも散歩して、気を紛らすかな。
モヤモヤしてばかりはいられない、あと4時間後には手術台の上だ。

08:20 看護師がお迎えに来た、いざ出陣!
手術室に向かう途中、妻と長女が来てくれていた。
「行ってくるよ」と言い残し、手術室へ。

08:30 手術台の上へ、
しまった!  ガムが口に入っている。
どうしよう。。。 えーい飲み込んでしまえ!!
「麻酔を入れていきますね」
造影剤の時よりも少しピリピリが強いような気がした。

次の瞬間、

「ななさん、起きてください」の言葉で目が覚めた。
「手術終わりましたよ」
10年前のくも膜下出血の時と同様、執刀医の顔すら見ずに手術は終了していた。
手術に要した時間は、2時間だったそうだ。
前室には、妻と娘が待っていた。
「腫瘍あったよ、焼肉のレバーみたいだったよ (笑)」
ベッドに寝かされたまま天井が流れていく、
エレベーターにも乗ったな。
ICUに到着、いろんな管が繋がれていく。
それから半日は麻酔も残っているのか、よく眠れた。
しかし、22時の消灯後が大変だった。
30分おきに寝ては起きての繰り返し、腰痛も重なり結局睡眠不足だった。


つづく。


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