また放火

昨日、また夜中の放火があった。
時刻は01時30分、
サイレンの音に飛び起きて、情報収集すると、
防災無線では「山林火災」
広域の電話では「建物火災」
メールでは「その他火災」
どれを信じて良いのか分からない。
そして今度はなんと、俺の工事現場の目と鼻の先。
2週間前の火災現場からも近い。
そして出火時刻も近い。

後輩の消防団員たちを送り出し、連絡を待つことに。
（現場に火をつけられたらどうしよう）
（引き渡しまであと2週間なのに）

30分後、後輩から電話があった。
「だいじょうぶ、のり面が少し燃えただけ、この前と同じ」
ホッとした。
しばらくして消防車が「カンカ～ン」と帰って来る音がしたので、
詰所に行って後輩たちの労をねぎらった。

被害は殆ど無かったそうだ。
第一発見者はたぶん24時間体制の火付け盗賊改め鬼の平蔵たちだろう？
今後防犯カメラ設置は必須だね。
犯人は見つかったのか？捕まえることが出来たのか？
捕まえたのならば、早くニュースで流して欲しい。
ホッとしたい。

結局それから眠れなかった。

朝7時、ちょっと早めに現場到着。
火付け盗賊改めたちがちょうど帰るところだった。
もう次にターゲットとされる場所に移動するのだろうか？
やっぱり、放火魔からの犯行声明が出ていたのか？

火災現場とされる場所には数人の近所のおじさんたちも来ていた。
でも、ココだ！という燃え跡は見つけられなかった。
ホントに早期発見だったのだろう。
昨日は一日中雨が降っていたので再燃も無かった。
8時になり、職人さんたちも集まったので現場は通常作業に入った。

つづく。



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