放火魔逮捕！

放火魔が御用となった。
警察も犯人に目星をつけての張り込みだったのだろう。
連日24時間体制で張り込みを続けてくれた警察の皆さんには感謝しかない。
放火騒ぎは先月11日（建国記念日）から始まった。
工事現場の屋根の上で作業をしていたら、
赤いヘリコプターがすぐ近くを低く飛んでいた。
その日のニュースには、連続不審火と報道されていた。
2回目はその2週間後、いずれも木曜日、
2回目から2週間経ったので、そろそろヤバいなと思っていた。
もし工事現場の建物に放火されたらどうしよう？　
と、気が気じゃなかった。

8年前の春先にも今回と同じような不審火が毎週月曜日に発生した。
消防団員の中では「MONDAY MAN」と恐れられていたが、
今回のように、張り込み中の警察官によって現行犯逮捕となった。
そのとき俺は現役の消防団員だったので、
仕事の途中に毎回駆り出される団員たちの苦労は痛いほどわかる。

昨日のニュースによると、放火をしたのが午前1時ごろ、
サイレン吹鳴が1時半ごろ。
鬼の平蔵による現行犯逮捕だったのだと予想する。
周辺では不審な山林火災がほかにも6件相次いでいて、
犯人は、それらへの関与をほのめかしていると言う。
犯人の住所氏名年齢も発表されていた。
精神疾患を持つ人のようだ。

中には足利や青梅の山林火災と関連付ける人も居るが、
今回の連続放火は別物だった。
これで1ヶ月にも渡った放火事件も解決し、
夜も安心して眠れる。

張り込み中の警察車両の隣で毎日工事をしていたので、
「もしかすると、俺たちも容疑者の1人だったのかも知れないよ」
と、職人さんと話していた。
容疑も晴れて、そちらも一安心だ。
　　　

昨日は、長男を長女の住むアパートまで送った。
長男が新潟に帰る前に2人で「シンエヴァンゲリオン」を見て、
それから新幹線に乗って帰って行った。
新潟に帰っても、1都3県に行ったヤツは1週間の自宅謹慎だそうだ。
変異株も増えているし、その変異株もさらに変異を続けているようなので、
緊急事態宣言解除延長が解けても、今後とも注意が必要だ。

つづく。



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