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SBIRTSについて

SBIRTSについて勉強してみた。

SBIRTSとは、飲酒に関する悩みを抱える方や家族へ、
入院や通院といった適切な治療に繋げると同時に、
同じ悩みを抱える人が集まり支えあう集団(自助グループ)に
繋げることを目的として推進している。
SBIRTSの考え方
① Screening・スクリーニング・・「飲酒度」を「ふるい分ける」AUDIT,KAST,CAGE 等
② Brief Intervention・・・・・・・ 簡易介入 “危険な飲酒”患者には、節酒を勧め、
                     “乱用”や“依存症”患者には断酒を勧める
③ Referral to Treatment・・・・・ 専門治療への紹介 専門治療の必要な患者には「紹介」を行う
④ Self-help group・・・・・・・・自助グループへの紹介 医療機関や健康診断機関のスタッフが、
                強力に 自助グループへ紹介する
SBIRTSとは、SBIRT (簡易介入法)に、
③のSelf-help group(自助グループ)の「S」を連結した考え方である。

AAや断酒会は、SBIRTSの「S」の部分をどの程度理解し、
どの程度受け入れ態勢が取れているだろうか?
役員さんや熱心な会員さんは「SBIRTS」と聞いただけで、ピンッ!と来るだろうが、
俺を始めとする一般会員は、「だから何?」って感じかも?
特に俺のような「白黒人間」「0-100人間」にとっては、
断酒ありきであり、節酒と言う考えすら浮かばない。
自助グループに関しても、同県同支部の例会やミーティングにしか足を運んでいないので、
周りが見えていないから、紹介や助言ができるような立場ではない。

専門治療を開始した患者に、自助グループのメンバーから直接招待を受ける場面を作ることで、
自助グループにつながる率が飛躍的にアップすると言う。
具体的には、外来診療後に断酒会員と電話で話す方式や、
病棟で退院前の患者のもとに断酒会員が訪問する方式が始まっているそうだ。
治療機関で自助グループのミーティングや例会が行なわれていても、
そこに患者の一人として参加するだけでなく、
会員から直接「あなたを待っていますよ」と招かれる意味が大きいという。

わかる、わかるよ。
でも仕事じゃないんだから、そこまで突っ込んだ作業は俺には不可能だ。
コロナが一向に沈静していない中、
空いた時間に自分勝手にブログUPやメールを打つくらいがちょうど良い。
俺自身、例会やミーティングにも時間を割くのが厳しくなって来ている。
精神病院退院直後は、体力も戻っておらず、仕事も薄かったし、
何より再飲酒への恐怖から、病院にも例会にも足繁く通った。
断酒5年目を迎えた現在は、ブログテーマにもあるように、
アルコール依存症(否認からの脱却)
その中の「第二の否認」からの脱却にチャレンジしている最中である。
酒を止めただけで満足してはいけない。
酒を止めてからどう生きていくか、そちらに重きを置いている段階だ。

俺の場合、アルコール依存症の他にも、
肝硬変、肝臓がん、大腿骨骨頭壊死?を併発しており、一生断酒を前提に物事を考えている。
至れり尽くせりも良いが、個人の自主性にも目を向けるべきではないか?  

つづく。


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