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命の境界線

今朝、ネコのトイレ掃除のとき、
猫のトイレの中に1匹のゲジゲジが入って脱出不能になっていた。
ネコのウンチを入れながらそのゲジゲジもすくってしまい、ビニール袋にIN
密封してしまうのもかわいそうなので、そっと窓の外に逃がしてあげた。

そこでふと思った、虫ってどこまでが殺して良い虫なんだろう?と。
蚊やゴキブリは容赦なく殺せるがバッタやクワガタは殺せない。
体長何センチまで? 害虫だから?

そのほかにも、我々の普段の食生活の中では、
ニワトリは食べるがスズメやツバメは食べない。
豚牛は食べるが犬猫は食べない。
クジラは食べるがイルカは食べない。
その土地土地の食文化によって多少の違いはあれど、だいたいそんなところ。

それ以外にも境界線がハッキリしないグレーな部分はたくさんある。
ハラスメントとおやじギャグ、虐待と躾け、公営競技とパチンコ、など。
俺の病気で言ったら、酒好きとアルコール依存症。

最近巷で問題になっている若者による市販薬のオーバードーズ、
アルコールや禁止薬物もオーバードーズだが、
市販薬は、処方箋がなくても薬局やドラッグストアで自由に購入でき、
その対象となっていることもアルコール依存症と似ている。

不安や葛藤、憂鬱な気分を和らげたいなど、
精神的な苦痛から逃れる為に市販薬をオーバードーズしてしまうケースが多い。
家族や職場、学校など、周囲に相談することができないほどの深刻な悩みを1人で抱えてしまい、
これらを乗り越えるために市販薬をオーバードーズしてしまうケースも多い。
この辺もアルコール依存症と酷似している。

中には、風邪薬を一度に何十錠も飲む人もいるそう。
医薬品のオーバードーズによる中毒症状は、違法薬物よりもひどいと言われている。
主な症状は、幻覚や興奮状態、強い幸福感や、思考力の低下、知覚過敏などで、
体内の薬剤の成分が抜ける「離脱症状」がひどく、
強い不安感やけいれん、動悸、吐き気、悪寒、さらには力が入らず動けなくなる場合もある。
決められた用法・用量を守らなければ、急性毒性のために死んでしまったり、
使い続けることで依存症に陥り、薬なしでは生活できないという状態になってしまうというところは、
アルコール依存症や薬物依存症と何ら差はない。

アルコールも市販薬も、「適量」を超えると、いくらでも危険薬物になりうる。
白でも黒でもないグレーな部分をの残しておくことも大切だが、
命にかかわることなので、この辺はちゃんと境界線をはっきりさせておかねばならない。


つづく。


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飲まずにはいられない

ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア軍の死傷者のうち、
多数の兵士らが戦闘以外の原因で死亡しているらしい。
ロシア軍内で、飲酒に関連する偶発的な事故や犯罪行為による死亡がかなりの数に上っている。
ロシア社会の飲酒の習慣から、軍内では作戦の遂行中でさえ、
飲酒が暗黙の了解として認められているそう。
訓練なしで戦地に派遣され命の保証はないとなれば、飲まずにはいられないだろう。

ロシア人はウォッカを飲む習慣があり、アルコール中毒も多かった。
だが、国家レベルでのアルコール依存症対策で、ロシア人のアルコール摂取量は年々減っている。
それに、実際は日本よりも飲酒の頻度は低い。
ロシアでは、理由もないのに日常的に飲むようなことは不適切と考えられているようで、
もちろん毎日のように飲んでしまう人もいるにはいるが、
それはアルコールに溺れた一部の人たちであって、
決して平均的なロシア国民の姿というわけではない。

日本のように、毎日自宅で楽しく晩酌とか、今日も今日とて居酒屋で飲みニケーションとか、
そういったことはロシアではほぼない。
ロシア人の、「ウォッカの飲み過ぎで早死に」は短絡的で、
アルコール消費量の増加だけが死亡率上昇の原因とは考えにくい。
総死亡率、外因死が一斉に増加したのには、「ストレス」が関わっていると考えられる。


いま流行のChatGPT使ってみたが、
発言用原稿の作成や季節の挨拶の例文みたいなものには役に立つ。
ただ、今後問題になってくるであろう問題はは、
・学生の宿題や大学の小論文がなし崩しになる。
・フェイクニュース記事が大量生産できる。
・マルウェア作成が容易になる。
・人間のライターがいらなくなり多くの人が仕事を失う。などなど
ChromeではGoogle翻訳が邪魔するので、MSEdgeで開いている。
また、スマホには連動させていないのでセキュリティに関してはMicrosoftさんにお任せ。


いじめ保険というものがあるそう。
いじめと言っても現代は暴行や脅迫と同じで、事件にまで発展してしまうケースもある。
予防と言う意味では、車で言うドライブレコーダー装着みたいなものだろうか?
「子供のケンカに親は口を出すな!」の時代ではなくなったんだね。
それに、親同士のいじめや仲間はずれもあるのだとか?
ネット上で、相手の顔の見えないところでの陰湿ないじめが増えているんでだろうね。
ただ、いじめられたらすぐに弁護士に頼ることで、
教師や友人とのコミュニケーションが取りづらくなってしまうのではないか?
保険に加入していることが判明したら、逆に周りから距離を置かれてしまうのではないか?

俺たちの時代は、親や教師に対する反抗(家庭内暴力、校内暴力)や、
他校とのトラブル(抗争)はあっが、仲間同士のいざこざは少なかったような気がする。
中学高校は1年から3年までタテ社会だったし、コミュニティーも部活単位だった。
女子に関しては、「派閥」があったので、”めんどくせー”と思っていた。
うちの子たちは、中学まで田舎で「みんな仲良く」だったので、
高校に入って、都市部の子とのギャップに苦労したそうだ。 


つづく。


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借りて来た猫

例会からの帰りの車中、妻との会話の中で妻は、
「私はココじゃなく、違う自助グループのほうが良いんじゃないかって思い始めた」と言った。
アルコール依存症酒害者の家族である妻は、「共依存」に関心を持っていた。
そこから、彼女の父親(俺の義父)の、妻子に対するDV(暴言)や、
AC(アダルトチルドレン)について深く勉強するようになった。
昨夜もDVに関するZoomミーティングで部屋から出てこなかった。
月末には都内で催されるDVに関する講座に出席するそうで、
「おとーちゃんも行く?」と聞かれたが丁重にお断りした。
だって俺DVしてねーし、されてねーし、
妻からのプレッシャーを吸収して消化するのに苦労しているくらいだ。
俺も以前から、「彼女は断酒会じゃないよな」とは思っていた。
最近では、DV,AC,ネグレクト、ハラスメント、女性差別などの話は、
妻の前では安易に話せなくなっている状態だ。

そして、いま問題になっている女性支援団体の話題になった。
妻「あれってどう思う?」
俺「詳しくは知らないけど、そのうち答えが出るんじゃないの?」
 (うわ~来たよ、俺に意見を求めるなよ~、怖いよ~)
妻「それじゃダメなんだよ!」
俺「そうなの?」 END

日頃から妻や子供に対しては、暴言を吐いたり自分の意見を強要しないように心掛けているつもりだ。
俺は人に対して、男性だから、女性だからと、
性別による差別のような言動をしないし思ってもいない。
男性だろうが女性だろうが、ひとりの人間として接するようにしている。
職業柄オジサンばかりの中に居るので、口調が荒っぽくなることもあるが悪意があるわけではない。
逆に「男なんだから」とか「男のくせに」とか言われて、
嫌な役を押し付けられたり、ハズレくじを引かされたことのほうが多いような気がする。
ただ妻も、俺が本気でキレると手を付けられなくなるほどに爆発してしまうのを知っているので、
ほどほどのところで追及を止める。

最近妻はスマホとにらめっこしている時間が多い。
いろんな情報を得て吸収しているため、不用意に時事ニュースについて喋れない。
ニュースの見出しだけを読んで「こんなことがあったんだね~」なんて言うと、
深くまで記事を読み込んでいる妻は、持論を語り出し、
そのニュースに対する俺の意見を求めてくる。
深いところまで知らない俺は、正解がわからないから「よくわかんない」としか答えられない。
てか、不用意に持論を喋ってそれが妻の意見と違うと、機関銃のような攻撃にあってしまう。

当時新婚だった30年前から、激高する妻を前に黙っていると、
「時間が解決すると思ってるんでしょ⁈」と言われていたことを思い出す。
そういえば俺の親父もそうだった。
外では楽しい人と言われていたが、家の中では借りて来た猫のように無口だった。

親子って似るもんだね(笑)


つづく。


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親が入社式に出席

坂本龍一さんが亡くなった。
当時中学生だった俺はYMOの音楽に衝撃を受けた。
YMO、ソロの坂本さん、細野さん、はっぴいえんど、矢野アッコちゃんの音楽は、
今でも車とスマホに入っていて聴き続けている。
坂本さんは癌が身体中に転移し、帰らぬ人となった。
弱音を吐かなかった坂本さんも医師に「つらい。もう、逝かせてくれ」と頼んだそうだ。
俺も2年半前に肝臓がんの手術を受けている。
肝細胞癌は、必ずと言って良いほど再発する癌だ。
俺もその時が来たら、坂本さんのように悔いなく最期を迎えることが出来るのだろうか?

コロナも一段落し、対面での入社式を再開する企業も増えている。
最近では親が入社式に出席すると言ったケーズもあるという。
実際に出席したという親は1割を超えたそう。
来るのを良しとする企業、行こうとする親、来ても良しとする子供。
旧式人間の俺にはまったく意味がわからない。
終身雇用が当たり前の時代でもないし、いったい何が起こっているんだ?

最近では、子どもの入学式や卒業式、運動会などに祖父母まで参加する時代。
俺は保育園も小中高校も、子供の入学式や卒業式に出席したことはない。
保育園と小学校の運動会は、保護者会とPTAの役があったので出役した。
妻は、小中高の入学式や卒業式、運動会、文化祭にも行った。
もちろん成人式にも付いていった。
もし俺が子供の立場なら、親には見せたくない姿が学校内にはあった。
特に高校は男子校だったので、絶対に来てほしくなかった。

しかし現在の子ども側の視点に立つと、
「恥ずかしい・気まずい」「本人が成人しているので親は保護者ではない」
といった否定的な声が聞かれる一方で、
「晴れの舞台を見てほしい」「見守ってほしい」「安心させたい」
といった肯定的な声も見受けられるそうだ。

子育ての最終ゴールとは、子どもを自立させることだと思う。
そのためには、双方がある一定の時期にお互いから離れる時期が必要になる。
賛否の意見があり、家庭と会社との間での人とのつながり方(関係性の多様性)は、
すべてが正解であると認めることが大切なのだと言うが。。。

会社側からすれば本当の狙いは別だと思う。
親に入社式まで来てもらった会社だし
なんとなく辞めにくい雰囲気を醸成するつもりではないだろうか。
裏の顔を持った会社側の人による親への好印象アピールのための入社式なのかも(笑)


つづく。


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現代の酒は贅沢品

昼例会に参加した。
年度初めなのに多くの人が集まっていた。
若い人からベテランさんまで、酒害者本人のみならず家族の人の顔も多かった。
なので、アルコール以外にもDVやACの話題も次々と出て、
内容は多岐に渡り、とても興味深い話を聞くことが出来た。
しかし俺が例会に行った理由は、途中で役所に寄って書類を提出したり、
帰り道のホームセンターでネコたちのゴハンを買うというのが目的だったが、
それは同行した妻には言っていない。

酒タバコはむかしストレス発散や癒しのための嗜好品だった。
しかし現在は、酒 = 嗜好品から贅沢品になりつつある。
良い家に住む、良い車に乗る、海外旅行に行く、良い酒を飲むは、
一握りの富裕層の身に与えられた特権で、一般庶民には夢の中の話となりつつある。

金がもったいないから飲みに行かない、パチ屋にも行けない。
アルコール依存症者やギャンブル依存症者を製造しづらくなってはいるが、
そんな中でも依存症者の種類、ジャンルが変わって来た。
家に籠っていてもできる宅飲み、ネットカジノ、ネットで借金、
コアなアルコール依存症者、ギャンブル依存症者はなかなか減らない、
というか、ねじ曲がった形で逆に増えているくらいだ。

深刻な少子化社会の日本、
異次元の少子化対策の裏では、結婚したくてもできない、子供は作れないという人も多い。
結婚は贅沢、子供は嗜好品となりつつある。
異次元〇〇や骨太□□は、バカな客を釣るためのキャッチコピーでしかない。
20年後、30年後を見据えている政治家はいない。
なぜならば、そのころ彼らは議員ではないからだ。

親になる側からしたら、金銭面で後々子供が苦労をする、
子供は子供で、自分たちがいるから親が苦労する、
そういった考えに行きつく。
経済的な格差以上に心理的な格差も生まれてしまう。

正社員カップルは子供が産めるが、
非正規やフリーランスや自営業の人たちは子供が産めないという格差が放置される。
本当の意味での少子化対策とは、1票目当ての子育て支援バラマキ作戦ではなく、
重視すべきは、結婚に踏み切れない人たちへの対処だと思う。

一流大学、一流企業のみ残し、大多数の一般庶民は排除、淘汰され、
異次元の少子化対策によって守られた裕福な家庭で増産される子供たちだけになれば、
政府が望む、撰ばれしエリートのみの素晴らしい日本になると思うよ。(皮肉)


つづく。


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”ヒマ”は天敵

昼休みに一時帰宅し昼食を取った。
俺の足音がすると、3匹のノラたちも昼寝から目が覚めたようだ。
俺が事務所に戻ってくると、ノラたちはニャーニャー鳴いてすり寄ってくる。
この時間は3匹のごはんタイムでもあるのだ。
カリカリに夕食の残りのアジを切り刻んだものを混ぜたら、
奪い合うようにがっついて食べていた。

その後、散りゆく桜を見ながら玄関わきの椅子に腰かけ昼休憩を取った。
前の道を通るトレッキングの人たちが口々に、
「きれいな桜ですねー」と声をかけてくれる。
でも、桜を見てくれるのは通り過ぎる間の10秒だけ。
消防団の分列行進で言う「かしらーなか!(頭中)」みたいなものだ。
ウチの桜は建物と建物の間にある駐車場に立っているので、遠くからは見えない。
急に大きな桜の木が出現するのでビックリするようだ。

トレッキングの人たちは、俺の周りにいる3匹のネコたちにも気づく。
「ネコちゃんおいでー」と言うが、ネコたちは建物の後ろに隠れてしまう。
そりゃあそうだ、3匹ともノラだからね。
俺にだって空腹のときしか近寄ってこない。
すると、それを見ていたシロが事務所の窓から「にゃ~」と鳴く。
「あら、あそこのも白いネコちゃんがいるよ」ってことになる。
20分ほどそこで休憩し、午後の仕事に向かった。


前年度の残工事が無ければ、年度初めは仕事も薄い。
今年はそのパターンだ。
段取り良く前年度を終えることが出来たことは喜ばしいかぎりだが、
GWまで前年度を引きずっているくらいのほうが、
ヒマが天敵であるアルコール依存症の俺にとっては、
どうも落ち着いてゆっくり構えることが出来ない。
数年前は、その「暇」を持て余し、不安な気持ちが増幅され鬱になり、
朝昼晩問わず4リットルペットボトルをお湯で割ることとなってしまった。
そんな過去があるから、ヒマな時こそ何かせねばと、
無理やり仕事や用事を作ってスケジュール表を埋める。

ということで、暇つぶしと言っては失礼だが、妻と一緒に断酒会の昼例会に参加してきた。
例会の途中で何度か仕事の電話がかかって来て落ち着かなかったが、
とりあえず半日分のスケジュールを埋めることに成功した。
帰りにホームセンターで家ネコみぃのカリカリを買って来た。


つづく。


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タイヤ交換

俺「明日は休日だから、晴れたら一緒にタイヤ交換しよう」
妻「わかった(渋々)、洗濯が終わってからね」

翌朝、
妻「台所の洗い物しておいて」
俺「わかった、ネコたちのゴハンが終わってからね♪」
 「午後、タイヤの入れ替え手伝ってね♪」
妻「え~、洗濯があるし~、台所片づけなくちゃだし~、2階も片づけなくちゃいけないし~」
 「だったらそっちも手伝ってよ」
俺「いいよ、でもどれをどう片付けたら良いかわからないから指示してね」
妻「やってみなくちゃ私だってわからないよ」

ん? 
なんだか話があさっての方向に向いて来た、軌道修正しなくちゃ。
俺「とりあえず順番を決めよう」
妻「ブツブツぶつぶつ・・・・」
俺「わかった。もういいよ」

結局妻はタイヤ交換がめんどくさいのである。
文句を言われないように、あらかじめ前日から約束していたのに。
妻の言う台所や2階の片づけのことは何も聞いていないから予定に入っていない。
でも言われたからには、調整して片付けの時間を作るようにした。

いつまで待っても無駄だと判断し、タイヤ交換は俺がした。
ホントは手伝ってもらうより俺一人のほうが作業性も良いし短時間で済む。
でも、タイヤ交換をするのは妻が毎日乗っている車である。
パンクした時にスペアに換えられるよう作業方法だけ伝授したかった。
それにコミュニケーションを取るのも良いのではないかと思っただけだ。

タイヤ交換を終え、ついでに洗車とワックスをかけ終わり、
事務所に戻ってメダカの水槽の水替えをした。

昼に家に戻ると、妻は居間でスマホピコピコしてた。
妻「タイヤ交換、いつやる?」
俺「終わったよ」
妻「あ、そう」
そしたら急に台所の掃除をし始めた。
ヤバいと思ったのだろう。
結局俺もそれに付き合わされた。

何も無い日曜日だった。


つづく。


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世代間ギャップ

先日、映画「PLAN 75」を見たと書いた。
75歳の人が“死を選べる”社会になった日本…みたいな映画だ。
この映画のように、そんな制度が出来たとしたら、
死を選ぶ人も少なからずいるのではないか?
俺は持病のために75歳まで生きること不可能だろうが、
子供たちへの負担を考えると、
健康体だったならきっと「YES」と言うだろう。
癌が再発転移を繰り返しても、延命措置よりも緩和ケアを望む。

長生き出来るのは金持ちだけとなってしまうのか?
結婚して子供を持てるのも金持ちだけとなってしまうのか?

高齢者と若い世代の考え方のギャップ、
自分が後期高齢者になったときに自分が年金で生活していけるのかという不安と、
若いエリートたちが弱者を冷笑するような文化がある。
そもそも能力がある人とない人に分けること自体に無理があり、その区別は誰がどう作るのか?
単純に世代間のいがみ合いをした所で、事態は変わらない。
高齢者叩きが起きているのは、日本が貧しくなったからだと思う。
少なくなって来る取り分を、世代間で奪い合うようになったようなものだ。

高齢者福祉を削り子育てなどの予算を充実させるべきという意見がある反面、
高齢者福祉を削るとその子ども世代が自己資金で親を支えなければならなくなる。
シニア世代と若者世代の利害は、単純に対立しているだけではないのだ。

日本の社会保障制度は、標準的家族を前提としている。
しかし実際は雇用の流動化などの標準的から外れるような社会の変化はどんどん進んでいるのに、
社会保障制度は以前のままだ。
高齢者が責められるのは、自分たちの作り出したモデルが無理ありすぎなのに、
勝手に作ったモデルを、そのまま次世代以降に従わせようとする。
社会保障制度の見直しと雇用問題で氷河期を救えていたら、
団塊ジュニアたちが親になるころには、
少子化のグラフも少しは緩やかな曲線だったのではないか?

国民から預かった社会保険料を「運用」と言って少子化になることも想定せず目減りさせ、
大企業と投資家しか儲からないシステムにして格差はどんどん広がった。
その事がなければ年金制度はもっと充実していたはずで、
高齢者ばかりが責められることも無かったのでは?

ずっと高齢者の支持を集めようと高齢者寄りの政策に偏りすぎていたことが問題だった。
急に手のひらを返して少子化対策にシフトしようとしているために世代間の摩擦が生じている。
俺も近い将来高齢者になるが、できれば自分達の子供に俺たちのような負担を負わせたくない。
減少していく労働人口で高齢者と子ども両方背負っていくのは無理な話だ。

週明けの朝なのに、スッキリしない日記になってしまった。
気持ちを入れ替えて今週もがんばろう♪


つづく。


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腰の疼き2023春

桜も散って駐車場の車は水玉模様だ。
乗り出すたびに掃除するのがめんどくさい。
しかし、苦労の甲斐あって車はキレイでいられる。

今日は妻と娘の車のタイヤを夏タイヤに交換する予定なのだが、
週末から腰の疼きか止まらない。
また椎間板ヘルニアが起きても困るので、作業には細心の注意が必要だ。

2年前のちょうど今頃もこんな感じだった。
足の付け根がたまに激しく痛み始め、日を追うごとにその痛みは増していった。
たまにギックリ腰の時のような痛みを足の付け根に感じる時もあり、
多量長期間飲酒による「大腿骨骨頭壊死」を疑った。
その痛みは、しばらくすると治まるのだが、
「今? なぜこのときに??」みたいに、ふいに襲って来た。
もし大腿骨骨頭壊死ならば、
壊死した部分は生きた骨の持つ修復能力がないため、
壊死の範囲が大きかったり部位が悪かったりすると、
しばらくして形がつぶれてしまい、強い痛みを出すことがある。
いずれ同様の強い痛みを生じ、これを繰り返しながら、
股関節の変形や障害が進んでしまうことが多い。
俺は、原因の一つでもある「長期間の多量の飲酒」に当てはまる。

腰部脊柱管狭窄についても調べてみた。
腰の部分の椎骨の脊柱管が狭くなり、その中を通る神経が圧迫されて、
腰痛だけでなく下半身のしびれや痛みなどが起こる病気。
原因は、加齢によって椎骨が変形したり、
脊柱管の後ろ側にあるじん帯が厚くなったりする。
早い人では40代後半から発症し、年をとるにつれて発症頻度が高くなる。
腰部脊柱管狭窄は、筋肉、骨、関節などの運動機能が障害され、
立つ、歩くといった機能が低下するロコモティブシンドロームの1つ。
日常生活が不自由になるだけではなく、
進行すると介護が必要となる危険性が高まる。

2年前のGWには腰痛を理由に、子供たちに手伝ってもらって、
畑で春植え野菜の植え付けと、山でタケノコ堀りをしたのがトドメとなった。
ビキッ! と、電流が走り激痛で立ち上がれなくなった。

結局、MRIで腰部椎間板ヘルニアと言うことが発覚し、
松場杖と車いす生活で、3ヵ月間デスクワークを強いられた。
痛み止めのブロック注射の激痛を今でも鮮明に覚えている。

今回は2年前の悪夢の再来とならぬよう慎重に行動せねば。


つづく。


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くも膜下出血と記憶障害

俺は49歳でアルコール依存症と重度の肝硬変と診断された数年前、
42歳の時にくも膜下出血で開頭クリッピング手術を受けている。

その前日は酒宴に参会しており、「日付が変わったから帰ろう」という時間まで飲んでいた。
翌日朝10時ごろ、工事現場で配達中に材料を肩に担いだまま目の前が真っ暗になり倒れた。

子供のころからしばしば貧血で整列中に倒れていたので、
また貧血か飲み過ぎによる脱水症状だと思っていた。
少し車の中で休んでいたが、激しい頭痛と大量の汗、それに吐き気が止まらなかった。
その場に居続けては現場の人に迷惑だと思い、残りの材料の荷下ろしを終えその場を去ることにした。
やっとの思いでコンビニまでトラックを運転していったがそこで力尽きた。
家の人に電話を入れ、「運転できそうにないから2人で来てくれ」と、迎えに来てもらうよう頼んだ。

体調はどんどん悪くなり、結局途中にある消防署の本署に電話を入れ、
消防団員だったので、消防署の直通電話を知っていた。
車で消防署まで行き、そこから救急扱いで病院に搬送してもらい、
そのまま緊急手術、そして約3週間の入院となった。
そのとき俺は一度命を拾われ、後遺症も無く生きることが出来ている。

くも膜下出血では30パーセントの人は治療により後遺症なく社会復帰するが、
約50パーセントは初回の出血で死亡するか、病院にきても治療対象とならず、
残り20パーセントでは後遺障害を残す。

毎年10万人あたり20人がかかると言われるくも膜下出血。
命を落とすことや麻痺が残ることがあるが、よくみられる後遺症に記憶障害がある。
高次脳機能障害とは、記憶や思考、計算や判断などを行う知的な脳機能に障害を生じる。
短期記憶と長期記憶のうち、
くも膜下出血の後遺症としてみられる記憶障害は、どちらかというと短期記憶が影響を受ける。
通常、出血する前の記憶は影響を受けないが、
新しい情報や事実を思い出すことに問題が発生することがある。
例えば待ち合わせの場所や時間を忘れる、
また、ある程度の計画を必要とする課題の実施が困難となることがある。
計画して順番にこなしていく必要があるタスクが、特に実施できなくなる傾向がある。
このような症状は、くも膜下出血を発症した直後は目立ちにくいもので、
記憶障害の症状に波があることもあり、発見が遅れてしまうことがある。

情報を反復復唱し、メモ帳やスケジュール帳を活用し、論理的に情報の想起を試みること、
俺が毎日ルーティンを決め、スケジュールに合わせたの生活を送る努力をしているのは、
アルコール依存症回復とともに、
くも膜下出血による後遺症である記憶障害の早期発見のためでもある。


つづく。


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