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親が入社式に出席

坂本龍一さんが亡くなった。
当時中学生だった俺はYMOの音楽に衝撃を受けた。
YMO、ソロの坂本さん、細野さん、はっぴいえんど、矢野アッコちゃんの音楽は、
今でも車とスマホに入っていて聴き続けている。
坂本さんは癌が身体中に転移し、帰らぬ人となった。
弱音を吐かなかった坂本さんも医師に「つらい。もう、逝かせてくれ」と頼んだそうだ。
俺も2年半前に肝臓がんの手術を受けている。
肝細胞癌は、必ずと言って良いほど再発する癌だ。
俺もその時が来たら、坂本さんのように悔いなく最期を迎えることが出来るのだろうか?

コロナも一段落し、対面での入社式を再開する企業も増えている。
最近では親が入社式に出席すると言ったケーズもあるという。
実際に出席したという親は1割を超えたそう。
来るのを良しとする企業、行こうとする親、来ても良しとする子供。
旧式人間の俺にはまったく意味がわからない。
終身雇用が当たり前の時代でもないし、いったい何が起こっているんだ?

最近では、子どもの入学式や卒業式、運動会などに祖父母まで参加する時代。
俺は保育園も小中高校も、子供の入学式や卒業式に出席したことはない。
保育園と小学校の運動会は、保護者会とPTAの役があったので出役した。
妻は、小中高の入学式や卒業式、運動会、文化祭にも行った。
もちろん成人式にも付いていった。
もし俺が子供の立場なら、親には見せたくない姿が学校内にはあった。
特に高校は男子校だったので、絶対に来てほしくなかった。

しかし現在の子ども側の視点に立つと、
「恥ずかしい・気まずい」「本人が成人しているので親は保護者ではない」
といった否定的な声が聞かれる一方で、
「晴れの舞台を見てほしい」「見守ってほしい」「安心させたい」
といった肯定的な声も見受けられるそうだ。

子育ての最終ゴールとは、子どもを自立させることだと思う。
そのためには、双方がある一定の時期にお互いから離れる時期が必要になる。
賛否の意見があり、家庭と会社との間での人とのつながり方(関係性の多様性)は、
すべてが正解であると認めることが大切なのだと言うが。。。

会社側からすれば本当の狙いは別だと思う。
親に入社式まで来てもらった会社だし
なんとなく辞めにくい雰囲気を醸成するつもりではないだろうか。
裏の顔を持った会社側の人による親への好印象アピールのための入社式なのかも(笑)


つづく。


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