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来年の桜は見られるか

森永卓郎さん(66歳)の記事、
原発不明がんというがんの場所がわからない新しいがんと闘病中の森永さんは、
「三途の川が見えた」と言った。
医者から「たぶん、来年の桜は見られない」と告げられたそうだ。

森永さんは66歳、俺と10歳の差だ。
今朝、現在満開のウチの桜を見上げながら、
「俺も近いうちにそうなるんだろうな、あと何回満開の桜が見られるかな」と思うと、
改めて過去のバカだった自分を反省した。
少子高齢化が加速する昨今、俺の肝細胞癌が再発転移したとしても、
決して無理やり延命治療を要求してまだ長生きしようとは思っていない。
これ以上、人に迷惑を掛けながら死んでいくのはイヤだ。

再発は数年後かもしれないし来月のMRIで発見されるかもしれない。
再発したら、再発した場所が良ければまた切除手術かラジオ波焼灼療法をするだろう。
困難な場合は、塞栓療法、薬物療法、放射線治療か。

全ては不摂生をした自分への罰だと思っているが、
早く死んで妻や子供たちに迷惑を掛けたくないと言う気持ちもある。
出来る限り身体を気遣い今の健康を保ち、家族や周囲の人たちへ恩返し、罪滅ぼしがしたい。

俺が吐血下血で腰が立たなくなり精神病院に強制搬送されたのもちょうどこの時期、
家族は「72時間以内に変化があれば命に関ることになるかもしれない」
と医師から言われていた。
俺も三途の川が見えていたのかもしれないが、酔っぱらっていたので記憶が無い。
たぶんウチの桜は満開か、散り始めだったと思うが、
身体も脳ミソも酒で麻痺して、転ばないように下ばかり見ていたので、
満開の桜の花を見上げる余裕もなかったと思う。

入院した当初、妻は車で1時間半の道のりを毎日のように面会に来てくれていた。
俺は点滴解毒を受けながら鉄格子で囲まれた保護室の中に居た。
布団にくるまって丸くなり、妻の声掛けへの反応も薄かった。
身体から酒が抜けて朦朧としていたのか、面会に来てくれた妻や姉に対し俺は、
「面会ご苦労様です」と言ったそうだ。
妻は、「あぁ、あの人はもうこっちに帰って来ないかもしれない」と思ったそうだ。
そんな俺を見て姉は泣いていた。
面会からの帰りに、病院の近くの河川敷の桜が散りゆくのを見ながら、妻も涙が出たと言う。
あの時の光景がフラッシュバックするから、今でも桜はあまり好きではないそうだ。


つづく。


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