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夫の急逝について

昨日の日曜日は天気も良く、春らしく気温も上昇した。
昼間に買い物に出たのだが、道を走る車の量も多かった。
コロナ前まではあまり見かけなかったオートバイの数も目に見えて増えている。
コロナ禍でバイク買っちゃったから乗らないわけにはいかないんだろうな。
十年以上前の話だが、友人たちが「昔みたいにバイク乗ろうよ」と誘われたが、
「寒いし暑いし、カッパ着るのがイヤ」と断った。
数人はバイクを買ってツーリングクラブを作ったが、数年で売り払っていた。
人間は一度四輪に乗ってしまうと二輪には戻りづらいものである。
ワイパーとエアコンはあるし、荷物も積めるし何人も一台に乗れる。
それにドアを閉めれば1人の空間となる四輪車のほうが俺には適していると思う。


「夫の急逝で妻の年金受給額が激減」という記事を読んだ。

俺はアルコール依存症だ。
それだけならまだ良いのだが、俺の場合は肝硬変と肝細胞癌もやっている。
酒を止め、身体には充分気を使って生活しているつもりだが、
がんが再発転移を繰り返せば、年金受給できる歳まで生きていられるかわからない。
そこで、「年金の繰り上げ需給を考えようかな?」と言うと妻は、
「いいよね、自分のことばかり考えられて」
「残された方はたまったもんじゃないよ」と。
裏を返せば「いいよね、勝手に好きな酒飲んで早く死ねるんだから」
と言われているようなものだ。
自業自得ではあるのだが、今更ながら過去に自分のとった行動が悔やまれる。

妻は31年前、25歳で結婚していわゆる寿退社した。
25歳を過ぎたころ、周りにもそんな人が多かった時代だ。
当時東京の商社勤めだった妻のほうが、一介の建築現場監督の俺よりも、
月給に加え賞与も含めるとはるかに収入は上だった。
妻は第一子が生まれるまで、ある記念館の蔵書整理のパートをしていた。
そして末っ子が高校入学した年から図書館のパート勤めを再開した妻は、
「扶養に入らないでもっと早くから働きに出ていればよかった」と言っている。

いまの年金制度は、妻より早く死ぬ夫が生きている間のことしか考えてない制度。
そんなお爺さんたちが作った制度だ。

中高齢寡婦加算についても勉強した。
年金に関してはこちらから申請しないとやってくれない事が多々あるようだ。
中高齢寡婦加算とは、40歳以上65歳未満の夫に生計を維持されていた妻に支給される年金。

進む高齢化につき、年金問題はベビーブーム世代が逝くまではこの先ずっと厳しくなる一方。
生活水準は高くしてしまうと下げることは難しいから、日頃から贅沢せず節制しているつもり。


つづく。


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