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命の境界線

今朝、ネコのトイレ掃除のとき、
猫のトイレの中に1匹のゲジゲジが入って脱出不能になっていた。
ネコのウンチを入れながらそのゲジゲジもすくってしまい、ビニール袋にIN
密封してしまうのもかわいそうなので、そっと窓の外に逃がしてあげた。

そこでふと思った、虫ってどこまでが殺して良い虫なんだろう?と。
蚊やゴキブリは容赦なく殺せるがバッタやクワガタは殺せない。
体長何センチまで? 害虫だから?

そのほかにも、我々の普段の食生活の中では、
ニワトリは食べるがスズメやツバメは食べない。
豚牛は食べるが犬猫は食べない。
クジラは食べるがイルカは食べない。
その土地土地の食文化によって多少の違いはあれど、だいたいそんなところ。

それ以外にも境界線がハッキリしないグレーな部分はたくさんある。
ハラスメントとおやじギャグ、虐待と躾け、公営競技とパチンコ、など。
俺の病気で言ったら、酒好きとアルコール依存症。

最近巷で問題になっている若者による市販薬のオーバードーズ、
アルコールや禁止薬物もオーバードーズだが、
市販薬は、処方箋がなくても薬局やドラッグストアで自由に購入でき、
その対象となっていることもアルコール依存症と似ている。

不安や葛藤、憂鬱な気分を和らげたいなど、
精神的な苦痛から逃れる為に市販薬をオーバードーズしてしまうケースが多い。
家族や職場、学校など、周囲に相談することができないほどの深刻な悩みを1人で抱えてしまい、
これらを乗り越えるために市販薬をオーバードーズしてしまうケースも多い。
この辺もアルコール依存症と酷似している。

中には、風邪薬を一度に何十錠も飲む人もいるそう。
医薬品のオーバードーズによる中毒症状は、違法薬物よりもひどいと言われている。
主な症状は、幻覚や興奮状態、強い幸福感や、思考力の低下、知覚過敏などで、
体内の薬剤の成分が抜ける「離脱症状」がひどく、
強い不安感やけいれん、動悸、吐き気、悪寒、さらには力が入らず動けなくなる場合もある。
決められた用法・用量を守らなければ、急性毒性のために死んでしまったり、
使い続けることで依存症に陥り、薬なしでは生活できないという状態になってしまうというところは、
アルコール依存症や薬物依存症と何ら差はない。

アルコールも市販薬も、「適量」を超えると、いくらでも危険薬物になりうる。
白でも黒でもないグレーな部分をの残しておくことも大切だが、
命にかかわることなので、この辺はちゃんと境界線をはっきりさせておかねばならない。


つづく。


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