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「結婚=嫁ぐ」という感覚

俺たち夫婦は同い年だ。
28歳の時長女、30歳で次女、32歳で長男が生まれた。
長女と長男の年の差は4歳、短いスパンのように感じられるが、
周囲を取り巻く環境は、その4年間でがらりと変わった。
バブルの余波の記憶がある俺たち世代から、
第二次ベビーブームと就職氷河期世代の転換期だ。

長女の時は両親がそろい2人兄弟の子が多かった。
4歳下の長男の時は片親でひとりっ子が増えた。
そのころから子供の人数も見る見る減り始めた。
核家族化が加速し、三世代が居住するお宅がわかりやすく減った。
若い人も住み慣れた我が家を後にし、都市部へと移住した。
嫁入り、婿入り、実家を守るという言葉を聞かなくなっていった。
そして周囲は、すごいスピードで高齢化が加速した。

「私はこの家に嫁いだわけではない、あんたと結婚したんだ」
俺が家業を継ぐことになり、第一子の長女が産まれ、実家暮らしとなったころ、
そう妻に言われたことを思い出した。
俺たちのころはまだ結婚式も挙げたし、なんちゃって仲人も頼んだ。
もちろん結納もしたし、結納金もたったし結納返しで家具家電を揃えたりもした。
結婚式自体も家と家の式みたいなところも残っていた。
披露宴の席次表を決めるときに、俺も妻も知らない人の席が多かった。
親たちとも、「ダレの結婚式?」と、口論にもなったものだ。
結婚資金も自分たちで貯金していたが、結納金も出してもらい、
披露宴も大きくなってしまい半分くらい両親に援助してもらった手前、
家と家の結婚式を渋々承諾するしかなかった。
今は、結納も結婚式もしないカップルが多いし、どちらかの親と同居することも少ない。
家と家の結婚といった、今まで通りの結婚のカタチは崩壊している。

「結婚=嫁ぐ」という感覚
昔は「一度嫁いだら実家の敷居をまたぐな!」などと言って嫁に出されたそうだが、
昔と違い「お姑さん」という言葉を聞かなくなってきた。
かつて「舅、姑の面倒は嫁がみて当然」と思われていた時代もあった。
今は、妻が結婚生活に耐える、我慢するなんてことはない。
共働き夫婦の増加から、育児家事の支援を当て込んで妻の実家近くに住む夫婦も増えている。
10数年ほど前までは「長男より次男のほうがいい」と、
結婚したい女性たちの間で言われていたが、昨今はあまり聞かない。
古い感覚の親世代はまだ言っているかもしれないが、
これだけ結婚の価値観の多様化・ライフスタイルの多様化が進んだ現代において、
「結婚=嫁ぐ」は、ほとんど死語と化している。

今の若い人の、
「結婚=めんどくさい、不利益」
「子供=贅沢」
と言うのもわかる気がする。

つづく。


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犬の肝臓腫瘍続編

日曜日は畑の土づくりとキュウリネットを設置した。
土曜日も休みだったのだが、あいにくの終日ドシャ降り。
朝から快晴だったので、午前中に終わらせてしまおうと7時から作業開始。
腰の調子がヤバかったので、例年より1週遅めの春野菜の準備だ。

昼まで少し時間が余ったので、メダカの水槽の水替えもした。
お昼ご飯が待ちきれずに、3匹のノラたちも俺の周りに座って待っていた。
そこをハイキングの人たちが通りすがり、スマホで写真を撮ろうとした。
「ちょっと待って!」
作業中だったが、俺は席を外した。
猫の写真にオジサンが写り込んでちゃダメでしょ。
それに、SNSにでも上げられたらイヤだしね。

午後は、山にタケノコの様子を見に行った。
毎年連休前くらいには出始めるのだが、既に数本地面から顔を出していた。
計6本ほど出ていたので掘って帰って、皮をむいて灰汁抜きをした。
翌日の晩の食卓には今年の初物のタケノコが上がった。
ウチのタケノコは毎年他所より遅いのだが、
桜の開花と同じく、タケノコも1週間早いようだ。


先日書いた、肝臓に腫瘍が発見された知り合いのお宅の犬のはなし。
1時間以上かけて、隣県の手術をしてくれる動物病院まで行ってきだそうだ。
良い知らせを心待ちにしていたが、やはり手術のようだ。
腫瘍を摘出してみなければ良性か悪性かわからない。
薄情かと思われるかもしれないが、俺とじ肝臓がんを覚悟しておいた方が良いと思う
良性ならばそれに越したことは無いんだけどね。

肝臓の腫瘍、犬と人間の差はあるが、俺の場合は、
だいたいの位置はわかるけど、手術しないと部位は特定できないと言われた。
それで手術してみたら比較的に切除しやすい部位だってので手術時間は2時間。
摘出してみたらやっぱり悪性だった。

そのワンちゃんの腫瘍は左葉という部位で、比較的やりやすい手術だそう。
それを切除してもまだ他の部位に腫瘍が残るようで、長期戦になりそうだ。
そうなると、再発や転移は確実だろうから、
数回の手術に13歳の身体が耐えられるかが問題となる。
俺の肝臓がんも再発や転移をしやすくて、5年で再発率70%だとか。

ワンちゃんがが苦しんでいるのなら、手術をして早く楽にさせてあげたいよね。
でもそこには、気持ち、時間、労力、金の問題が付いて回る。
家族の協力が欲しいところだ。
あとは獣医を信じて全幅の信頼を寄せるしかないね。
手術後の予後が良好であることをお祈りします。


つづく。


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腰痛の弊害

先週末は雨、腰には最悪な天気だった。
突然のピキンッ!が怖くて、無理が出来なかった。
汚い話、トイレで座っても思い切って踏ん張ることが出来ない。
100パーの実力が出せないわけだ(笑)

せっかくの休日なのに、
この雨で山のタケノコも出始めているかもしれないが、見に行くことが出来ない。
畑も堆肥と苦土石灰を撹拌して、春野菜の準備(土づくり)ができなかった。
ウチのタケノコは北面なので、出る時期が少し遅い。
例年どおりならば、GWが最盛期だ。
キュウリやナスの苗も、そろそろ買いに行かないと残り物ばかりになってしまう。
とても歯痒い。

灯油が残りわずかになっていたので、妻が俺の代わりにGSに行ってくれた。
普段から灯油の買出しとタンクへの給油は俺の役目だが、
妻は俺の腰を気遣って、灯油が入ったポリタンクは重たいのに代役を買って出てくれた。
そこまでは良かったのだが、そこからが・・・

俺が帰宅すると玄関先に灯油の入ったポリタンクが置いてあった。
妻の姿がなかったので灯油購入後に外出中だなと思った。
そういえば妻が朝、「血圧の薬がなくなったので病院に行ってくる」
と言っていたことを思い出した。
妻が病院に行ったということならば、留守中は最近物騒なので、
玄関先に灯油入りのポリタンクを置いておくのも不用心と思い、
腰は心配だが、タンクに灯油を給油した。

そしたらちょうど妻が帰宅し、俺の腰をいたわるより先に、
妻「えっ?なに嫌味なことやってるの?私に対するアテツケ?」
俺「いやいや、病院に行ったんじゃないの?」
妻「灯油を買いに行って、駐車場に車を停めていたところだよ」
俺「ゴメン、でも不用心だと思って・・・」
沈黙・・・・・・・・
空いたポリタンクを片付けて、俺はサッサと事務所に戻った。

たぶん車を停めて、お得意のスマホピコピコタイムだったのだろう。
それについてとやかく言うつもりもないし、
ピコピコで時事ニュースに敏感になった妻がいてくれれば、
テレビのワイドショーもYahooニュースも見る必要もないので助かっている。

は~ めんどくせー

つづく。


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婚姻届けの証人

昨夜、ごく近しい知人から妻に入電アリ。
その人の息子さんの結婚についての話だったそうだ。

息子さんは、既に婚姻届けを役所に提出済みなのだそうだが、
その人は新郎の母親なのだが、婚姻届けの証人として二人から依頼されず、
新婦側の両親が婚姻の証人になったそうだ。
その人は、籍は残しているが旦那さんとは別居中で、
旦那さんと苗字は一緒でも住所が違う。
息子さんもそのへんに気を使ってのことだったのだろう。

調べてみた、【証人の署名】証人は誰にするのか?
証人の定義、『二人がお互いに結婚する意思があること』を証明してくれる人のこと。
証人の条件は、「18歳以上の人、2名」なので、18歳以上であれば誰に頼んでもOK。
親や祖父母、友達、同僚や上司など、条件を満たしていれば誰でもOK。
両親にお願いすることが多いが、友人や上司、恩師に頼んでも良い。
氏名、生年月日、住所、本籍を、かならず「証人の自筆で」書いてもらう。
婚姻届の証人は二人以上必要(一人だけではダメ)

その人もショックを隠し切れないようだったが、
両親が別居中では、新婚さんの二人としても頼みづらい気持ちもわかる。
その人の旦那さんは、病院で診断されてはいないが、
話の様子だとアルコール依存症っぽい。
詳細は分からないが、失職して酒に逃げたのだそう。
そして現在の別居状態なのだとか?

妻は俺が精神病院入院中も、その人に悩みを聞いてもらっていたそうだが、
現在断酒継続中の俺にアドバイスを求めることはないので、
下手に首を突っ込んで、横から要らぬ助言はしないようにしている。

1人からの話だけを聞き、それを鵜呑みにして共感しても、
双方の意見を聞くと全く違う場合も多い。
それに、夫婦間だけでなく子供たちの意見を聞くと、もっと違っていたりする。
夫婦相互間の目線、子供からの目線、周囲からの目線、みんな違う。

妻は次女に「彼氏と結婚しないの?」と聞いたら、
「おかあちゃんたちを見ていたら結婚するか迷っちゃうよ」と言われたそうだ。
それは俺を見てのことか? 妻を見てのことか? 2人を見てのことか?
仕事ばかりで家庭を蔑ろにして酒に逃げた俺はまだ受け入れられていないだろう。
突然ヒステリックになる妻も子供たちにとっては脅威なのかもしれない。
「おとうちゃん、なんで反論しないの?」と言われても、
ほとぼりが冷めて時間が解決するのを待つのが正解と思ってしまう節もある。

まだ逃げているんだよな。。。


つづく。


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今年も腰痛

この季節、また腰が痛み始めた。
一昨年は腰部椎間板ヘルニアで3ヵ月内勤を余儀なくされた。
去年は日々の浴槽内ストレッチのおかげもあったのか腰痛は起きなかった。
しかし天候の影響もあり、昨日あたりからまた腰というより背中が痛み始めた。
前回ヘルニアになったときも同じような場所から痛み始め、
無理して仕事をしていた結果、足の指先までしびれ、二足歩行も困難となった。
アルコール依存症者によくある大腿骨骨頭壊死を疑ったが、腰部椎間板ヘルニアだった。

今回痛みがあるのは、背中の左下部、
一昨年腰の痛みについて勉強した時、膵炎や膵臓がんも疑った。
「背中の左下が痛む場合は、膵臓の病気が隠れている可能性がある」ということを知った。
身体に弱い部分が見つかると、どんどん悪い方に思考が向いてしまうものである。

膵炎について、いま流行のチャットGTPに聞いてみた。
「急性膵炎について教えてください」 
ans ↓
急性膵炎は、膵臓が突然炎症を起こす疾患。
主にアルコール摂取や胆石が原因となることが多く、
症状には腹痛、吐き気、嘔吐、発熱、脱水などがある。
重篤な場合には、膵臓が破裂するリスクや、感染症を引き起こすリスクがある。

治療には、炎症を抑えるための薬や、飲食制限、静脈内栄養などの対症療法がある。
また、胆石が原因である場合には、胆嚢の摘出手術が必要な場合がある。
重症の場合には、入院治療が必要で、場合によっては手術が必要な場合もある。

急性膵炎は、重篤な合併症を引き起こす可能性があるため、早期発見と治療が重要。
治療は、栄養補給、膵臓機能を休ませるための絶食、疼痛緩和、
炎症を抑えるための薬物療法などが含まれる。
重症の場合は、手術が必要となることもある。

急性膵炎の予防には、アルコールの乱用を避けること、
適切な栄養バランスを維持すること、胆石の治療を受けることなど。
また、遺伝的リスクを抱えている人は、定期的な検診を受けることが推奨される。
とのこと。

今回も、吐き気、嘔吐、発熱、脱水などはない。
身内に膵臓の病気の人は居ないし、もちろんアルコールも飲んでいない。
先月の血液検査ではアミラーゼ、リパーゼは検査項目に無いのでよくわからないが、
炎症反応指標としての白血球数やC反応性タンパク(CRP)、血糖値も正常値だった。

やっぱりヘルニアかな?
あまり無理しないようにしたいが、外作業ばかりが先送りになってしまう。
でも一昨年のように3ヵ月間の松葉づえと車いす生活だけは避けたい。

俺の性格上、少しでも前に進ませたくなってしまうのでウズウズする。
間に合わないからって無理に動いてしまわぬよう我慢せねば。

任せられる部分は誰かに頼もう。
しかし手抜きはできない。
あー ウズウズする~

つづく。


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年忌法要は必要?

ウチのばあちゃんは、相手のことを試す癖がある。
毎度のことながら、見ていてそれはすごく俺をイラつかせる。
先日の親父の十三回忌の時も、
来てくれる姉には何も言わずに勝手に引き出物を用意していた。
「姉ちゃんには言ってあるの?」と聞くと、
「そんなこと、あの子もわかっているよ」と。
案の定、何も知らずに例年通り手ぶらで命日の墓参りに来た姉もビックリ。
そこでばあちゃんは(常識がないヤツ)と判断するわけだ。
相手の出方を試して、自分の思った通りに動かないと、「非常識」と相手を見下す。
自分の中の常識こそ正義なのである。

普段から常にそんな感じなので、俺とも妻とも何度も衝突してきた。
まあ最近は妻も、「あ、そうですか」と聞き流すようにしているので、
期待していた返事が帰って来ないので、ばあちゃんも不満そうである。
毎度毎度そんなのに付き合っていたら疲れちゃうよ。

姉も帰りがけ俺にボソッと、
「お母さんも言ってくれてたら御仏前準備したのにな~」とボヤいていた。
姉の嫁ぎ先では、七回忌以降は何もしていないそうだ。
「ダイジョブ、気にするなよ、いつものことだ」と言って送り出した。

十三回忌と言ってもちゃんとした法事をするわけではない。
寺に行って塔婆を作ってもらっただけ。
内々だけの「偲ぶ会」的なもので、墓を掃除して線香をあげ手を合わせ、
集まれた家族と故人を偲ぶ程度のもの。
子供たちも遠方に居て仕事や学校があるのであえて声は掛けなかった。
親戚も遠方かつ高齢のために呼ばなかった。

ウチの場合、墓も個人所有の土地にあり、墓地管理をしてもらっているわけではない。
坊さんも通い住職で、たまに車ですれ違ったときに会釈する程度。
親族の中で姉だけは車で30分くらいの場所に居て、実家近くに幼馴染も多く、
命日もそうだが、そのほかにもちょくちょく実家に遊びに来ている。
先々週も来たばかりだった。

俺も毎朝仏壇に線香、ご飯、お茶を供え、手を合わせているし、
子供たちも帰郷するたびに仏壇に線香をあげ手を合わせている。
特に「年忌法要」と、改まった法事のカタチを取らなくても良いんじゃないかな?

そんなことを言っていると、ご先祖様に怒られるかも?


つづく。


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6回目入院記念日

6年前の2017年(平成29年)4月14日、
俺は上から下から血まみれの状態で精神病院に担ぎ込まれた。
(詳細については過去ログ参照)

入院生活は鉄格子で囲まれ施錠された便器1つしかない保護室(檻)から始まった。
入院手続きをするときにも、離脱症状で手が震えて、
自分の名前すら書くことが出来ない状態だった。
自分のいる場所が精神病院だということにも気付いていなかった。
鉄格子の檻の中に居ることにも違和感が無かった。
完全に俺の脳は酒に支配されていた。
そしてその日は、この先俺が生きている限り続く、
俺とアルコール依存症との闘いの始まりの日となった。

入院して初めてアルコール依存症が精神病だということを知った。
6年間でアルコール依存症 → 肝硬変 → 肝臓がん
まるで教科書に書いてあるような経緯で今日まで来た。
今のところ、2年半前に切除した肝細胞がんの再発も無いのでホッとしている。
酒を断ってから既に6年が経過した。
今日から断酒7年目の始まりだ。
精神病院退院後から現在まで、不思議なことに飲酒欲求は起きたことがない。
そりゃあそうだ、飲んだら死が近付くだけなんだからな。


先日、親父の十三回忌のことを書いた。
親父が亡くなるのと時を同じくして俺は精神病院に入院した。
今まで気づくことは無かったが、
これは「もう飲むなよ、おまえはもう一生分飲んだだろう?」という、
親父の天からのお告げだったのかもしれない。
入院時に家族が医師から、
「72時間以内に変化があれば命に関ることになるかもしれない」と言われたが、
天国の親父が俺に「こっちに来るのはまだ早いよ」と言ってくれたのかもしれない。

ちょっとオカルトチックになってしまったが、
ご先祖様が、酒に逃げてしまったこんなダメな俺のことを、
まだ守ってくれていると思えて来た。
病気になって家族に迷惑をかけて恥ずかしいかぎりだ。
肝臓がんの予後も気になるが、家族には俺が生きている限り、
反省、感謝とともに、出来る限りの罪滅ぼしをしていきたいと思っている。


つづく。


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年忌法要?命日?

駐車場の桜の木もほぼ葉桜となり、
今朝も地面とトラックの荷台の茶色くなった花びらと真っ赤ながくを、
ブロアーで吹き飛ばしてきた。
花びらって、濡れてこびり付いたら取れないので、
ある意味葉っぱより始末が悪いんだよね。

昨日は親父の十三回忌だった。
妻とばあちゃんは前日にお供え花と引き出物を揃えた。
俺も塔婆を寺まで引取りに行き、墓地清掃も終わらせてあったので、自準備は完了。
俺は通常通りに朝から仕事に出た。

昼休みに帰宅すると、ちょうど姉が到着したところだった。
姉夫婦が来るのかと思っていたが、姉は一人で来た。
まあ十三回忌といっても法事をするわけじゃないんだからそんなものだよ。

仏壇に線香をあげ、4人で墓地に行き墓参りを済ませた。
帰宅し、昼食を取りながら暫し歓談。
13時になったので俺は、「じゃあごゆっくり」と言ってまた仕事に戻った。

夕方帰宅すると、まだ姉とばあちゃんと妻の3人は、居間で談笑中だった。
ホントにゆっくりしていた(笑)
すると姉が、「あれっ!こんな時間だ」と、慌てて帰宅の準備を始めた。
用意してあった引き出物を妻と持ち、姉を車まで送った。

車で帰る姉を見送り帰宅すると、
ばあちゃんが、「あの子ホントに何も用意して来なかったよ」と言った。
「な、俺の言ったとおりだったろう」と俺は返した。
前日の話の中で、
俺「姉ちゃんは例年通りに命日のつもりで来るんじゃないの?」
 「コストコで買いすぎたあまりものでも持ってくるんじゃないの?(笑)」
婆「いや、十三回忌なんだからそんなことないよ」

俺の予感は的中した。
姉は普段着で、もちろん手ぶらで来た。
コストコで買いすぎたパンを冷凍して持ってくるところまで当たった(笑)

現在は一周忌の法要も行わないお宅が多い。
ましてや十三回忌ともなると、例年通りの命日となっている。
賑やかに半日、仏壇の前で女3人がワイワイ喋り倒したんだから、
うるせえなーと思いながらも親父も喜んでいることだろう。

まあ、そんなもんだよ。


つづく。


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十三回忌

今日は亡くなった親父の十三回忌だ。
昨日は墓地清掃に行ってきた。
お彼岸に大きく掃除をしているので、今回は昼休みにちょこちょこっと1時間で済んだ。
今日はお寺さんに頼んでおいた塔婆を立てて墓参りをするだけなので、来客は姉夫婦だけだ。
以前のように大々的な法事はない。
現在は一周忌の法要も行わないお宅が多いと聞く。
コロナの影響か家族葬も増え、葬儀への参列もめっきり少なくなった。

今から12年前、東日本大震災の1ヵ月後に親父は亡くなった。
震災の影響で斎場に空きが無く、葬儀は2週間待たされた。
あれからもう12年も経ってしまったんだなぁ。

現場監督としてサラリーマンを6年経験し、仕事が楽しくなってきた矢先、
親父に「そろそろ帰って来ないか?」と言われた。
実家は俺のおじいちゃんから続く建築業を営んでいる。
「何年か修行をさせてくれ」と言った手前、いずれは引っ込んで家業を継ぐつもりではいたが、
現場監督としての仕事も覚え、やっと楽しくなってきたところだった。
その前年には結婚もし、周りからも「いつ帰ってくるんだ?」とも言われ始めていた。
会社にも相談をし、悩んだ末に退社して家業を継ぐことになった。

帰って来たからには、早く家の仕事を覚えて戦力になれるよう努力した。
鉄筋コンクリート造や鉄骨造ばかりをやっていたので、木造に慣れるのは一苦労だった。
長女も生まれ、アパートを引き払って実家に帰って来て半年、
親父が脳梗塞で倒れてそのまま入院、
その時の親父の齢は64歳、俺は29歳だった。
そしてその後15年間、親父はベッドの上となってしまった。

親父とは半年しか一緒に仕事をしていないまだ見習いの身で、急に社長になってしまった。
その先は見様見真似で何もかもが手探り状態だった。
とにかく頭の中は仕事のことばかりで、家族のことを蔑ろにしていた。
バブルもはじけ景気は下向きうまくいかないことが多く、ノリノリで仕事が出来なかった。
水面で波乗りしているのを恨めしそうな顔で見上げている深海魚のようだった。
波が来た!と、調子に乗って頑張りすぎたら大ケガをしたり、くも膜下出血にもなった。
親父の入院中に俺が2回入院したことは、親父には言わなかった。
アルコール依存症で精神病院に5か月入院したのは、親父が亡くなって5年後だ。

俺には3人の子供がいるが、
子供たちの中には、病院のベッドの上に寝ているおじいちゃんしいない。
産まれて半年の長女と風呂に入って微笑んでいる親父の写真を見せても、
長女にも記憶がないと言う、そりゃそうだ。


つづく。


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犬の肝臓に腫瘍

知合いのお宅のワンちゃんが病気だそうだ。
話を聞くと、俺と同じ肝臓に腫瘍が見つかったそう。
飼い主のその人も、さぞかし心配だろう。
その犬は15年も一緒に居るそうで、そうなるともう家族だよね。
我が子より世話がかかる分、自分のこと以上に心配がどんどん膨らんでしまうだろう。
「早くよくなると良いね」と気やすく言いたいところだが、
肝腫瘍となると、病気が病気なだけにことは重大だ。
そのお宅では、早めに何らかの決断が求められる。

うちのシロも危ない時が数回あったので、その人の今の心情は痛いほどわかる。
迅速に且つ、時間をかけて家族会議していただきたい。
気持ち、時間、労力、金
簡単に天秤にかけることはできないだろう。
「とても難しい判断だとは思うけど、よく話し合ってください」と言った。

肝臓は沈黙の臓器と言われているので、なかなか症状に現れないが、
目が虚ろで腰が立たない時もあり、睡眠時の嗚咽もあるそうで、
体調や動作に変化があるってことは、病気は進んでいるんだと思う。
動物は辛い時でもなかなか声や態度に出さないからね。
嗚咽し始めたということはかなり辛いんだと思う。

しかし近くの病院で手術ができないってところがネックとなっている。
それにいざ手術となっても、遠くの県だと通えないし、
手術自体の費用のほかに、麻酔費、術前・術後の検査費、入院費、処方薬費、
病院までの旅費、それに仕事も休まなくてはならない。
もし近くで見つかったとしても、掛かりつけの病院との繋がりもあるから厳しいか?
ちなみにシロが肺炎の時に紹介された病院も高度医療センターだった。
シロのときは急変だったので、後先考えずに病院にダッシュしてしまったが、
退院時の請求額にビックリした覚えがある。

肝臓の腫瘍については、俺もある程度の知識があるので少しアドバイスした。
俺が肝臓がんの勉強をしている時に、犬猫のことも書いてあった。
やはり人間と同じで高齢の犬に症状が出ることが多いようだ。
肝臓ということもあり進行は遅いのだが、
ゆっくり構えていると、ワンちゃんもさらに高齢になってしまう。
その時に手術や麻酔に耐えられる体力が残っているかが心配だ。
手術をすれば予後は良好らしいのだが、
肝臓の場合は人間と同じで手術成功しても再発の可能性がある。
あと、市販の薬やサプリは怪しいから、
投薬は、獣医と相談して処方してもらった方が良いとも言っておいた。
飼い主がパニクっていたら冷静な判断が出来なくなってしまうので、
「ワンちゃんのために、もう一度落ち着いて答えを出してください」
と言って電話を切った。


つづく。


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