6回目入院記念日
6年前の2017年(平成29年)4月14日、
俺は上から下から血まみれの状態で精神病院に担ぎ込まれた。
(詳細については過去ログ参照)
入院生活は鉄格子で囲まれ施錠された便器1つしかない保護室(檻)から始まった。
入院手続きをするときにも、離脱症状で手が震えて、
自分の名前すら書くことが出来ない状態だった。
自分のいる場所が精神病院だということにも気付いていなかった。
鉄格子の檻の中に居ることにも違和感が無かった。
完全に俺の脳は酒に支配されていた。
そしてその日は、この先俺が生きている限り続く、
俺とアルコール依存症との闘いの始まりの日となった。
入院して初めてアルコール依存症が精神病だということを知った。
6年間でアルコール依存症 → 肝硬変 → 肝臓がん
まるで教科書に書いてあるような経緯で今日まで来た。
今のところ、2年半前に切除した肝細胞がんの再発も無いのでホッとしている。
酒を断ってから既に6年が経過した。
今日から断酒7年目の始まりだ。
精神病院退院後から現在まで、不思議なことに飲酒欲求は起きたことがない。
そりゃあそうだ、飲んだら死が近付くだけなんだからな。
先日、親父の十三回忌のことを書いた。
親父が亡くなるのと時を同じくして俺は精神病院に入院した。
今まで気づくことは無かったが、
これは「もう飲むなよ、おまえはもう一生分飲んだだろう?」という、
親父の天からのお告げだったのかもしれない。
入院時に家族が医師から、
「72時間以内に変化があれば命に関ることになるかもしれない」と言われたが、
天国の親父が俺に「こっちに来るのはまだ早いよ」と言ってくれたのかもしれない。
ちょっとオカルトチックになってしまったが、
ご先祖様が、酒に逃げてしまったこんなダメな俺のことを、
まだ守ってくれていると思えて来た。
病気になって家族に迷惑をかけて恥ずかしいかぎりだ。
肝臓がんの予後も気になるが、家族には俺が生きている限り、
反省、感謝とともに、出来る限りの罪滅ぼしをしていきたいと思っている。
つづく。
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俺は上から下から血まみれの状態で精神病院に担ぎ込まれた。
(詳細については過去ログ参照)
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入院手続きをするときにも、離脱症状で手が震えて、
自分の名前すら書くことが出来ない状態だった。
自分のいる場所が精神病院だということにも気付いていなかった。
鉄格子の檻の中に居ることにも違和感が無かった。
完全に俺の脳は酒に支配されていた。
そしてその日は、この先俺が生きている限り続く、
俺とアルコール依存症との闘いの始まりの日となった。
入院して初めてアルコール依存症が精神病だということを知った。
6年間でアルコール依存症 → 肝硬変 → 肝臓がん
まるで教科書に書いてあるような経緯で今日まで来た。
今のところ、2年半前に切除した肝細胞がんの再発も無いのでホッとしている。
酒を断ってから既に6年が経過した。
今日から断酒7年目の始まりだ。
精神病院退院後から現在まで、不思議なことに飲酒欲求は起きたことがない。
そりゃあそうだ、飲んだら死が近付くだけなんだからな。
先日、親父の十三回忌のことを書いた。
親父が亡くなるのと時を同じくして俺は精神病院に入院した。
今まで気づくことは無かったが、
これは「もう飲むなよ、おまえはもう一生分飲んだだろう?」という、
親父の天からのお告げだったのかもしれない。
入院時に家族が医師から、
「72時間以内に変化があれば命に関ることになるかもしれない」と言われたが、
天国の親父が俺に「こっちに来るのはまだ早いよ」と言ってくれたのかもしれない。
ちょっとオカルトチックになってしまったが、
ご先祖様が、酒に逃げてしまったこんなダメな俺のことを、
まだ守ってくれていると思えて来た。
病気になって家族に迷惑をかけて恥ずかしいかぎりだ。
肝臓がんの予後も気になるが、家族には俺が生きている限り、
反省、感謝とともに、出来る限りの罪滅ぼしをしていきたいと思っている。
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