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私が見た未来

昨日も暑かった、下着の長袖Tシャツは間違いだった。

昨夜、パートから帰宅した妻から、
「おとうちゃんが好きそうなマンガがあるけど読んでみる?」
妻はたまに、俺が食いつきそうな本やCDを借りて来てくれる。
これは図書館が勤め先でなければできない技だ。
俺の図書館利用と言えば、学生のころ勉強をしに行く場所と決めつけていた。
しかし、今の図書館ってマンガやCDがあるんだね。

その本は「私が見た未来(完全版)」という漫画だった。
これも図書館に勤める妻が借りて来たものだ。
なんでも、近所の常連さんが「読み終わったから」と寄贈してくれたものだそうだ。
その本の表紙には「大震災は2011年3月」とある。
出版されたのが1999年、その12年後に東日本大震災が起こり、
幻の予言漫画として注目を集めたそうだ。
そしてこの「私が見た未来(完全版)」は初版から22年後の2021年に復刻されたもの。
表紙には、「本当の大災難は2025年7月にやってくる」とあった。

ビンゴ! 俺は「予言、予知夢」とか「未確認生命体」とか、
超常現象的なものに食いつく傾向にある。
子供のころテレビの「川口浩探検隊」が大好きだった、そしてそれを信じた。
怪蛇、怪鳥、恐竜、猿人、当時おとこの子たちの多くが川口隊長のファンだった。
もちろんUFOもおばけも信じていたが怖いから信じないよう努力していた。
ノストラダムスの大予言も信じ、ムーを読んでみたりもした。
そしてなぜか仲間とその大予言を信じ「最後の酒」と酒盛りをした(笑)
まあ、だだ集まって飲みたかっただけだ。

本の中には「2025年7月5日、日本とフィリピンの中間の海がぽこんと盛り上がる」とあった。
3.11の3倍の大津波が起こるとも書いてあった。
台湾と香港、そしてフィリピンまで地続きになるようなイメージだったとか。
となると南海トラフ巨大地震? 巨大隕石落下?

この本はテレビでも取り上げられていたそうだ。
読んでみて、災難に対してとにかく準備して欲しいという事が感じとれた。
話題になれば人の心を動かすことにもなる、日ごろから訓練や準備が大事だと思った。
それによって出来るだけ多くの人が危険回避のために備えることができれば良い。

まあ、この本の内容を信じるかと言われれば?マークだが、
単なる都市伝説で終わってほしいとは思っている。


つづく。


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腹八分が目標

週末は晴れて気温も上がり暑いくらいの陽気だった。
仕事は休みだったが特に用事は入っていないのですることは無い。
妻は出勤日だったし、ガソリンがもったいないので無駄に外出もしなかった。
普段通りに起きて、朝のローテンションをこなした。
5匹のネコたちの世話が終わったら、事務所と家の周りの清掃、
気温が上がっていきたらメダカの水槽の水替えをし、乗用車とトラックの洗車、
午後からは夏野菜の準備として畑の周りの草むしりをした。
そしたら午後3時になっていたので、その後は膝の上にシロを置いてゆっくりした。
何もない日曜日だった。

若いころは、日曜日が来るのが待ちきれないほど楽しみにしていたのに、
今は、空いた時間に細かいことを考えずゆっくりするのが心地よい。
昔は仕事に遊びに、どれだけ時間を有効利用しようかと常に戦闘モードだった。
「戦う ⇔ 逃げる」の繰り返しで、たまにキャパオーバーしてどん底も味わった。
今は戦闘モードとどん底の中間の、ニュートラル的なリラックスモードを大切にしている。
白と黒の中間の灰色みたいなもので、心にゆとりを持たせるよう心がけている。
アルコール依存症と診断される前までは、白か黒、0か100の性格だった。
今の俺は頑張り過ぎずに「腹八分」を目標にしている。


厚生労働省は、2050年には44.3%の世帯が1人暮らしとなり、
うち65歳以上の高齢者が半数近くを占めると言う将来推計を発表した。。
2050年には未婚率の高い世代が高齢期に入り、身寄りのない高齢者が急増する。
世帯の平均人数も33年に初めて2人を割り込む。
介護や見守りなどの支援を充実させ、地域で安心して生活できる環境整備が課題となる。

2050年というと26年後か、
団塊ジュニアから氷河期世代が高齢者の仲間入りをするころだ。
たぶん俺は肝臓がぶっ壊れているので生きてはいないだろうが、
26年後には82歳になる妻は一人で我が家に残ることになる。
「絶対結婚しない!」と豪語する長女も一人暮らしだろう。
去年入籍した次女も子供は持たないと言っている。
末っ子長男はまだ社会人1年生なのでどうなるかわからない。
そうなると、44.3%の世帯が1人暮らしというのも頷ける。
高齢化が進み老夫婦で暮らしていてもいずれ一人暮らしになる。
核家族化で子どもが一緒に住むと負担になるから親も子どもに頼ることを遠慮する。

やっと3人の子育てが終わり、学費も仕送りも無くなったとは言え、
借金が無いと言うだけで贅沢はできない生活だ。
団塊の世代が後期高齢者になりつつある今でさえヒーヒー言っているのに、
少子化が加速しているととを考慮すると、この国に明るい未来を感じられない。


つづく。


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7回目の入院記念日

今日は日曜日なので仕事も休みだ。
ということで、昨夜は久しぶりに断酒会の夜例会に出席した。
普段から朝4時起床の俺にとっては、夜例会出席は辛い。
夜例会が終わるのが午後9時、その時間には普段の俺は既に夢の中だ。
自分の生活のリズムが崩れることを恐れ、夜例会からは足が遠のいていたのだ。

しかし、昨夜は特別な日なので思い切って出席してみることにした。
何が特別なのかと言うと、今日4月14日は俺にとって7回目の入院記念日だからだ。
俺の所属している断酒会の支部は、精神病院入院中の義務外泊の時からお世話になっている。
支部の皆さんへのお礼と、7年断酒継続の報告を兼ねて睡眠不足を覚悟で出席した。

夜例会は久しぶりだったが、出席メンバーは見慣れた顔ばかりだった。
話す内容は、酒害体験談と言うより近況報告が主だった。
顔見知りばかりなので、入院記念日と断酒丸7年の報告にはうってつけの例会だった。

事務局の方から6月に行われる関東ブロック大会の参加者募集の案内があった。
プログラムの中の記念講演が、妻の好きな信田さよ子さんなので、当然妻は出席だ。
実父との確執から、アダルトチルドレン(AC)を自負する妻は、
以前から信田さんの著書を読んだり講演を聞きに行っていた。
俺も誘われたが、「その日は風邪をひく予定なので(笑)」と断った。
断酒会との付き合いは、基本的に地元の例会出席で良いと思っている。
あまり断酒会の行事の出席率が良すぎると、役員に抜擢されちゃうからね。

7年前、2017年(平成29年)の春、酒に頭も体も侵された俺は、
吐血と下血、腰が立たなくなり、半強制的にアルコール専門病棟のある精神病院に収監された。
病院に着いても吐血は止まらずバケツを抱えながら、
そして、腰が立たないので病院常設の車いすを押してもらっての入院となった。
妻に諸手続きをしてもらっている間のことは頭が朦朧としていたので覚えていない。
院長に言われるがまま、何らかの書類にサインをした。
漢字を知らない子供のミミズのような字だったことだけは覚えている。

後から妻に聞いた話に、院長とその後俺の担当医となる医師は、
「なんでこんな死にぞこないを連れて来たんだよ」って顔をしていたそうだ。
そして、「72時間以内に変化があれば命に関ることになるかもしれません」
「容態が急変したら総合病院に転院ということも有りうるので、
24時間連絡が取れるようにしてください。」と言われたそうだ。

入院中の出来事や思っていたことは過去の日記に書いてあるので割愛する。

入院する当日の早朝まで飲んでいたので、実質今日の昼からが断酒8年目となる。
飲酒欲求はゼロだが、もし万が一飲みたくなってしまったら、
あの檻の中のみじめな自分の姿を思い出すことにしよう。


つづく。


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来年の桜は見られるか

森永卓郎さん(66歳)の記事、
原発不明がんというがんの場所がわからない新しいがんと闘病中の森永さんは、
「三途の川が見えた」と言った。
医者から「たぶん、来年の桜は見られない」と告げられたそうだ。

森永さんは66歳、俺と10歳の差だ。
今朝、現在満開のウチの桜を見上げながら、
「俺も近いうちにそうなるんだろうな、あと何回満開の桜が見られるかな」と思うと、
改めて過去のバカだった自分を反省した。
少子高齢化が加速する昨今、俺の肝細胞癌が再発転移したとしても、
決して無理やり延命治療を要求してまだ長生きしようとは思っていない。
これ以上、人に迷惑を掛けながら死んでいくのはイヤだ。

再発は数年後かもしれないし来月のMRIで発見されるかもしれない。
再発したら、再発した場所が良ければまた切除手術かラジオ波焼灼療法をするだろう。
困難な場合は、塞栓療法、薬物療法、放射線治療か。

全ては不摂生をした自分への罰だと思っているが、
早く死んで妻や子供たちに迷惑を掛けたくないと言う気持ちもある。
出来る限り身体を気遣い今の健康を保ち、家族や周囲の人たちへ恩返し、罪滅ぼしがしたい。

俺が吐血下血で腰が立たなくなり精神病院に強制搬送されたのもちょうどこの時期、
家族は「72時間以内に変化があれば命に関ることになるかもしれない」
と医師から言われていた。
俺も三途の川が見えていたのかもしれないが、酔っぱらっていたので記憶が無い。
たぶんウチの桜は満開か、散り始めだったと思うが、
身体も脳ミソも酒で麻痺して、転ばないように下ばかり見ていたので、
満開の桜の花を見上げる余裕もなかったと思う。

入院した当初、妻は車で1時間半の道のりを毎日のように面会に来てくれていた。
俺は点滴解毒を受けながら鉄格子で囲まれた保護室の中に居た。
布団にくるまって丸くなり、妻の声掛けへの反応も薄かった。
身体から酒が抜けて朦朧としていたのか、面会に来てくれた妻や姉に対し俺は、
「面会ご苦労様です」と言ったそうだ。
妻は、「あぁ、あの人はもうこっちに帰って来ないかもしれない」と思ったそうだ。
そんな俺を見て姉は泣いていた。
面会からの帰りに、病院の近くの河川敷の桜が散りゆくのを見ながら、妻も涙が出たと言う。
あの時の光景がフラッシュバックするから、今でも桜はあまり好きではないそうだ。


つづく。


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ナラ枯れ

去年の夏あたりから雑山の色がところどころ茶色く見えるようになってきた。
きっと猛暑酷暑で木々が枯れたんだろうなと思っていた。
先日同業の仲間にその話をすると、「それ、ナラ枯れだよ」と言われた。
注意して山を見ると、たしかに広葉樹ばかりが茶色くなっている。
日本海側に多く見られるナラ枯れだが、近年関東でも公園やキャンプ場など、
人の集まる場所でナラ枯れの被害は多くなっているらしい。
被害を受けた木は、伐倒しても集積し薬剤によるくん蒸処理しなければ搬出できない。
ウチの周りは杉桧などの針葉樹が多いが、雑木山も点在している。
山の奥で倒れるのなら被害は少ないが、民家の近くでの倒木は人の命にかかわる問題だ。

ChatGptに聞いてみると ↓

ナラは、広葉樹の一種であり、多くの地域で重要な木材や生態系を支える木として知られる。
ナラ枯れは、ナラの木が枯死する現象を指し、原因は最も一般的なものは、
病気や害虫 : ナラにはさまざまな病気や害虫が影響を与える可能性がある。
       カエデナラノコギリクワガタと呼ばれる昆虫による被害がある。
       この昆虫はナラの樹皮の下に営巣し、木材を破壊することで、ナラの枯れを引き起こす。

環境要因  : 気候変動、干ばつ、土壌の変化などの環境要因もある。
       これらの要因がナラの生育環境に影響を与えると、木のストレスが増大し、
枯死のリスクが高まる。

過剰な伐採 : 過度な伐採や適切な森林管理の欠如は、ナラ枯れを引き起こす可能性がある。
       森林が適切に管理されない場合、ナラの生育環境が悪化し、枯死のリスクが高まる。

ナラ枯れはブナ科の樹種で確認されており、
特にミズナラやコナラの落葉広葉樹で、集団的な被害が発生している。
また、常緑樹のシイ・カシ類でもナラ枯れの被害が発生しているが、
落葉広葉樹に比べて集団的被害を呈することは少なく、樹種によって被害の程度には違いが見られる。
これらの要因は単独で作用することもあるし、複合的に作用することもある。
ナラ枯れは、森林生態系や地域の経済に影響を与える可能性があるため、その理解と対処が重要。

1980年代以降ナラ枯れ被害は終息することなく日本海側を中心に被害が拡大していたが、
最近は関東でも見られるようになってきた。
近年続く異常気象も関係して山の生態系が狂い始めているのかもしれない。
30年以上前、ウチの周りの山では松くい虫の被害で、
ほぼ全滅と言って良いほど山から赤松が消えた。
あの時のようにならないで欲しい。


つづく。


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酒付き総会欠席

昨夜は、ある組合の理事会に行ってきた。
定例理事会であり、総会前の決算書も出来上がってないので議事はあっという間に終了。
決算書が出来たら総会前に再度集まろうと言うことになり、
会議の半分くらいが雑談のような理事会となった。

雑談中に今年度の総会の話が出た。
去年まではコロナ禍のため書面議決としていた各種団体の総会も、
今年度からは例年通りに復活しているところが多い。
去年まではスーツを着て集合することもなく、
アルコール依存症者の敵である懇親会もなく、
飲み会のストレスも無く、不適切な言葉かもしれないが”楽”ができた。

総会出席自体は苦にはならないのだが、その後の懇親会に出たくないのだ。
俺の気持ちとしては、「酒も飲めないのに飲み会になんか出ていられるかいっ!」だ。
アルコール依存症になって初めて下戸の人や車で来ている人の気持ちがわかるようになった。
役員になっている集まりの総会には出席しなければならないが、
そうではない総会にはなるべく委任状を書いて済ませたい。
精神病院の医師からも「くれぐれも飲み会には注意してください」と言われていた。

総会の案内には様々な方法がある。
比較的年齢層の低い人が多い団体の総会の案内はメールで来て、返信もメールだ。
そういった団体では、総会が終われば自由解散となるが、
重鎮たちの多い団体からの案内はいまだにファックスで、返信も当然ファックス。
ファックスで送られてくる総会は、会費〇千円で総会会場は飲み屋の大広間だ。
まあ、会費1万円でCPのおねえさんが数人居たひと昔前までよりはマシ。
以前は酒が楽しみで出席していた俺だが、現在は「総会を飲み屋でやるなよ」と言いたい。
どっちにしろ、酒の付く総会には委任状をファックスで送って終わりだ。

本日出欠席の連絡締め切りの総会があったので、
昨夜集まった人たちに「〇〇会の総会どうします?」と聞いてみた。
すると、役員になっている人以外は皆さん欠席だそうだ。
その総会も【場所:料亭〇〇 会費:5,000円】
役員さんは我々より大きい会社の社長さんが多く、
毎日作業着を着て働いている零細企業の俺たちよりランクが1つも2つも上の人ばかりだ。

コロナで懇親会の無い総会に身体も財布も慣れてしまっているので、
今さら顔見知りだけで飲むのもめんどくさくなっている。
てことで、今朝8時半になったら欠席届と委任状をファックスで送ろうと思う。


つづく。


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花散らし

一昨日の夜から昨日の午前中にかけ、猛烈な雨が降った。
明け方から強めの雨が降っていたので外仕事は最初から諦めた。
まあこんな日もあるさ。
そして雨が上がった午後からは強い風が吹き、文字通り「花散らしの雨」となった。
週末満開だった桜は花びらが雨に打たれて散り始め、辺り一面をピンク色に染めていた。

「花散らし」と言うと桜の花を散らす風雨で、風流な表現のように聞こえるが、
調べたら、「旧暦3月3日を花見とし、翌日若い男女が集会して飲食すること」とある。
現代風に言えば、夜通しで行われた今の時代より自由な合コンのようなものだ。
「花散らし」と言うのは、古来は艶っぽい表現で下品な意味を含むので注意が必要だ。
「花吹雪」「桜吹雪」「飛花」のほうが風流な表現と言えるのではないか。

旧暦3月3日は2024年の場合4月11日にあたる。
3月3日といえばひな祭り(桃の節句)だが、新暦ではまだ桃は咲いていない。
旧暦の3月3日は新暦の4月上旬から中旬に当たり、桃の花が咲き始める頃となり、
桃の節句にふさわしいといえる。

一方、ウチの桜は開花が遅くまだ8分咲きなので、
多少強風で散りはしたがまだ高いところで頑張って咲いている。
明日から晴れて気温も高くなり、下の車が水玉模様になる。
トラックは荷台のあおりを開けっ放しにしておかないとならない。
毎朝のブロアーでの落ちた花びらの吹き飛ばしが日課になりそうだ。
桜 → 花見 → 酒 だったことが懐かしい。


「子ども・子育て支援金」について、政府は被用者の年収別徴収金額を公表した。
年収 200万円だと月 350円
年収 400万円だと月 650円
年収 800万円だと月1350円
年収1000万円だと月1650円

3月までは被保険者1人あたり月800円と公表したばかりなのに。
まあ後出しジャンケンは今に始まったことじゃないからあまり驚かない。

負担額には年収によってかなりの個人差が出ているが、
独身者や子どもがいない世帯、子どもが成人した世代は負担をするだけなんだよね。
少子化は20年以上前から叫ばれていた。
20年前は子供だった人たちも徴収される側だ。
子供を持ちたくても持てない人や、
年収200万円で結婚をあきらめるしかなかった人からも徴収する。

それに子育て世代であっても、有難いのは減税であって支援金をもらうことではない。


つづく。


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運賃着払い

息子が通学で使っていたスーパーカブが我が家に到着した。
新社会人となって、現在住み始めた寮で駐輪場を確保するまで、
とりあえずウチでカブを保管ということとなっている。

しかしアイツ、運賃着払いで送ってきやがった。
運送屋さんからそれを聞いてビックリ!
俺の財布の中には少量の現金しか入っていないし、妻は出勤日だったので居ない。
最近は極力現金を家に置いておかないし、家計費のありかも知らないので、
仕方なく書棚の本に挟んである俺の秘密のヘソクリから運送費を捻出した。
ヘソクリと言っても、カブの運賃を引いたら諭吉さんが1枚残るくらいしかない程度だ。
息子には「おい、着払いだったから出しておいたぞ」とは言っておいた。
息子は、「GWに帰った時に返すよ」と言っていたが、どうせ忘れてしまうだろう、
というか子供から現金は貰いづらい。

悔しいからカブに乗ってドライブしてきた。
俺の高校時代はバイク通学だった、それに自分の車を買うまでもバイクだったので、
バイクの運転にはそこそこ自信があったが、カブにはクラッチが無いのが気持ち悪かった。
4月中は俺が息子に換わってカブ乗りになってやろう。
ついでに回覧板を回し、コンビニにも寄ってきた。
なぜかは恥ずかしくてとても人目を気にした。
50代半ばで昼間のカブ乗りは少々抵抗がある。


都市部で「買い物難民」が増え続けているらしい。
歳を重ねるほど買い物難民リスクが高まることは当然ではあるが、
問題は昔に比べて独居世帯が多くなったことだ。

三世代同居が一般的だった時代には、食料品だけでなく日用品購入を子供世代に委ねていた。
ところが、70代後半や80代になっても自分自身で買いに行かざるを得ない人が増加した。
都市部の多くの高齢者は一戸建ての持ち家に住んでおり、
駅前などの商店街から少し離れた住宅地エリアに建っている。
それに、郊外に立地する大型商業施設が増加し、
住宅街近くにあった食品スーパーの撤退や商店街の衰退が目立つ場所では、
高齢者の買い物難民の人数も多いようだ。

高度成長期に建てたニュータウン、ベッドタウン、ドーナツ化現象、核家族化
一斉に開発され、同じような年齢層が入居し、同じように歳を取り、
子供が独立した結果、年寄だけが取り残される。

ウチの近くの〇〇ニュータウンも40年ほど前に開発され人口もドッと増えた。
都心まで1時間半かかるのに、「金妻」みたいなカーポート付きの新築の家が多く、
当時は大型犬を連れて散歩するよそ行きマダムの姿も見られたが、
今では小型商店が閉店、小学校が閉校、街を歩く人もまばらだ。

免許返納しない限り車さえ所有していれば、まだ今のところ地方なら不自由は無い。
スーパーやドラッグストア、コンビニなどはたくさんある。
しかし90歳でも免許更新に来る人も居るほど車に頼りきった生活だ。

20年後、30年後、日本はどうなっていくのか?


つづく。


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夫の急逝について

昨日の日曜日は天気も良く、春らしく気温も上昇した。
昼間に買い物に出たのだが、道を走る車の量も多かった。
コロナ前まではあまり見かけなかったオートバイの数も目に見えて増えている。
コロナ禍でバイク買っちゃったから乗らないわけにはいかないんだろうな。
十年以上前の話だが、友人たちが「昔みたいにバイク乗ろうよ」と誘われたが、
「寒いし暑いし、カッパ着るのがイヤ」と断った。
数人はバイクを買ってツーリングクラブを作ったが、数年で売り払っていた。
人間は一度四輪に乗ってしまうと二輪には戻りづらいものである。
ワイパーとエアコンはあるし、荷物も積めるし何人も一台に乗れる。
それにドアを閉めれば1人の空間となる四輪車のほうが俺には適していると思う。


「夫の急逝で妻の年金受給額が激減」という記事を読んだ。

俺はアルコール依存症だ。
それだけならまだ良いのだが、俺の場合は肝硬変と肝細胞癌もやっている。
酒を止め、身体には充分気を使って生活しているつもりだが、
がんが再発転移を繰り返せば、年金受給できる歳まで生きていられるかわからない。
そこで、「年金の繰り上げ需給を考えようかな?」と言うと妻は、
「いいよね、自分のことばかり考えられて」
「残された方はたまったもんじゃないよ」と。
裏を返せば「いいよね、勝手に好きな酒飲んで早く死ねるんだから」
と言われているようなものだ。
自業自得ではあるのだが、今更ながら過去に自分のとった行動が悔やまれる。

妻は31年前、25歳で結婚していわゆる寿退社した。
25歳を過ぎたころ、周りにもそんな人が多かった時代だ。
当時東京の商社勤めだった妻のほうが、一介の建築現場監督の俺よりも、
月給に加え賞与も含めるとはるかに収入は上だった。
妻は第一子が生まれるまで、ある記念館の蔵書整理のパートをしていた。
そして末っ子が高校入学した年から図書館のパート勤めを再開した妻は、
「扶養に入らないでもっと早くから働きに出ていればよかった」と言っている。

いまの年金制度は、妻より早く死ぬ夫が生きている間のことしか考えてない制度。
そんなお爺さんたちが作った制度だ。

中高齢寡婦加算についても勉強した。
年金に関してはこちらから申請しないとやってくれない事が多々あるようだ。
中高齢寡婦加算とは、40歳以上65歳未満の夫に生計を維持されていた妻に支給される年金。

進む高齢化につき、年金問題はベビーブーム世代が逝くまではこの先ずっと厳しくなる一方。
生活水準は高くしてしまうと下げることは難しいから、日頃から贅沢せず節制しているつもり。


つづく。


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そろそろ丸7年

そろそろ俺の断酒も丸7年、そして8年目を迎える。
7年前、俺はアルコール依存症が精神疾患だということを精神病院に入院して初めて知った。
それまでは、飲みすぎ → アル中 → ダメな人 と思っていた。
酒は成人前から興味本位で飲み始め、30歳になるころには自他ともに認める酒好きとなった。
結婚し長女も生まれ、家業を継ぐため実家に戻って半年経ったころ、
親父が脳梗塞で倒れ、その後15年間寝たきりになってしまった。

それ以来、自分の分野にとどまらず親父の代役で各種会合にも出席するようになり、
夜は家を空けることが多くなった。
バブルもはじけ以前より仕事も減り始め、商品の価格低下、人手不足などが加速した。
会合の回数も減ってきて、その代わりに家飲みが多くなってきた。
最初のうちは晩酌の酒量が少し増える程度だったのだが、仕事の形態も変わってきて内勤が多くなり、
PCがあれば、時間を気にせずいつ仕事をしても良くなり始めた。
そして家庭のことも子供たちのことも妻に任せ、
平日昼間は外仕事なので、来客も電話も少ない夜間や休日に仕事をするようになった。
昼夜逆転が当たり前のようになり、事務所に布団を敷いて寝泊りするようになり、
食事とトイレ風呂以外には家に戻らなくなっていった。
事務所に酒を持ち込み飲むようになったのもそのころからだ。
仕事をしたい時にして眠りたい時に酒を飲んでその力で睡眠を取るようになった。
仕事量も減り始め、焦りと不安で飲酒量も増す一方だった。
3食取っていた食事も食べたり食べなかったり、風呂も入ったりはいらなかったり、
俺の生活は徐々に荒んでいった。

そしてもうひとつ そうなった要因のひとつとして、ばあちゃんとの不仲がある。
彼女は、男の人だったら「おれがおれが」の人で、自己中心的な女ジャイアンである。
常に上から目線でなんでも命令口調だ。
話題の中心に自分をおかないと面白くない。
話すことといえば 武勇伝に似た自慢話と世間話とは程遠い人の悪口、陰口
妻には聞こえないところで 俺や孫達のいるところで妻の悪口
妻も応戦するから場の空気は険悪そのもの。
エピソードはここでは言い切れないほどたくさんある。
それを見ているのが嫌で俺は事務所にこもって酒に逃げていたという面もある。

そして精神病院強制搬送となった日、吐血をし、血便が出て、
腰も立たず妻の肩を借りないと歩けないようになった。
俺の身体はボロボロの状態で即入院だった。
妻は医師から「72時間以内に変化があれば命に関ることになるかもしれない」と言われた。
精神病院の入院期間は通常3ヵ月だが俺の場合は重症で、おまけに肝硬変も併発していたので、
他の人より期間は長く5か月の入院となった。
春に入院し、病院の中で夏が過ぎ、退院できたのは初秋だった。
入院前は家族を失望させ、病院の手配から退院まで迷惑をかけ続けた。
周りの力が無ければ俺は今ごろどうなっていたかわからない。
特に妻には迷惑を掛けっぱなしで一生頭が上がらない。


つづく。


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