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運賃着払い

息子が通学で使っていたスーパーカブが我が家に到着した。
新社会人となって、現在住み始めた寮で駐輪場を確保するまで、
とりあえずウチでカブを保管ということとなっている。

しかしアイツ、運賃着払いで送ってきやがった。
運送屋さんからそれを聞いてビックリ!
俺の財布の中には少量の現金しか入っていないし、妻は出勤日だったので居ない。
最近は極力現金を家に置いておかないし、家計費のありかも知らないので、
仕方なく書棚の本に挟んである俺の秘密のヘソクリから運送費を捻出した。
ヘソクリと言っても、カブの運賃を引いたら諭吉さんが1枚残るくらいしかない程度だ。
息子には「おい、着払いだったから出しておいたぞ」とは言っておいた。
息子は、「GWに帰った時に返すよ」と言っていたが、どうせ忘れてしまうだろう、
というか子供から現金は貰いづらい。

悔しいからカブに乗ってドライブしてきた。
俺の高校時代はバイク通学だった、それに自分の車を買うまでもバイクだったので、
バイクの運転にはそこそこ自信があったが、カブにはクラッチが無いのが気持ち悪かった。
4月中は俺が息子に換わってカブ乗りになってやろう。
ついでに回覧板を回し、コンビニにも寄ってきた。
なぜかは恥ずかしくてとても人目を気にした。
50代半ばで昼間のカブ乗りは少々抵抗がある。


都市部で「買い物難民」が増え続けているらしい。
歳を重ねるほど買い物難民リスクが高まることは当然ではあるが、
問題は昔に比べて独居世帯が多くなったことだ。

三世代同居が一般的だった時代には、食料品だけでなく日用品購入を子供世代に委ねていた。
ところが、70代後半や80代になっても自分自身で買いに行かざるを得ない人が増加した。
都市部の多くの高齢者は一戸建ての持ち家に住んでおり、
駅前などの商店街から少し離れた住宅地エリアに建っている。
それに、郊外に立地する大型商業施設が増加し、
住宅街近くにあった食品スーパーの撤退や商店街の衰退が目立つ場所では、
高齢者の買い物難民の人数も多いようだ。

高度成長期に建てたニュータウン、ベッドタウン、ドーナツ化現象、核家族化
一斉に開発され、同じような年齢層が入居し、同じように歳を取り、
子供が独立した結果、年寄だけが取り残される。

ウチの近くの〇〇ニュータウンも40年ほど前に開発され人口もドッと増えた。
都心まで1時間半かかるのに、「金妻」みたいなカーポート付きの新築の家が多く、
当時は大型犬を連れて散歩するよそ行きマダムの姿も見られたが、
今では小型商店が閉店、小学校が閉校、街を歩く人もまばらだ。

免許返納しない限り車さえ所有していれば、まだ今のところ地方なら不自由は無い。
スーパーやドラッグストア、コンビニなどはたくさんある。
しかし90歳でも免許更新に来る人も居るほど車に頼りきった生活だ。

20年後、30年後、日本はどうなっていくのか?


つづく。


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夫の急逝について

昨日の日曜日は天気も良く、春らしく気温も上昇した。
昼間に買い物に出たのだが、道を走る車の量も多かった。
コロナ前まではあまり見かけなかったオートバイの数も目に見えて増えている。
コロナ禍でバイク買っちゃったから乗らないわけにはいかないんだろうな。
十年以上前の話だが、友人たちが「昔みたいにバイク乗ろうよ」と誘われたが、
「寒いし暑いし、カッパ着るのがイヤ」と断った。
数人はバイクを買ってツーリングクラブを作ったが、数年で売り払っていた。
人間は一度四輪に乗ってしまうと二輪には戻りづらいものである。
ワイパーとエアコンはあるし、荷物も積めるし何人も一台に乗れる。
それにドアを閉めれば1人の空間となる四輪車のほうが俺には適していると思う。


「夫の急逝で妻の年金受給額が激減」という記事を読んだ。

俺はアルコール依存症だ。
それだけならまだ良いのだが、俺の場合は肝硬変と肝細胞癌もやっている。
酒を止め、身体には充分気を使って生活しているつもりだが、
がんが再発転移を繰り返せば、年金受給できる歳まで生きていられるかわからない。
そこで、「年金の繰り上げ需給を考えようかな?」と言うと妻は、
「いいよね、自分のことばかり考えられて」
「残された方はたまったもんじゃないよ」と。
裏を返せば「いいよね、勝手に好きな酒飲んで早く死ねるんだから」
と言われているようなものだ。
自業自得ではあるのだが、今更ながら過去に自分のとった行動が悔やまれる。

妻は31年前、25歳で結婚していわゆる寿退社した。
25歳を過ぎたころ、周りにもそんな人が多かった時代だ。
当時東京の商社勤めだった妻のほうが、一介の建築現場監督の俺よりも、
月給に加え賞与も含めるとはるかに収入は上だった。
妻は第一子が生まれるまで、ある記念館の蔵書整理のパートをしていた。
そして末っ子が高校入学した年から図書館のパート勤めを再開した妻は、
「扶養に入らないでもっと早くから働きに出ていればよかった」と言っている。

いまの年金制度は、妻より早く死ぬ夫が生きている間のことしか考えてない制度。
そんなお爺さんたちが作った制度だ。

中高齢寡婦加算についても勉強した。
年金に関してはこちらから申請しないとやってくれない事が多々あるようだ。
中高齢寡婦加算とは、40歳以上65歳未満の夫に生計を維持されていた妻に支給される年金。

進む高齢化につき、年金問題はベビーブーム世代が逝くまではこの先ずっと厳しくなる一方。
生活水準は高くしてしまうと下げることは難しいから、日頃から贅沢せず節制しているつもり。


つづく。


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そろそろ丸7年

そろそろ俺の断酒も丸7年、そして8年目を迎える。
7年前、俺はアルコール依存症が精神疾患だということを精神病院に入院して初めて知った。
それまでは、飲みすぎ → アル中 → ダメな人 と思っていた。
酒は成人前から興味本位で飲み始め、30歳になるころには自他ともに認める酒好きとなった。
結婚し長女も生まれ、家業を継ぐため実家に戻って半年経ったころ、
親父が脳梗塞で倒れ、その後15年間寝たきりになってしまった。

それ以来、自分の分野にとどまらず親父の代役で各種会合にも出席するようになり、
夜は家を空けることが多くなった。
バブルもはじけ以前より仕事も減り始め、商品の価格低下、人手不足などが加速した。
会合の回数も減ってきて、その代わりに家飲みが多くなってきた。
最初のうちは晩酌の酒量が少し増える程度だったのだが、仕事の形態も変わってきて内勤が多くなり、
PCがあれば、時間を気にせずいつ仕事をしても良くなり始めた。
そして家庭のことも子供たちのことも妻に任せ、
平日昼間は外仕事なので、来客も電話も少ない夜間や休日に仕事をするようになった。
昼夜逆転が当たり前のようになり、事務所に布団を敷いて寝泊りするようになり、
食事とトイレ風呂以外には家に戻らなくなっていった。
事務所に酒を持ち込み飲むようになったのもそのころからだ。
仕事をしたい時にして眠りたい時に酒を飲んでその力で睡眠を取るようになった。
仕事量も減り始め、焦りと不安で飲酒量も増す一方だった。
3食取っていた食事も食べたり食べなかったり、風呂も入ったりはいらなかったり、
俺の生活は徐々に荒んでいった。

そしてもうひとつ そうなった要因のひとつとして、ばあちゃんとの不仲がある。
彼女は、男の人だったら「おれがおれが」の人で、自己中心的な女ジャイアンである。
常に上から目線でなんでも命令口調だ。
話題の中心に自分をおかないと面白くない。
話すことといえば 武勇伝に似た自慢話と世間話とは程遠い人の悪口、陰口
妻には聞こえないところで 俺や孫達のいるところで妻の悪口
妻も応戦するから場の空気は険悪そのもの。
エピソードはここでは言い切れないほどたくさんある。
それを見ているのが嫌で俺は事務所にこもって酒に逃げていたという面もある。

そして精神病院強制搬送となった日、吐血をし、血便が出て、
腰も立たず妻の肩を借りないと歩けないようになった。
俺の身体はボロボロの状態で即入院だった。
妻は医師から「72時間以内に変化があれば命に関ることになるかもしれない」と言われた。
精神病院の入院期間は通常3ヵ月だが俺の場合は重症で、おまけに肝硬変も併発していたので、
他の人より期間は長く5か月の入院となった。
春に入院し、病院の中で夏が過ぎ、退院できたのは初秋だった。
入院前は家族を失望させ、病院の手配から退院まで迷惑をかけ続けた。
周りの力が無ければ俺は今ごろどうなっていたかわからない。
特に妻には迷惑を掛けっぱなしで一生頭が上がらない。


つづく。


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A依存症とG依存症

ギャンブル依存症の人の動画を見た。
その人は、負けた金をパチンコで取り戻そうとする"負のループ"から借金がかさみ、
もう2度としないと思っても、気づいた瞬間にはパチンコ店に入っていたそう。
ギャンブルにのめり込む「脳」のメカニズムが、アルコールや薬物などと同じだ。
ギャンブル依存症は、アルコールや薬物よりも周りが気づにくく「見えない病」とも言われている。
そこで、アルコール依存症とギャンブル依存症のちがいについて考えてみた。

アルコール依存症とギャンブル依存症は、依存の対象となる行動や物質が異なるため、
いくつかの点で異なるところがある。

(依存の対象)
アルコール依存症: 酒に依存しアルコールの消費や摂取に関連した行動に強く執着している状態。
ギャンブル依存症: 賭け事に依存しギャンブルに関連した行動に強く執着している状態。

(身体的影響)
アルコール依存症: 長期間のアルコールの摂取により、身体への損傷や生理学的な変化が起こる。
         アルコール中毒や肝障害などの身体的合併症が一般的。
ギャンブル依存症: 直接的な身体的影響は少ないが、ストレスや不眠、うつ病などの
         精神的な問題が生じることがある。

(行動の特徴)
アルコール依存症: アルコールへの強い渇望や、飲酒の欲求を満たすために行動する傾向がある。
         また、アルコールの摂取により、意識が低下することがある。
ギャンブル依存症: ギャンブルに対する強い渇望や、ギャンブルに関連した行動
         (賭け事、オンラインギャンブルなど)に強い執着が見られる。

(社会的影響)
アルコール依存症: 家庭や職場での問題、交通事故や暴力事件への関与など、
         アルコールの影響が社会的な問題を引き起こすことがある。
ギャンブル依存症: 破産、借金、家族間の摩擦など、ギャンブルによって、
         社会的な問題が引き起こされることがある。

これらの要素により、アルコール依存症とギャンブル依存症は異なる特徴を持っている。
しかし、どちらの依存症も健康や社会生活に深刻な影響を及ぼす可能性があり、
適切な治療やサポートが必要である。

隠し事をしたりウソをつくところはどちらにも共通するが、
ギャンブル依存症は顔色にも臭いにもデ出ず、
最近はオンラインでギャンブルが成立してしまうので周囲にお金のことがバレづらい。
すごくハードルが低くなっている。
そして依存症になりやすい。


つづく。


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花粉症と忖度

4月になり、ウチの桜もちらほらと花が咲き始めた。
日当たりのあまり良くないウチの桜は、周りの桜が散ったころに満開を迎える。
今週末から来週にかけては毎朝花びら掃除決定だな。
夜が明けるころには、さえずりがヘタクソだったウグイスも、
上手な鳴き方を覚え元気に鳴いている。
ノラ3匹も、夜明けが早まり気温が高くなったので、朝食の催促の時間も早まった。

ここで気を付けなければならないのが俺の腰だ。
この時期には何度もギックリ腰になっている。
3年前にはギックリが重症化し、奥に控えていたヘルニアが再発し、
3ヵ月間内勤となり松葉づえと車いすが手放せなくなった。
ヘルニア再発から、俺は予防のためと恐怖心から毎日コルセットを巻いている。
入浴時のストレッチとマッサージも欠かしていない。
今年もヘルニアが目を覚ましませんように(祈)

空に舞う花粉も黄色い杉から白っぽい桧に換わった。
この時期は花粉と桜の花びらで洗車の回数が増える。

花粉症の本当の原因
高度経済成長のなかで木材需要が増えたことで、
成長が早く日本の自然環境に広く適応できる杉桧の造林を推進された。
高度経済成長が極端に衰退し、一時盛り返した製造業も衰退しはじめた。
林業は衰退したが、今も植えられた杉桧は山の斜面にまっすぐと伸びている。

それと、花粉症の本当の原因をテレビや新聞が報じないもう一つの理由は、
自動車メーカーや石油会社が、テレビの大口スポンサーになっているからだ。
それらの大手企業は、特にテレビCMを多く流している。
だからテレビ局は忖度して、「花粉症の原因の一つに排気ガスがある」という情報を流さない。
そして、日本の新聞社はテレビ局とつながっているので、
テレビ局にとって都合の悪い事は、新聞も報じない。
EV化も理想論ばかりで現行のハイブリッドや化石燃料の車が多いのが現状だ。
メガソーラーも数十年後の撤去廃棄のことを考えると決して環境の良いとは言えない。

またそれらの大企業は、政治献金の額も大きいし、官僚の主要な天下り先でもある。
当然、政治家も官僚も、この問題をなかなか追及しようとはしない。
その結果、日本人はこれだけ排気ガスで苦しめられているというのに、
排気ガスへの取り組みが先進国といえないほど遅れている。
花粉症は日本特有のもので、世界中にスギ花粉は飛来しているはずだが、
国民的規模で花粉症に苦しんでいるのは日本人だけなのだ。

日本の花粉症が解決するのは、日本に来た外国人が花粉症になって、
日本政府を訴えるくらいしか方法はないかもしれない。


つづく。


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新中古車で例会へ

断酒会例会の日、例会開始時間より2時間ほど早く代車に乗って家を出発し、
妻と一緒に自動車整備工場に新しいt中古車を引き取りに行ってきた。
新しいと言っても、多少キズと凹みのある15年落ちの車だ。

社長の説明を受けた後、車を引き取り帰ろうとすると、
「これも持っていく?」と、
純正アルミホール付きのスタッドレスタイヤ4本もおまけに頂いた。
これはラッキー! 
以前の車とはタイヤサイズが合わず、
「またホイール付きのスタッドレスタイヤ買わなくちゃ」と思っていたところだった。

ウキウキで例会に向かおうとしたが開会まで1時間早かったので、
久しぶりに外食をすることにした。
待ち時間が苦手で外食嫌いな俺も、妻と一緒ならば間が保てる。
1人の外食が嫌なので、普段外出中はコンビニで済ませるか昼飯を我慢する。
まるごとソ-セージと野菜ジュースを運転しながら食べるのが弁当が無い時の俺の定番昼食だ。

新しい車を運転しながらうどんか牛丼かファミレスかと迷っていたら、
以前から入ってみたかったパスタチェーン店があったのでそこに決めた。
ファミレスも牛丼屋も混んでいたのに、その店はパスタ専門だからなのか空いていた。

二人ともパスタとサラダのハーフセットドリンク付きを頼んだ。
例会前なのでガーリック強めのペペロンチーノは避けた。
会計を済ませようとレジまで行ったら、客が並んで待つほど込み合って来た。
ちょうど空いている時間帯にぶつかったんだな。
食事の金額は2人合計で2,500円、ほとんど外食をしない俺は面食らった。
毎日弁当を作ってくれる妻に感謝した。
飲んでいたころは3,000円の会費をポンッと簡単に出していたのにな。

会計は妻に任せた、なにせ俺の財布の中には1,000円しか入っていない。
これは、金を持っていると飲み屋に行きたくなるかもしれないからと、
精神病院退院後から続く「余分な金を持たない」という俺のマイルールだからだ。
必要な買い物があるときには、その都度必要なだけ貰うようにしている。

その後、その店から車で3分ほどの位置にある例会場に到着した。
ちょうど会長も着いたところだった。
会長はウチの車を見て、「おっ、俺のと同じ車種だね」と言った。
俺が「年式も一緒くらいですかね?」と聞くと、
「いや、こっちのほうが半年新しい、マイナーチェンジ後だ」と言った。
たしかによく見ると少しだけ見た目が変わっていた。
車の装備についてレクチャーしてもらった後、例会場の会場づくりに向かった。


つづく。


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子猫の急死

数か月前にウチに迷い込んできた子猫がいた。
過去の日記にも書いてあるが、俺はその子猫をチビクロと呼んだ。
他のノラ3匹と一緒にゴハンを食べ始め、3日目には俺も手で触れるようになった。
以前からネコを欲しがっていた人がいたので、出会って5日目にその人に譲渡した。

昨日その人と会う機会があった、というか断酒会の会長さんなので例会で会った。
そしたら、チビクロが急死してしまったと言う。
半年ほど家の中で優しい家族の人たちに溺愛されていたチビクロだったのだが、
急に食欲がなくなり次の日には亡くなってしまったのだそうだ。
非常に可愛がっていたので会長のショックはとても大きかった。

猫の突然死について調べてみたら、
その死因の多くは「肥大型心筋症」によるものだそうだ。
そのほかにも腎臓病、心筋梗塞や脳梗塞、動脈血栓塞栓症などがあるらしい。
またチビクロのような子猫には、子猫衰弱症候群というものもあるそうだ。

会長は度々チビクロの成長記録の動画を送って来てくれていた。
俺も会長宅までチビクロの成長の様子を見に行ったりもしていた。
側で見ていてもその落胆の度合が大きいことが手に取るように分かった。
とても残念ではあるが、こればかりは仕方がない。
気の毒で、「次に迷い猫がウチに来たら譲渡します」とは言えなかった。


チビクロの急死の訃報を聞き、俺も気分が落ち込んでいたが定刻には例会が始まった。
例会では、精神病院退院直後の人も出席していた。
その人は、退院して自由の身となり、飲酒欲求が湧いて仕方ないと言う。
「みなさんはどうやって飲酒欲求を抑えていましたか?」と聞かれた。
断酒会の人たちは口々に、自分の経験をもとに話した。
酒のことを考える時間を無くすこと、
独りの時間を無くすこと、人に会うこと
毎日のように例会を回ること、
飲みたくなったら仲間を頼る、
その他、繁華街を歩かない、酒類のCMを見ないなどの意見が挙がった。
俺からは、早寝早起き、規則的な生活のリズムをつくる、
スケジュール表と日記をつける、
財布には無駄に金を入れない、必要最小限の金額だけ入れておく。
口寂しくなったらコーヒーや無糖炭酸を飲むと助言した。

例会出席者は皆5年以上断酒継続中の猛者揃いだ。
その人にとって、飲酒欲求抑制のための助言となったに違いない、
と信じる。


つづく。


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慣れない暑さ

昨日も晴れて気温も20℃まで上がった。
上がったと言っても20℃なら、冬の寒さに慣れた体には汗をかかずに済む適温だ。
ウチの桜はまだまだつぼみだが、車で走っていると方々の桜の花がちらほらと咲き始めていた。
裏の畑の花桃の花が散り始めたので、ウチの桜もそろそろ咲き始めるころだろう。

日曜日は新天地に引越しする息子を送り出した後に畑を耕した。
雑草の根を取り除きながら土を掘り起こし、苦土石灰と堆肥と一緒に攪拌した。
これで2週間ほど寝かせて土を作ってから夏野菜の準備だ。

畑を耕していたら、去年のジャガイモの堀り残しのジャガイモがたくさん出て来た。
今年はジャガイモを植える時期を逸してしまったので諦めていたのだが、
予期せず芽が出始めたジャガイモをGETすることに成功し、そのまま耕した畑に植え付けた。
育つかどうかはわからないが、とりあえず一柵だけジャガイモのスペースを作った。
ジャガイモは採れなくても、芽が出て育てば雑草除けにもなるのでそれで良い。

昼が近付き気温も上がって28℃、大汗をかいたのでシャワーを浴びた。
午後はお客さんのところに工事の請求書を持って行った。
その場でついでに急遽頼まれたサービス補修工事もしてきた。
そしたらまたドッと汗が噴き出したので帰ってまたシャワーを浴びた。
28度とは言えまだ高温に身体が順応していない、いささかバテた。


ネットニュースを見ていたら、ちょっと笑える分析結果が目に留まった。
夫婦同姓が続くと「全員が佐藤さん」になってしまうという記事。
佐藤姓は2023年時点で日本人の人口の1.529%
夫婦同姓の現行制度では佐藤姓が人口に占める割合は22~23年の1年間で、1.0083倍の伸び率
この伸び率のまま年々「佐藤さん」が増加していくと仮定すると、
2446年に人口の半分以上が佐藤姓になり、2531年に全員が佐藤姓になるというのだ。
500年後はみんな佐藤さん、記事を見て思わず噴いてしまった(笑)

ウチの次女も去年結婚して「佐藤さん」になった。
日本全国佐藤化計画のために彼女も協力しているってことか(笑)

ただ、少子化が進む日本で、現在のペースで人口が減り続けると仮定すると、
3310年の日本人の人口は、たった22人だそうだ。
22人なら全員佐藤さんでもおかしくない。

アメリカではスミスさんばかりになるのか?
ちなみに世界で最も多い名字と言われているのは、
韓国と中国の両国で2位となった「李(イ・リ)」とのこと。


つづく。


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2024年問題

昨日の朝、息子を駅まで送って来た。
そして今日は、彼にとって社会人として最初の1日の始まりだ。
今夜から彼の帰る場所は勤め先の独身寮だ。

新天地に出発する前、息子と一緒に山へ行き神棚に上げる榊を採って来た。
その後、裏の畑の除草作業をした。
やはりまだ学生だな、手が動かずに口ばかりが動いていた。
「キミは農学部じゃなくて能書き部だ」と言いたかったが言わなかった。


4月1日からいろいろなものが値上げラッシュだ。
食料品、日用品、光熱費、そして酒、
酒は飲まなくなったので「へ~そうなの」という感じだが、
昔は飲んでいたから少しだけ気になる。
たまにスーパーの酒売り場もチェックしているが、安い酒の値段ばかり見ているせいか、
俺が飲んでいたころとさほど変わりが無いような気がする。

国産ウイスキーや輸入テキーラなどを2024年4月1日出荷分から値上げ。
原材料の麦芽やトウモロコシ、包装資材の段ボールなどが高騰しているほか、
エネルギー価格や輸送費が上昇しており、製品価格に反映する。

いいよな大手は。
「値上げします!」って言えば値上げできるんだから。。。

4月1日から、トラックなどの運転手、建設業、医師に対し、残業時間の上限規制の適用が始まる。
働き方改革のためだが、人手不足が深刻化する「2024年問題」への懸念が伴う。

労働者の健康を守る為の規制は必要だと思うが、
物価高の現在は残業手当も生活するためには必要な手当である。
残業を規制をしたら給与は確実に減る。
残業代が目減りしたら副業を考える人も多くなる。
残業代だったら割増しなのに、他で最低賃金でアルバイトをやれってこと。
今までの収入が欲しければ、残業時間の1.5~2倍働けってこと。

公共工事労務単価を見ると、とにかく建設業や運送業の労務単価が安すぎる。
人手不足だの残業規制だの言われているが単価を2倍にすれば人は集まる。

数年後、にっちもさっちも行かなくなって緩和規定、
またパフォーマンスか。。。
この働き方改革は後世に悪名高き改革として名を残すだろう。


つづく。


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学生最後の迎え

製薬会社の紅麹原料を含むサプリメントが原因とみられる健康被害が相次いでいる。
「アレルギー」もしくは「異物または不純物の混入」が原因らしい。
紅麹を製造していた工場が昨年12月に老朽化のため閉鎖、
紅麹に意図せず混入した「プベルル酸」が原因という記事もあった。
「プベルル酸」は青カビから生成される、製造課程で青カビが入ってしまったのか?
工場閉鎖された年末までの生産品すべての品質に問題があるのかも?
分子式はC8HO6 炭素、水素、酸素で構成されている。
カビの仲間は二次代謝産物と呼ばれる様々な化学物質をつくり出す。
薬のように役に立つ有用な物質もあれば、人や動物に有害なカビ毒もある。
有用な物質の代表例は青カビから見つかった世界初の抗生物質「ペニシリン」だ。
一方で、世界では300種類以上のカビ毒も報告されている。
そもそも「紅麹」とは米や麦など穀物に、カビの一種である紅麹菌を混ぜて発酵させたもので、
一般的には味噌などの発酵食品や食品の色付けなどに使用されるが、
食品に使用されているものについては問題ないようだ。

化学式の組み換えと言えば「危険ドラッグ」、
合法であたかも身体影響がなく、安全であるかのように誤解されているが、
大麻や麻薬、覚醒剤などと同じ成分が含まれており、大変危険で違法なドラッグ。
危険ドラッグには、既に規制されている麻薬や覚醒剤の化学構造を、
少しだけ変えた物質が含まれており、体への影響は麻薬や覚醒剤と変わらない。
そんなものにハマってしまうとアルコールのように抜けられなくなってしまう。


昨日の長男は、転居地の役所に転入届を出した後、
4月1日月曜日、つまり明日からの勤務先での歓迎会に出席した。
妻も今年度最後の出勤日なので朝からいなかった。
てことは、送迎は俺、
俺だって年度末および月末で朝から忙しかったのに・・・

現場とATMに寄っていたら息子の出発の時間となってしまった。
慌ただしく手と顔を洗い、息子を車で駅まで送って行った。
そして夜の迎え、子供たちの学生としての最後の迎えとなる。
まあ今朝は社会人として最初の送りなのだが(笑)
昨日の夕方に「23時に00分に駅までお願いします」と、LINEが入った。
一度寝入ってしまったら起きられないので、事務所でシロと起きて時間が過ぎるのを待った。
おかげで今朝はアラームの音が鳴ってもなかなか布団から出られなかった。

そういえば彼が高校生のころは、塾の帰りが23時だったんだよな。
21時から90分ほど仮眠してから迎えに行っていた。
受験生の本人はもちろんのことではあるが、
それを毎日朝晩送迎していた俺も、我ながらあっぱれと褒めてあげたい。
夜に仮眠ではなく熟睡できる現在が、サボり過ぎなのかもしれない。

さあ、そろそろ出発の準備を始めよう。


つづく。


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