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五輪は間接的殺人事件

台風が来そうだ。
気温が下がるのは有難いが、大雨大風は勘弁してくれ。

東京オリンピックは、別名「呪われた五輪」と言われている。

首相は「中止の選択肢はない」と言い切った。
期間中に一大感染事故が起きて途中中止という最悪事態となれば、菅は即刻辞任だろう。
「五輪を成功させた」と言い張る以外に政権を延命させることができない、
追い詰められた管首相の自己都合である。

決意とか覚悟とかではなく、
突き進むしかないという苦し紛れの猪突猛進的心境の表れである。
しかしその「一か八か」というギャンブルは、医療を崩壊させている。

その医療体制にも問題がある。
日本の病床数の約80%は民間病院で、国公立病院の病床は約20%しか無い。
大阪で医療崩壊が起き、日本で最悪の死者を出したのも。
公立病院が少なすぎることが大きな要因である。
事の発端はメディア上で饒舌に叫んでいる子沢山弁護士率いた維新の会は
公立病院を「独立行政法人化」するなどで削ってきた。
橋本維新は、「戦犯」と言っても過言ではない。

民間病院は、商売にならないことはしない。
そのため大阪は東京よりもはるかに人口が少ないにも関わらず、
病床が不足し、入院できずに亡くなってしまう方が続出した。

我々がん患者には、設備の整った国公立病院や医大付属病院に頼る人が多い。
最初は民間病院で受診していても、癌だとわかれば、
「大きな病院で精密検査を受けてください」
「紹介状を書いておきますね」と、さじを投げられる。

日本では最強の圧力団体と言われる「日本医師会」という団体がある。
この日本医師会は医師の団体ではなく開業医の団体で、利権を主張する。
医師会会長が何を言っても、国民の心には一つも刺さらない。

癌が悪化してもコロナ患者を優先されて病院をたらい回しされては、
救われる命も救われない。

日本の医療システムは、本当に助けてほしい時に助けてくれず、
助けがいらないときに余計な助けをする。

俺が恐れていた通りになって来た。

神奈川“緊急性低い”手術など一時停止要請

緊急性の低い手術ってなに?
必要がだから手術するのでは?
緊急性の低い外出、旅行、帰省、
何よりオリンピックの中止のほうが先では?

コロナをなめて「呪われた五輪」を私利私欲のために政治利用し、
感染が大爆発している今、
コロナのみならず、様々な病気で救われる命が失われている。

極端に言えば、「間接的殺人事件」である。   


つづく。


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