自粛ばかりでは

肌寒かった昨日から一変、今日は33℃だそうだ。
しかし1時間おきにコロコロ変わる天気予報、
予報じゃなくて実況じゃねーか？

昨日は朝から額に汗して！と行きたいところだったが、
ワクチン2回目を接種したということもあり、
副反応も怖いので、あまり無理しないようにした。
俺は肝臓に疾患があるのと、
11年前にくも膜下出血で開頭手術を受けたということもあり、
最後までワクチン接種を躊躇していたが、
意を決してワクチン接種に踏み切った。
今のところ少しポワ～ッとするのと、少し肩が痛いだけで、
その他の副反応らしき症状はない　ホッ


知合いの現場監督はこのコロナ禍で職を失った。
勤め先の倒産だそうだ。
気の毒だと思うとともに、明日は我が身と不安でいっぱいになる。
今は大人しく自粛するのが国民のルールだとはわかっているが、
食っていくためには仕事をしなくちゃいけないからね。
恥ずかしながら、うちも去年から仕事が甘い。

過去に俺もゼネコンの現場監督をしていた。
新入社員で就職してから6年、
親父から「そろそろ帰って来ないか？」と言われた。
もともと家業を継ぐことを約束していたので、
仕方のない話ではあったのだが。
結婚して一級建築士の資格も取り、
現場監督の仕事も楽しくなってきたところだった。

しかし、家の仕事を始めて半年で親父が脳梗塞で倒れ、
急に零細会社の社長になってしまった。
その後、父は15年間ベッドの上から起きることが出来ずに、
東日本大震災の年に他界した。

親父の闘病中もガムシャラになって頑張ってきたが、
ストレスを溜め込み、「酒好き」ということも手伝って、
酒に逃げ、アルコール依存症から肝硬変、
去年は肝臓がんの摘出手術もした。
11年前にくも膜下出血で開頭手術も受けた
普通の人よりは寿命が短いのは解っている。
だから尚更、いろいろな要素が絡み合って、
ワクチン接種を躊躇していたわけだ。

コロナの影響は、俺の住む地方もそうだが、
もっと深刻な事態に陥っている都道府県もある。

早くコロナが収束することしか今は考えていない。


つづく。




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