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エナジードリンク依存

気温も毎日少しずつ高くなりそろそろ春だ。
梅の花も散り始め、代わってスギ花粉の飛散が始まっている

偏頭痛で悩んでいる人がいる。
病院で処方された薬は早くに飲み終わってしまったそう。
偏頭痛、薬がなくなってしまうと不安になってしまい、
新たに市販薬を買って多量に飲んでしまいがちだ。

良くないことだが、俺は一昨年のヘルニアの時に痛みに耐えられず、
娘の生理痛薬を過剰に飲んでしまった。
痛みは一時的に緩和されるけど、あれって薬物乱用で余計にダメなんだよね
中毒性のある薬の成分もあるのだとか?

ウチの次女は昼間でも睡魔に襲われることが多く、
MONSTERというエナジードリンクが手放せないそう。
それも一種のカフェイン中毒になっているのだと思う。

カフェインは交感神経刺激や代謝上昇、脂肪燃焼の効果もある反面、
急性・慢性中毒が問題になっている。
カフェインには、タバコやアルコールと同じような依存性があり、
飲み過ぎると慢性中毒症に陥ることもある。
カフェインを多量に含む眠気防止薬やエナジードリンクなどの急性カフェイン中毒で死亡例もある。
自分の気分やパフォーマンスを変えるドーピングのようなものと言える。
10代の成長過程の子供たちには十分な配慮が必要だ。
カフェインには、それほど強くはないが、大脳を興奮させる作用があるので、
モヤモヤの解消や、テンションをあげるために飲む若者も多いそう。

エナジードリンクからカフェインの刺激を求めてOTC医薬品に手を伸ばすことも当然起こる。
エナジードリンクが発売される以前から10代が乱用する主な薬物は、
薬局・ドラッグストアで簡単に入手できるOTC医薬品の総合感冒薬、鎮痛薬、咳止め薬などだった。
それらにはカフェインの他にも気分を覚醒させる成分や、鎮静させる成分が配合され、
それぞれの量は少ないのだが気分の変動を起こす。
決められた用法・用量を守らず大量に服用すれば、体や心に影響を及ぼす。
エナジードリンクを連用していると、
身体依存によって1本飲むだけでは以前と同じ効果が得られなくなる。
エナジードリンクを1度に10本も飲むのは量的にも経済的にも負担なので、
ドラッグストアやネットで簡単に入手できる
OTC医薬品であるカフェインの錠剤を利用するようになる。
身体依存のため使用量が次第に増えて大量になった例もある。
このようにして若年者はカフェインに触れ、場合によってはカフェインの乱用へとつながっていく。
カフェインに精神依存はないとされているが、
薬物乱用の問題につながっていることを広く知ってもらうことが必要である。

アルコールや違法薬物と一緒だな。


つづく。


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