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コロナ禍で外出する心理

カウントダウン、初日の出、初詣、年始回りなど、
今年の正月はアブノーマルなものになっている。

「感染不安」「将来不安」「同調圧力」などが、コロナ禍で外出する大きな要因である。
それでは、どのような「感情」に向き合うべきなのか?
「外出自粛によるストレス・体調変化」多くの人がストレスや体調変化を心配されている。

「自粛率(外食)」に影響する要素で最も高いのは「自分自身の感染」であり、
感染不安が自粛をもたらす最も強い要因であること示している。
そして「外出自粛によるストレス」が2番目に強い要因となっている。
これは外出自粛でストレスを感じている人ほど外食の自粛率が低い、
つまり、外食という行為がストレス解消の手段になっていると解釈できるが、
翻って外食のような日常における「ストレス解消」や「楽しめる体験」が、
コロナ禍における人々の行動のきっかけにもなり得てしまう。

確かに、新型コロナウィルスという得体の知れないものが1年も続いている昨今では、
日々の生活の中で、自粛による我慢も耐えがたいものになっているのかも知れない。

アフターコロナには自粛の反動消費が増えるという予測もある。
コロナとの共存が続く環境においては、むしろ日常の生活でストレスを解消し、
楽しめるようなことが求められているようにも思える。
しかしそれは、コロナが完全に終息してからの話である。

一方、外出自粛する人ほど「認知症リスク」が高いとも言われている。
「コロナうつ」が激増しているという背景があって、
「悪夢を見る」「鬱状態」「つねにコロナにおびえている精神状態」などが多く挙げられた。
コロナに関連して、もう1つ注意しなければいけないメンタル疾患が「認知症」だ。
「コロナが怖い」ということで、家からほとんど出ない高齢者が多く、
「運動不足」と「孤独」が主な原因だ。

日本人は「お上に従う」ということが骨の髄まで染み込んでいる。
「上から言われたから」と言う言葉が大好きだ。
要は、責任の及ばない場所に自分を逃がしてから文句を言いたいのである。
コロナの拡大を防ぐため、
「政府や自治体が外出を禁止したり、休業を強制したりできるようにする法律の改正が必要だ」
と考えている「管理されたい病」の患者がいかに多いことか。
それと「今まで通り」「例年通り」と言う言葉も大好きである。
ヘタに冒険をしても、叩かれるのはその主導者である。
責任を負いたくないから、誰もがいつも公の場では閉口する。

その点、年齢性別不明、匿名によるSNSなどは、
無責任な発言が出来る最高のツールである。
他人への誹謗中傷、コロナはただの風邪、コロナはフェイク、コロナは神がかり的なもの、
と言った呆れた発言も出て来てしまう。
100%元通りの生活に戻るのは不可能なのかもしれないが、
早く収束してもらわないと日本は大変なことになってしまうと思う。


つづく。


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