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(再考)アルコール依存症

マンボウ延長、
コロナ禍において、およそ1割の人が飲酒の頻度・量ともに「減少した」のに対し、
およそ3割の人が飲酒の頻度・量ともに「増えた」とのこと。
いわゆる「アルコール依存症予備軍」が急増している。

依存症患者は不真面目で反社会的であるというイメージを抱かれやすいが、
実は非常に頑固で潔癖で自分のルールに厳しい人が多いのが現状である。
「意思が弱い」とも言われるが、
何度失敗しても周囲に何を言われてもやめられないというのは、
視点を変えれば「意思が強い」とも言える。
これまでたくさんの思い込みに自分が洗脳されてきたことに気づかされた。
と、清原の治療もしている松本医師は言う。

「意思が強い」は、少し語弊があるような気もするが、
「病気になるまで飲み続けるよ」と言っていた俺も同じようなものだ。

依存症はすごく人間くさい病気であり、
依存症患者になりやすい人の共通点は、
自分の意思や性格が強すぎる人、
人に傷つけられてもSOSを出すことができない人、
吐き出すよりも自分の体内で吸収して消化してしまうほうが、
角が立たない、「自分さえ我慢すれば」という人。

コロナ禍でアルコール依存症が増えている理由
もともとお酒を飲む習慣があった人は飲酒量が増え、
お酒を飲む習慣がなかった人はますます飲まなくなっている、
という二極化が進んでいる。

主婦の方や若年層の依存例も増えている。
アルコール依存症になる一つの境目として、
酔い方の様子に変化があるかということが挙げられる。
周囲から「最近、飲み方が変わったよね」とか、
「酔ったときにすごくタチが悪いよね」と言われる人は注意が必要。
二日連続でお酒をやめることができるかということもチェックポイント。
お酒の禁断症状はお酒をやめてからすぐではなく、
約48時間が経過してから現れる。

松本医師は以前から「ストロングZERO」に対して、
ヤバい飲み物であると指摘している。
ストロングZEROは『危険ドラッグ』として規制したほうがよいのではないか?
とも言っている。

自分の中にブレーキが無くなると、アルコール度数など関係なくなる。
何をどれだけ飲んでも、酔ったという感覚が麻痺している。
入院直前の俺がそうだった。
酒は濃ければ濃いほど人間の身体を痛めつける。

「適所で適量」ならば、誰にも文句を言われないで済むのだが、
それがコントロールできなくなるのがこの病気なのである。

俺のように手遅れになる前に、
欲望やストレスに負けないように、
アルコール依存症者が少しでも減るようになってほしい。


つづく。


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