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人口流出と田舎移住

天気予報では今日は雪、
南岸低気圧の影響で、たびたび雨や雪になるのだとか。
関東の平野部も積雪となると言っていたので、昨日は現場の雪養生をしておいた。
予報によると、朝から雪の降りだす所があり、昼前からは広い範囲に雪雲がかかり、
次第に降り方が強まるため、平野部でもあっという間に雪が積もり始める所があるのだとか。
はたしてホントかウソか?
降る降る詐欺であってほしい(祈)

「移住失敗」の記事を見た。
過疎化の進む自治体が取り組む政策だが、
移住者と先住民とのトラブルが絶えないと言う。
一人でも人口を確保したいWelcomeな行政側と、「郷に入れば郷に従え」的な長老たち。
移住する側も受け入れる側も、
予備知識とルール作りが整っていないために起きる問題だと思う。
地域活動に協力せず、他人に邪魔されず田舎暮らしを満喫したいなら、
移住者は、管理された別荘地に住めば良いし、
今までの生活ルールを乱されたくなければ、受け入れを開始する前に役所に抗議したら良い。
閉鎖的な「村」意識が色濃く残っているならば、移住者募集をかけるべきではない。

そもそも、若者の都市部への人口流出の原因は何か?
なぜ住み慣れた実家を捨ててまで、田舎に住みたくない人たちが多く居るのか?
大人は移動手段として車があるが、田舎に住み続けたくても、
学校がない、働く職場がないでは、子供たちも高校を卒業したら実家を捨てる。
ウチの子供たちも、中学までは公立なので自力で通える距離だったが、
高校からは最寄りの駅まで毎朝毎晩親の送り迎えが無ければ通えなかった。 
俺たちのころはバイク通学も許可されていたし、近くに高校もあったので何とかなった。
就職は、車で通える距離に職場もたくさんあった。

だが今は違う。
若い人たちも自分が生きていくのに必死だ。
高校はバイク通学禁止、高校自体が廃校や統廃合、大学からはアパート住まい。
近くの職場は都市部の会社の支店、それに移転もしくは廃業、
就職してからは実家に戻ってくるのは盆と正月だけ。
実家暮らしの若者は、公務員くらいしか残っていない。

都心まで電車で1時間半の距離の我が家でもこんな感じなのである。
地方に行けば行くほど過疎化の問題は深刻だ。
地域に根付いた生活様式、お祭りなどの伝統的文化や年中行事も、
中止もしくは廃止されているのは寂しい限りだが、
少子高齢化が急速に進む過疎地域では、やむを得ないことかと思う。

「古き良き」だけでは生きていけないからね。


つづく。


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