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断酒と甘党

昨日はバレンタインデーだった、
妻がスーパーで買ってきてくれたチョコを美味しくいただいた。
昔はスナックのハシゴをして、貰ったチョコの数を競っていたよな(懐)

酒をやめてからというもの、今度は甘いものがやめられない。
甘いものを食べるようになったからと言って、血糖値は高くない。
断酒継続中の仲間に聞くと、俺だけじゃなく多くの人が甘党に変身しているようだ。

酒をやめると甘党になる理由、
酒を飲んでいたころの俺は、甘いもをほとんど口にしていなかった。
ご飯のおかずや酒のつまみとなる塩辛いものばかりを好んで食べていた。

酒を飲む人には甘いもの嫌いの人が多い。
酒の代わりに甘いもので誤魔化せるのは、
ドーパミンとレプチンの働きから説明できると言われている。
砂糖には依存性がある
砂糖は脳内でアルコール・薬物と似た報酬系回路の働きをする
砂糖もアルコールもドーパミンが大量に分泌される

しかし、その他の考え方もあるらしい。
魚、野菜、芋、大豆製品、果物をよく食べ、白米はあまり食べない「和食副菜型」
魚介類、大豆製品、酒が多く、菓子、紅茶、コーヒーはあまり採らない「和食アルコール型」
肉、麺類、酒が多く、白米や味噌汁が少ない「洋食アルコール型」

アルコールの耐性、つまりお酒の強さを決める遺伝子(ALDH2遺伝子多型)の測定結果と見比べると、
酒に強い人は男女とも明らかに「和食アルコール型」と「洋食アルコール型」が多いという結果になり、
お酒の強さと食事パターンと関連性が認められた。

しかし、飲酒量に限って関連を調べると、酒の強さとは関係なく、
飲酒量で食事パターンが変化することがわかった。
たしかに、酒の強さを決める遺伝子が食事パターンに影響をしているが、
むしろそれを決定しているのは酒量のほうだったということ。

だから、酒を止めると甘い物が食べたくなるというように、
酒量が変わることで好みの変化が起こり、食事パターンが変わるというわけだ。
なので、健康のために禁酒や節酒をするときは、自分の食事の好みの変化に注意。
頑張って酒を断っても、そのぶん甘い物を食べ過ぎてしまっては意味がない。

単に、今まで酒で摂っていた糖質を補うように欲するのかと思っていたが、
『好みが変化する』という事に驚いた。


つづく。


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