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なぜ喋る?

精神科のアルコール外来に行くはずだった。
がっ!担当医の診察日が変更になったようで来週に持ち越しとなった。
午前中、病院に確認の電話をしたところ、受付の方に名前と生年月日を聞かれ、
「担当に代わります」と。
担当の方から「今日のアルコール外来はありませんよ」と。
そしてその担当の方は
担「アレッ、もしかして七さん?」
俺「?? あ、ハイ」
担「久しぶり~♪」
俺「??(誰だ?)」
担「○○です~♪」
担当の人とは、入院中世話になった女医だった。
俺が入院中、彼女は新婚さんでとても明るいイメージの人で好感が持てた。
退院して外来で通うようになってからも、医務室から手を振って話しかけて来てくれた。
今では彼女も子を持つ母、月日の移ろいを感じた。
電話の最後に「半年空いたから初診料が発生しますよ~」と言われて電話を切った。
まあ総合病院の入院前診療は月末だから、アルコール外来は来週でも間に合う。

今夜も妻は断酒会に出発した。
またこの時間に、明日の朝UPするブログの記事を書いている。
只今の時刻9/11(金)20:10
所属支部の例会だから月会費を払わなければいけないと言うのが例会出席の理由だ。
出がけに、
妻「肝臓がんのこと喋ってもいいよね」
俺「なんで俺が例会に行かないかわかる? 今の俺の気持ちになってみろよ」
 「手術が終わってから事後報告として喋ればいいんじゃないの?」
妻「不安なら自分で行って喋ればいいじゃない? 楽になるよ」
俺「絶対に行かない! 喋りたければ喋れば?」
妻「じゃあ喋る」
俺「勝手にしろっ!!」

なぜ、顔見知り程度の関係の人たちに肝臓がん疑いのことを喋らなければならないのか?
なぜ、そんな人たちに肝臓一部切除のことを暴露しなければならないのか?
家族以外には、親戚にも話していないのに。
彼女は何故、顔と名前しか知らない人たちに対して信頼を置けるのか?
彼女は何故、住所も電話番号も知らない人たちに心を開けるのか?
まったくもって疑問である。

例会の内容は門外不出と言っても、言って良いことと悪いことがある。
人の生死にかかわる問題なら尚更だ。
彼女の断酒会依存症にも困ったものである。

こんなことで腹を立てている場合じゃないのに。


つづく。


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