飲酒運転のニュース

千葉の事故以来、
飲酒運転のニュースが後を絶たない。

“飲酒運転”呼気から７倍超のアルコール

キャッチーなニュースではあるが、
これが「コロナアル中」なのか？と、改めて酒の怖さを思い知る。
あおり運転に対する取り締まりの時と同じだ。
これを一時の流行りニュースに留めてはならない。

ニュースに対するコメントを見ると、
「飲酒運転するなんてありえない」
「酒を飲んでの運転は故意の犯罪」
「罪に対して量刑が軽すぎる」
「刑務所に入れて、出さないでほしい」
「なぜ、車が人殺しの凶器になると理解できないのだろうか？」
正常な精神状態の人に対してならば当然の意見ではあると思う。
だが、アルコール依存症は、
酒の為なら正常な判断ができなくなる病気であることを、
俺も身をもって知っている。
酒とは無縁となった現在の俺から見れば、
当時、自分勝手な飲酒運転で殺人未遂を犯していたのだなと、
改めて深く反省できるのだが、
酒に逃げていたころは、善悪の分別も付かなかった。
しかし、
酒や薬物が止められない
ギャンブルが止められない
スマホが手放せない
「これは病気だから！」と逃げてはいけない。
最低限のルールは守らなければならない。
友人や家族には恥ずかしくて言えない
精神病院に行くのが恥ずかしい
ちっぽけな羞恥心のために犯罪者になってはいけない。

人間だから、誰しも逃げたいことも隠したいこともある。
しかし、欲望が理性を上回ることが当たり前に許されては、
人間らしい生活を取り戻せなくなってしまう。

自分の中だけでは押えられないと思ったら、
早く気付いて、事件事故を起こす前に、
早く家族や仲間に頼って欲しい。
医療に頼って欲しい。　　


つづく。




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