40代50代の重症者

本日7月19日は平日です。
今年に限り「海の日」ではありません。
お間違えなく。

第5波で増える40代、 50代の重症者が増えていると言う。
高齢者からワクチン接種をしているのだから、
その割合が増えるのは当然のことでもある。

8月が「最大の山場」であると発信するが、
医療の現場では変化が出て来ているそうだ
医療現場では、このままのペースで感染者が増えれば、
病床は埋まり、医療逼迫が訪れることは確実。

この第5波では、一部のワクチンを1回だけ接種した高齢者と、
40-50代の重症者が混ざり合う。
そうした人々でベットが埋まる状況になるのではないか？
80代、90代の患者は、人工呼吸器を希望しないというケースも少なくない。
40代、50代の患者となると、ほぼ全ての人が救命を前提とすることが予想される。
ほとんどの重症患者が人工呼吸器を必要とするということは、
重症者の受け入れを中心に医療逼迫も起きやすい。

「重症化」と一言で片付けてしまいがちだが、
さっきまで歩いていた、苦しくないと言っていた人の様子が、
数時間で一変するらしい。
突然、崖を転げ落ちるように状態が悪化する。
「コロナは風邪」でないことは明らかである。

そもそも、蔓延防止法と緊急事態宣言の
違いがわからない人が多いし、今の政府の
緊急事態宣言は無意味である。

我々にとって一番大事なことは、
病院を利用するのはコロナの患者だけではない！ということだ。
心筋梗塞や脳卒中、がんや交通事故など様々な理由で受診する人がいる。
この通常医療を疎かにして、コロナを優先されては、
脳、心臓、その他内臓に疾患がある人や事故で搬送された人は、
「ﾀﾋね」と言われているようなものだ。

40代～50代の重症者が増えつつある今、
五輪が開幕しようとしている。
皆さんは何を思いますか？
もう2、3ヶ月延期していれば、
本当の意味で「コロナに打ち勝った証」として、
開催することも不可能ではなかったろうに。。。

つづく。



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