アルコール依存症（否認からの脱却）：SSブログ

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2020年07月11日｜ 2020年07月12日｜2020年07月13日ブログトップ

自己中アル中

7月10日現在
東京243人、埼玉44人、神奈川32人、千葉12人のほか、大阪が32人
土日はあてにならないので割愛。

以前にも書いたことがある。
「夜の酔っぱらいにソーシャルディスタンスは不可能！」と。

店側の人間は集団検査で炙り出されるが、客はヤバイと思いつつも黙っている。
自粛中のパチ屋が良い例だ。
アル中もギャンブル中も事実を隠すことに関してはプロ中のプロだ。
実名を晒すような馬鹿な真似は絶対にしない。
アリバイ工作をして身辺を固めてから戦場に挑んでいる。
発覚した際、その場凌ぎの言い訳では嘘がバレてしまうので、
常に「もしも」のことを想定し行動している。　抜け目がない。
その点だけは広島で金をばらまいた安倍ちゃんの飼い犬にも見習って欲しいところだ。

それに自分のことしか眼中に無いから、加害者意識もゼロだ。
地元の店だけ強制休業されても、中毒患者たちは先の1手を読む。
越境だ。　パチの世界ではそれを旅打ちと言う。
過去に俺もネットワークを駆使して開店狙いの旅打ちをした経験がある。
飲み屋も交際費と認められるならどこへでも行った。

このようにアル中は人の迷惑などどこ吹く風、自分の欲求が満たされるなら何でもする。
しかし、身体に異変を感じ始めた頃からその歯車が噛み合わなくなる。
周囲もそれに気付き、距離を置き始める。
隠し通せていると思っているのは本人だけ。
そこで注意してくれる人が居るならば、その人は「救いの神」である。
冷静な自分に戻り、悪しき過去の自分と向き合い、人生をやり直すべきである。
俺にはそれが出来なかった。
人の言うことを聞き入れることが出来なかった。
そして落ちるところまで落ち、肝臓は元通りに戻らなくなってしまった。

一方、アルコール依存症者は根が真面目な人が多いと言われている。
自分で言うのも何だが、俺もその1人だ。
一度型にハマれば任務をキチンと遂行すると言った特性を兼ね備えている。
家族の中にアルコールで問題のある人を抱えている方は、
その特性を利用してアルコールを飲む暇を与えないと言うのも1つの手である。
重い腰を上げさせるまでが一苦労だが、
波に乗ってしまえば、きっちきちのスケジュールが快感に変わる。
意地っ張りだから、断酒も一度決めたらとことん深くまで追求する。
酒が汚物に見えてくる。

そこまでいけば、もうこっちのものだ。
術中に嵌ったアル中は井の中の蛙だ。
改心した生真面目な元アル中たちは、断酒に対してより一層ストイックになる。

お試しあれ。　　　

つづく。