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余命について

(2019.12.10の日記より)
下を読んだ。
抄録
アルコール性肝障害271例の長期予後を検討した. 生命予後は肝硬変が最も悪かつた (10年生存率: 23.8%). とくに多飲酒を続けた肝硬変は消化管出血死が多いことを反映して, 予後不良であつた. 肝細胞癌発生は肝硬変にほぼ限られ, その5年発生率は16.3%であり, 禁酒群の方が高い発生率を示した. 多飲酒継続の非硬変66例には反復肝生検を行い, 平均4年弱の経過で肝硬変移行率は30.3%であつた. 以上より, 多飲酒継続はアルコール性肝障害を進展させ, 生命予後の悪化をもたらすといえる。肝硬変のみの検討でも禁酒は生命予後を全体的に改善したが, 肝細胞癌発生の危険性も高めるので, 肝硬変に移行する前に禁酒に導くことが大切である.
「肝硬変は、ウィルスやアルコール性障害などによる肝障害が原因で起こる疾患の、末期的状態の病気です。肝臓が小さくなっていき硬くなるのに伴い、肝臓の機能が低下します。初期症状が乏しく自覚症状がほとんどないのです。特効薬というものがないので、難しい病です」
アルコール性肝硬変の特徴のひとつに、断酒を継続していると肝硬変が改善するという点が挙げられますので、アルコール性肝硬変と言われてもあきらめないでください。
  
アルコール性肝硬変で、断酒した場合の予後は4年生存率88%。5年生存率80%以上。
どの文献を見ても、アルコール性肝硬変は、5年で80%は生きられると書いてあるが、
20%は死ぬということなのである。それも「5年」と中途半端な年数だ。
俺は、死ぬほうの20%に入ってしまうのか?
5年以上生きられてもあと何年生きられるか分からない。
10年生存率になると 23.8%と極端に減る。
肝細胞癌が発症してしまうかもしれない。
アルコール性肝硬変からの肝細胞癌5年発生率は16.3%
  
断酒なんて当たり前すぎて話にならない。
断酒会がどうのこうの? 
飲酒欲求がどうのこうの?
バカバカしい。
こっちは生きるか死ぬかなんだよ。
そもそもスタートラインが違うんだよ!
100m走で、90mのハンデもらってるんだよ!
俺には時間がねえんだよ!
前を向いて走らなくちゃいけねえんだよ!
急いでるんだよ!
焦ってるんだよ!
  
どうしても酒が止められないとか寝言言ってるんじゃねえよ!
  
なんか腹立ってきた。
今日はもうヤメにする。
  
つづく。


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