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真夜中の訪問者

昨日は久しぶりに良い天気となった。
天気が良いのは良いことだが、晴れたら晴れたで暑い。
建材店の火災のニュースを見た。
ホームセンターの資材館をイメージすればよいと思うけど、
木材、新建材、塗料等、燃えやすいものばかりだ。
最近の資材不足で在庫量は普段よりは少なかっただろうけど、
売る側も買う側も痛いよね。


一昨日の夜中午前1時、家の玄関のほうで物音がしたので目が覚めた。
見ると、センサーサイトも点いている。
「新聞屋さんにしてはちょっと早すぎるな」と思い、
妻と一緒に玄関に向かうと、本家のおばさんだった。
「起きたら誰も居ないんだよ~」と不安そうに言った。
おばさんは、旦那さんが亡くなってからも新築の大きな一軒家に一人住まいだ。
数年前から少し認知症の気が出ているのはわかっていたが、
夜中の訪問は初めてだった。
その時のおばさんは、夜中にもかかわらず、
パジャマではなく、お出かけするような服装だった。

不安そうなおばさんを宥めながら自宅に連れて帰った。
その後、近くに住む娘さんに電話したが、
時間が時間だけに、電話に出ることはなかった。
おばさんの家の電気が消えるのを確認してから、俺たちも再び床に就いた。

朝になってもう一度娘さんに電話をしたら、今度は出てくれた。
娘さんの話に、おばさんから時々そういった電話がかかって来ていたが、
よく寝てくれているので、夜にそういったことは無かったそうだ。

その後、娘さんは家にまで来てくれ、色々と現在までの経緯を話してくれた。
娘さんの車がよく来ているのを見ていたが、
3度の食事を持って来て、一緒に食べているのだそうだ。
夕食後には睡眠薬を飲ませてから自宅に帰るそうだ。
その晩も昼食後に投薬とパジャマに着替えさせてから帰宅したそうだ。
娘さんの家に連れて行って「一緒に食べよう」と誘っているのだが、
それは毎度拒否されるそうだ。
娘さんと言っても、もうすぐ70歳をむかえる。
あまり無理もできないだろう。

本家のおばさんとウチのばあちゃんとは仲良しだ。
おばさんは、ウチのばあちゃんより1つ年下の89歳、
ウチのばあちゃんも90歳で足腰がもろくなり、持病の喘息も芳しくない。
万が一の時にも、身軽に飛んで駆けつけられない。
俺も妻も昼間は仕事で家を留守にしがちだ。

ただ、「もし徘徊でも始まったったら」と思うと大変なので、
今後も我が家でも可能な限り陰ながら見守りをしていこうと思っている。

つづく。


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