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体温越え

まだ6月なのに連日、
「最高気温更新! 」「危険な暑さ」「熱中症に注意! 」などの言葉が踊る。
もう聞き飽きた、てか連日の体温越えでは体がもたないよ。
汗でマスクの替えが無くなった。
ノーーマスクになってしまったので、店に入れないから自販機で飲み物を買った。

これから先、40℃越えが当たり前になってしまうのか?
身体は暑さにカラダがどう反応しているのか?
体温調節の仕組みがどのように働いているのか?
なぜ熱中症になるのか?
40℃超えが当たり前になったときに対応できるのか?

人は暑さを気温で評価しようとする。
しかし、人の体温に影響する環境因子は温度だけでなく、
さまざまな因子、たとえば風とか日光など多くある。

気温が高くても、日陰に居たり風が吹くと暑さをしのげる。
また、湿度との関係もバカにできない。
気温が30℃で湿度が高い日よりも、
35℃で湿度が低い日のほうが過ごしやすかったりする。
俺も過去に、何度か立ち眩みで倒れたことがあるが、
気温の高い真夏よりも、梅雨の曇天でモワッと生暖かい多湿の時が多い。

人の感覚に直接作用し、意識にのぼる代表的な環境因子が、
気温という一つの指標となっているだけで、それを鵜呑みにしてはならない。

子供の場合、いくら水分補給をしても大人のように汗腺が有効に働いていない。
発汗による体温調節機能が完成されるのは18歳ごろとされる。
ただし湿度が高いと、大人でもそれが機能しないこともある。

とはいえ、水分補給は重要ではある。脱水を防ぐからだ。
人間は体の約6割が水分で構成され、血液以外に組織の体液も循環している。
脱水状態になると皮膚の血流や発汗機能が犠牲になるので、水分の摂取は必要ではある。
水分補給のほかにも、体内の熱を逃がす方法は、皮膚血管の拡張。
血管が広がることで外に熱を放出する。

これに二日酔いや寝不足が重なると、身体のメカニズムが崩壊し、
大人でも命の危険に晒されたりする。
深酒と夜更かしは、酷暑の季節には自殺行為だ。

「体温超え」は、皮膚表面の温度より外気温が高くなると、
皮膚血管拡張が起きても熱を逃がすことができなくなる。
逆に熱を体に取り込むことになり、大人も子どもも危険にさらされる。

ヤバい!と思ったら、節電のことは後回しにしてとにかく体を冷やすこと。
もはや「節電ポイント」は現実的な制度ではない愚策。
ポイントもらう為にエアコン切って熱中症になったら、政府はどうするつもりだろうか?

あと、肝疾患のある俺は塩分に気を付けなければならないが、
夏場は倒れちゃうから、それは気にしていない、逆に多く摂取している。


つづく。


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