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次女とネコ

昨日は秋の彼岸の入り、慌てて墓地清掃に行った。
畑のことなど考えている場合ではなかった。
カブや大根よりも仏様のほうが大事だよな。
朝雨戸を開けていると、2階に駆け上がる物体を発見!
次女だった。
「逃げられた・・・」
しょうがないので俺一人で墓掃除に行った。
天気予報は午後から雨、ちょっと早めに7時から始めて10時ごろにはザーザー降り。
「午後からでしょ?話が違うよ~」
パンツの中まで濡れたので風呂の残り湯に入った。

次女は今日帰るはずだったが、もう一泊するそうだ
事務所に来て、
自宅のネコをかまってたら、シャーって言われたらしかった。
そこで、事務所に居るもう1匹のネコに近づこうとしたら、
「シャーー!!」
凄い形相で威嚇された。
まるでガンバの大冒険に出てくるノロイみたいだった。(わかるかな?)
彼女のショックは大きく、
「アイツはおばあちゃんばっかりだし、コイツはおとーちゃんばっかりだし」と、
半分イジケていた。
「アイツは俺に対しても従順だよ」
「おまえもごはんとトイレの世話してあげたら関係が改善されるかもよ」
「え~、めんどくさ~い」
その後も彼女はネコたちに好かれようと近付くが、
一度失ってしまった信用を取り戻すのは至難の業だ。
これはアルコール依存症から立ち直る段階に似ている。
俺も信用回復には苦労している。

ネコについて調べてみると、恐怖心や不安を強く感じ、
「こっちに来るな!」、「やめろ!」という警告の意味が強く、
しつこかったり声が大きかったり動作が乱暴だと嫌われるようだ。
ん~、全部彼女に当てはまっている(納得)
次女はとにかく圧が強い。
身長は170cm、声は大きいし、早口だし、ネコが怯えるのも無理はない。
彼女はまたゲームとアニメの世界に入って行った。
いったい何をしに帰省したのだろう?

手術のことを一瞬でも忘れさせてくれていることだけは確かだ


つづく。


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手術前に精神科通院

コロナの影響で先延ばしになっていた精神科の外来に行ってきた
手術を受ける前に一度行っておきたかったのだ。

精神病院での診察は以下の通りだ。
「こんにちはぁ ご無沙汰してますぅ」
「やっと来れるようになりましたか」
先生の話によると、俺のようにコロナで通院を控えている患者が多いようだ。
来月の手術入院のことを話すと、先生も去年腹腔鏡手術をしたそうだ。
そういえばアルコール外来がストップしていた期間があったので、
あ~、あの時だなと納得した。

先生もいろんな患者を診てきたのであろう、
手術に向けての対応策をアドバイスするわけでもなく、励ますわけでもなく、
「いろいろありますね、退院してまた元気になったら来てくださいね」と言われた。
俺も「じゃあ行ってきます」と残し病院を出た。
10分程度の短い時間ではあったが、なんか気持ちが落ち着いた。

明日には、次女は家を立つらしいので、今日は一緒に畑の開墾をしようかと思う。
ただし、彼女が起きて来ればの話だが。
体力面はまだまだ負けないが、彼女は農業大学の学生なので、少しは役に立つと思う。
妻も仕事が休みなので誘ってみたが、やぶ蚊が怖いらしいので「傍観者1」であろう。
元気なうちに、少しでも子供たちとの思い出を残しておきたい。

なんか、生き急いでるな。

次女は、明日から高校時代の友達のところを泊まり歩いて、
飛行機の距離にまた帰っていくそうだ。
20代にとって、コロナは風邪なんだよな。
でも、頼むから他人に迷惑だけは掛けないようにして欲しい。
今年は就活も厳しいようなので、何とか頑張って就職して欲しい。
長女の時は東京五輪前で、売り手市場だった。
俺たち夫婦の時もバブル末期で、内定をいくつも貰っていた。
末っ子は半年前に滑り込みセーフでコロナから逃げ、大学生になれた。
ワクチンが完成するまでは、この状態は続くだろう。
去年の大型台風にもやられた。
俺の業界も冷え冷えだ。お客さんの財布の紐も固い。
今年度の決算書を作っていて、ガッカリするしかなかった。

昨夜、夕食後に次女と少し喋った。
以前から聞いていた話だが、彼女には同じ大学に通う彼氏がいるらしい。
まあ、22歳なら当然だよな。
俺たち夫婦も20歳の時から交際して25歳で結婚した。
妻は次女との会話の中で彼女に言った、
「アンタ、卒業するまでは避妊だけは絶対ちゃんとしなさいよ!」と。
男親の俺には絶対に言えないセリフだ。
母は強かった。
俺も近い将来「おじいちゃん」になる可能性を予感させられる夜となった。

長生きせねば。


つづく。


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アルコール外来

昨日の次女は、案の定昼過ぎまで起きてこなかった。
旅の疲れもあるのだろう。

遅く起きて来た娘に俺の畑を見せた。
夏野菜に見切りをつけるべきか?と聞いてみた。
帰ってきた言葉は、「もう限界だね」
俺「週末チョット手伝っていくか?」
娘「ん~・・・」
どうやら帰省中の予定はビッシリのようだ。
まあこんなもんだ、過度の期待はしていなかったよ。
家に居ても、起きている時間はゲームとLINE電話ばかりしてる。
リモート大学生の日常がだいたいわかった。

秋野菜の種は既に先日購入済みだ。
大根、カブ、チンゲンサイが今期のラインナップ。
肥料はあるから、あとは苦土石灰と堆肥を買うだけだ。
今週末に耕して1週間寝かせる。
そして種を蒔いたら、さあ入院だ!
成長段階の間引きは妻に任せよう。

今日は、先週断念した精神病院通院の日だ。
先生に今の俺の心身の状態を聞いてもらおう。
コロナ禍で半年ご無沙汰だったが、
5カ月の入院を含め3年間通いなれた病院だ、愛着もある。
世話になった先生や看護師の皆さんに会うのも楽しみだ。
精神科の先生は、外科医とは違った観点からアドバイスをくれるだろうか?
今の段階では、こんなこと家族以外には誰にも喋れないから、
ただ話を聞いてくれるだけでも良い。
喋って少しだけでも気持ちを落ち着かせたいのだ。

そうだ、総合病院への紹介状と共に、外科で焼いてもらったMRI画像のCD-Rも持って行こう。
一度開いてみたが、俺にはチンプンカンプンだった。
持って行ったところで、見てくれるかもわからない。
それでもいい、10分程度の精神科医との雑談を楽しんでくるよ。
診察の結果は、明日書くことにする。

帰宅したら、次女とチョット喋ろうかな。


つづく。


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次女、緊急帰省

昨日は、飛行機の距離に居る次女が帰省してきてくれた。
まあ夏休み中だし、目的の半分以上が遊びだろうが、
俺の病状を気遣って帰って来てくれるのは素直に嬉しい。

毎年彼女は夏と冬に計2回帰ってくる。
彼女の主目的はコミックマーケット(略称:コミケ)である。
しかし今年はコロナの影響と、元々東京五輪でそれが中止になっていたので、
今回彼女はどこで遊ぶのだろう?
前回の帰省は年末だった。
しかし、本人インフル感染でコミケを途中棄権、
年末年始を実家の布団の中で過ごしていた。
センター試験を2週間後に控えていた末っ子は、
「アイツ何しに帰って来たんだよ~」と、たいそうご立腹だった。
うちには肝疾患のある俺と、高血圧の妻と、ぜん息持ちのばあちゃんが居る。
頼むから、無謀な行動を控えてコロナを家に持ち込まないでくれ~!

都心を避け、羽田からの直行バスで帰って来た。
都心はコロナがヤバイど自覚しているのは結構な話だが、
日本のコロナの発祥地である札幌でバイト三昧。
就活もリモートばかりで苦戦しているそうだ。

LINEで、
「リムジンバスの到着時間が判明し次第連絡ヨロ」
「気を付けて帰って来いよ」
と書いて送ったが、いつまでたっても既読が付かない。
一晩経って見たら、「わかった」と一言だけ。
ん~、 Cool & Dry!

昨夜、最寄り駅まで迎えに行ってきた。
家に着くと、これでもかってほど夕食を食べて爆睡。
昼間では起きて来ないだろう。

彼女の体調次第だが、畑作業でも手伝わせるか?
農業系の大学に通っているんだから、素人の俺より上手だろう。

このところ、胸のモヤモヤが晴れずにいたので、
次女の帰省は、精神的にホント助かる。

つづく。


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会長からLINE

今夜は断酒会本部例会だ。
例によって、俺は休む気満々である。

先日、地元の1つ上の先輩である県断酒会会長からLINEが来た。
長「奥さんから肝臓の腫瘍のことを聞きました」
俺「俺はメンタルやられているのに、例会で喋るなんて信じられません」
 「人の気も知らずに困ったものです」
長「そのようですね」
会長は、立場上踏み入った話も出来ないのだろう、やんわりと返してきた。

手術を宣告された時点で、断酒会には退院後に落ち着いてから顔を出そうと思っていた。
実際のところ、「断酒会どころじゃない、そんなものどうだっていい」と言うのが本音だ。



・良性腫瘍(大型再生結節LRN)
結節であっても画像所見から 肝細胞癌HCC の可能性が否定できない場合は
病変切除による組織診断が最終診断となる
ことが多い.LRN と HCC の画像鑑別診断においても,
LRN の大きさは 0.5~1.5 cm が一般的であり、
HCCに典型的な画像所見を呈さない直径2cm以下の小型HCCとの鑑別は困難である。
2cm大のLRNはHCC を疑うことになる

・肝硬変を有するアルコール多飲者の過形成結節
造影CTで早期濃染を示し、造影MRIなどの画像診断上HCCとの鑑別が困難であった。
生検により過形成結節の多くは不変あるいは消失し、増大し難い。
アルコール多飲者にみられる肝の多血性結節は、過形成結節の可能性を考え、
積極的な生検と慎重な経過観察される。
ということは、即切除の俺は上記ではないと考えられる。


★肝がんの予後
2cm以下単発肝癌で顕微鏡的局所進展がなければ、5年無再発生存率47%

また勉強してしまった。反省・・・


つづく。


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手術前のお勉強

今朝は肌寒くて目が覚めました。
コロナもやっと終息して来たのに、
こんなところで風邪などひいて、疑われでもしたら目も当てられません。
体調管理をしっかりせねば。


またしてもビビりな俺は勉強してしまった。
医師からは、癌かどうかは切ってみないと解らないと告げられていた。
経過観察と言う言葉は医師からは発せられていない。
「切除」即決だった。前がん状態の可能性大だ。
俺はアルコール性肝硬変であり、B型及びC型肝炎は陰性を確認済み。
現在は自覚症状なし、腹水もなし
そのことを踏まえ、もう一度見直してみることにした。

近年、1cm前後の小さな肝細胞癌(肝癌)が数多く除されるようになったらしい。
肝癌と鑑別困難な過形成結節や肝癌類似病変の存在が問題となってきている。
そのような病変の一つとして、B型およびC型肝炎ウイルスマー カー陰性の
アルコール多飲者にみられる限局性脂肪化(変性)や過形成結節は、
生検診断でも肝癌との鑑別がしばしば困難である。


★肝臓がん(肝細胞癌、肝内胆管癌)

肝内胆管癌は、基本的には正常な肝臓に発生する。
早期発見が難しく、腫瘍がある程度大きくなってから発見されることが多い。
以上より、肝内胆管癌は俺には当てはまらないと判断。
肝細胞癌を疑うべきだ。

   
★肝臓の良性腫瘍

肝臓にはいくつかの種類の良性病変(腫瘍)が発生する。
画像検査で診断がつき経過観察のみでよいものもあるが、癌との見分けがつきにくく、
場合によっては肝切除を中心とした治療が必要となることもある。

・腺腫様過形成
慢性肝炎や肝硬変の合併症として発生するいわゆる前癌状態で、
将来がんへと進行する可能性がある腫瘍です。厳重に経過観察する必要があり、
増大するもの、動脈血流が豊富になったものについては治療を検討する。
   
・大再生結節
肝硬変となった肝臓内に発生する。
肝細胞癌との見分けが難しいことも多く、切除しなければわからない場合がある。
   
今日のお勉強の答えは、
1、肝細胞癌若しくはその前がん状態、
2、良性の大再生結節
上記のうちのどちらかであろうという結論に達した。

はぁ またやっちまった。

つづく。


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入院準備

新しい1週間の始まりです。
今週も断酒しましょう♪


昨日の日曜日は、予定通り神社に参拝に行った。
道中、手術入院する病院を左に見ながら通り過ぎた。
その神社は病院から車で5分くらいの場所にある。
境内にはコロナ対策のための張り紙がいたるところに貼られていた。
神社にもコロナの影響が色濃く出ていた。
見てはいけないと思いながらも、目に入ってくる絵馬には、
家内安全、商売繁盛、学業成就の中に、病気平癒、手術の成功を祈るものが多くあった。
大きな病院近くの名の知れた神社なので、それも納得だ。
俺も参拝の後にお守りを一つ買って帰った。

帰宅して、畑作業もやった。
前日の雨のおかげで、雑草はとても抜きやすかった。
次に撒く大根のために、土の準備をしようと思っていたのだが、
この夏大活躍だったキュウリ、ナス、ゴーヤー、モロヘイヤがまだ元気だった。
実も付けてくれている。
なんだか愛おしくなってしまい、それらを抜くことが出来なかった。
狭い畑なので、打近を撒くスペースが取れない。
入院中は、畑の世話をしてもらえないだろうから、
秋撒き野菜は退院してから考えようか?

それから問題なのは、ネコの世話だ。
2匹のネコの食事とトイレは俺が担当だ。
入院中も妻はちゃんとやってくれるだろうか?
   
ゴミ担当も俺だ。
毎日のゴミ出しと分別をしてくれるだろうか?
   
ココだけの話だが、妻は俗に言う「片づけられない人」なのだ。
自宅には、居間と浴室とトイレしか俺の居住スペースが無い。
子供たちの荷物も置いて行ったままだし、
足の踏み場が無いので2階にはここ数年、上がったことが無い。
だから俺は、休日も事務所に居ることが多い。

ネコたちのことは、来月から部署移動になった長女が土日休みになったので、
ごはん以外のことは週末に帰って来てもらって、やってもらおうと思っている。

仕事のことは、段取りしてあるから大丈夫だ。

入院前にすることが、まだまだあるな。

つづく。


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入院前の休日

今日は日曜日、特に予定も無いし、妻も仕事が休みなので、
入院する病院の近くにある大きめの神社にお参りにでも行こうか?
そこは、天皇陛下を筆頭に多くの著名人も訪れる神社なので、
きっとご利益があると信じる。
それと、畑の除草と大根を撒く準備でもしようか?
入院準備も徐々に始めますか?
入院前に決算書類もまとめなくちゃね。
とりあえず今日は、あまり難しいことは考えないようにしよう。

最近、日中の気温はまだまだ高いものの、風が変わって来た。
日に日に秋の訪れが感じられる。
秋真っ盛りのころ、俺は術後にベッドの上だろう。

入院する病院はコロナの関係で面会は禁止のようだ。
携帯やタブレットは通話禁止でメールLINEのみ。
そうなると、問題は洗濯物だな。
コインランドリーはあるのかな?
通話はダメだから、家族とはメールかLINEでのやりとりになるな。

過去に3回の入院を経験しているが、やはり入浴と洗髪が気になる。
切腹だから風呂はムリだろう。
最悪でも洗面所で頭だけは洗いたい。

肝硬変だから制限食だろうな。
また1600kcal/日かぁ、また痩せちゃうよ。
3年前の入院では10kg以上体重が落ちた。筋肉も落ちた。
退院直後は灯油のポリタンクが持ち上がらなかった。

でも、今回は入院前に準備ができるのだからまだ幸せだ。
過去3回は緊急入院だったので、準備する間もなかった。
1回目は、木工機械で右手切断の危機で緊急手術からの即入院。
2回目は、脳ミソ爆発(ヒデブ)で緊急手術からのICU
3回目は、アル中で血ヘドを吐いて即入院、保護室(牢屋)
今回は準備ができるから逆に緊張する。
ビビりな俺は不安を隠せない。

書いているうちに緊張してきた。
大音量で最近お気に入りの女性ヘビメタバンドの音楽を聴いて気持ちを落ち着かせよう。

フラットな精神状態で、日曜日を過ごそう。

つづく。


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だらしない夫じゃなくて依存症でした

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なぜ喋る?

精神科のアルコール外来に行くはずだった。
がっ!担当医の診察日が変更になったようで来週に持ち越しとなった。
午前中、病院に確認の電話をしたところ、受付の方に名前と生年月日を聞かれ、
「担当に代わります」と。
担当の方から「今日のアルコール外来はありませんよ」と。
そしてその担当の方は
担「アレッ、もしかして七さん?」
俺「?? あ、ハイ」
担「久しぶり~♪」
俺「??(誰だ?)」
担「○○です~♪」
担当の人とは、入院中世話になった女医だった。
俺が入院中、彼女は新婚さんでとても明るいイメージの人で好感が持てた。
退院して外来で通うようになってからも、医務室から手を振って話しかけて来てくれた。
今では彼女も子を持つ母、月日の移ろいを感じた。
電話の最後に「半年空いたから初診料が発生しますよ~」と言われて電話を切った。
まあ総合病院の入院前診療は月末だから、アルコール外来は来週でも間に合う。

今夜も妻は断酒会に出発した。
またこの時間に、明日の朝UPするブログの記事を書いている。
只今の時刻9/11(金)20:10
所属支部の例会だから月会費を払わなければいけないと言うのが例会出席の理由だ。
出がけに、
妻「肝臓がんのこと喋ってもいいよね」
俺「なんで俺が例会に行かないかわかる? 今の俺の気持ちになってみろよ」
 「手術が終わってから事後報告として喋ればいいんじゃないの?」
妻「不安なら自分で行って喋ればいいじゃない? 楽になるよ」
俺「絶対に行かない! 喋りたければ喋れば?」
妻「じゃあ喋る」
俺「勝手にしろっ!!」

なぜ、顔見知り程度の関係の人たちに肝臓がん疑いのことを喋らなければならないのか?
なぜ、そんな人たちに肝臓一部切除のことを暴露しなければならないのか?
家族以外には、親戚にも話していないのに。
彼女は何故、顔と名前しか知らない人たちに対して信頼を置けるのか?
彼女は何故、住所も電話番号も知らない人たちに心を開けるのか?
まったくもって疑問である。

例会の内容は門外不出と言っても、言って良いことと悪いことがある。
人の生死にかかわる問題なら尚更だ。
彼女の断酒会依存症にも困ったものである。

こんなことで腹を立てている場合じゃないのに。


つづく。


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鈍感な世界に生きる 敏感な人たち

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貴重な時間

現在9月10日(木)19:30
妻は今夜も断酒会の例会家に出発した。今夜は家族会だそうだ。
よくもまあ毎晩毎晩仕事終わりに続くもんだと感心する。
そのおかげで、明日の朝UPするブログの記事をゆっくり書くことが出きる。
俺の入浴も夕食も終え、ネコたちとメダカの夕食もあげてきた。
これから妻が帰ってくる22時までは俺の時間だ。
断酒会に貴重な時間を割かれるのがもったいない。
手術までの順番待ちの間は、自分の時間を邪魔されたくない。

去年の今頃は、俺も例会に付いて行くか子供の塾の迎えまで仮眠を取っていた時間だ。
今年は、子供たちも全員実家を離れ、仕事に学業に励んでいる。
子供たちがまだ家に居た頃の俺は、夜は泥酔状態で家に寄り付かなかった。
精神病院に入院して断酒を始めたころから、
子供たちとの距離も徐々にではあるが近付きつつある。
俺が「肝臓がんかもしれない」「来月手術することになった」とLINEしたら、
県内の長女と、新幹線の距離の末っ子が飛んで帰って来てくれた。
来週末には二女が飛行機の距離から帰って来てくれる。
コロナ禍でホームシックになっていたのもあるだろうが、
3人の気持ちが素直に嬉しい。
あのまま異常飲酒を続けていたら、子供たちからも愛想をつかされていただろう。
その前に、この世に生きていられたかもわからない。
しかし、これから規則正しく節度ある生活を送って、
あと20年は生きようと思っていた矢先の「肝臓がん疑い」である。
正直、ショックは隠せない。

コロナも落ち着き始めたので、明日は半年ぶりに精神病院に行ってこようかと思う。
今も変わっていなければ、金曜日はアルコール外来の診察日だ。
そこで、今の俺の心身の状態を聞いてもらおうと思う。
5カ月の入院を含め3年間通いなれた病院だ、愛着もある。
世話になった先生や看護師の皆さんに会うのも楽しみだ。
精神科の担当医は、外科医とは違った観点からアドバイスをくれるだろうか?
今の段階では、こんなこと家族以外には誰にも喋れないから、
ただ話を聞いてくれるだけでも良い。
喋って少しだけでも気持ちを落ち着かせたいのだ。


妻が断酒会から帰宅するまでまだ時間がある。
肝臓がんと肝硬変の勉強でもしますか。


つづく。


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