30年ぶりの再会

昨日は少し風があったが、快晴だった。
日曜日なので電話もなく、仕事も伸びた。
朝、初見の鉄筋屋さんと話しているうちに、
あれ？どこかで会ったことのあるような人だなと。
その人のヘルメットにある名前を見ると、
むかし俺が現場監督時代に同じ現場で働いていた人だった。
俺が22歳の時の現場だったので、30年以上前の話だ。
むかしはスラ～っと背が高く、ハッカーさばきの上手な職人さんだったが、
すっかりおじいさんになっていた。
俺もその人に負けず劣らずオジサン化しているんだけどね。（笑）

その人との話の中で、
俺「あの時の若い親方は元気にしていますか？」
職「何年か前に亡くなったよ」
俺「それはそれは、　病気ですか？」
職「酒をちょっと飲み過ぎてねぇ・・・」
なるほど、俺と同じパターンだ。
どんな人でも飲酒量の度が過ぎてしまうと、死に近づいてしまう。
たまたま俺は、まだ生き残っているが、
精神病院入院時に、
「今から72時間以内に変化があったら覚悟してください」
と言われたのを思い出した。

昨日は、ちょっと長めの昼休みをいただいて、
息子の駅伝大会を見に行ってきた。
沿道で大きな声で、走っている息子の名前を呼ぶと、
顔を真っ赤にして苦笑していた。
そして私は現場に慌てて逆戻り、
息子は部活の仲間とバスで帰っていった。

なんだか慌ただしい1日だった。

「さいの神」って知ってる？と聞かれた、
俺は初耳だったが、神社で行う神棚飾りやしめ縄などのお焚き上げのことだそうだ。
うちの近くの神社でも、神棚飾りを持っていけばお焚き上げをしてくれるが
最近では、紙と木以外は燃やさないそうだ。
火災予防と大気汚染にはうるさいご時世だから仕方がない。
そのうち河原の刈草の野焼きも全国的に禁止になるだろう。
そうなると、京都の大文字焼きは？

いろいろ難しい世の中だね。

つづく。　



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