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空白の時間は危険

週明け月曜日の午前中は何かと忙しい。
朝から慌てないように、就業前には準備を整えていたのだが、
予定のない仕事も入り、昼食は移動中の車内で菓子パンとなってしまった。
土日に電話が繋がらないから、週明けは大体こんなものだ。
週末に休むのならば、せめて金曜の夕方に、
電話でもメールでも良いから一報が欲しいところだ。

全速力で外回りを終わらせたら、15時には事務所に帰ってきてしまった。
ホッとして、ゆっくりコーヒーを飲んでいたら、
日曜日にジャガイモの芽かきと草取りを終えた畑が窓の外に目に入った、
草取りをしたら少し広くなったので、
「もう一柵耕しちゃおうかな」と突然思った。
娘の車のタイヤ交換も気になったが、もう止まらない。
長靴と農作業用手袋と帽子を装着し、畑にGo!
1時間半かけて1柵増やし腐葉土と苦土石灰も混入させ、
連休中に植え付け予定の夏野菜の準備が整った。

このように俺は、空いた時間にスケジュールを詰め込む癖がある。
以前も書いたように、30分刻みのスケジュール表が埋まっていないと不安になる。
己にストレスを課すことにより、余計なことを考えないように仕向けている。

俺のような性格の人は、依存症になりやすいらしい。
予想外の雨で仕事ができなくなったり、相手の都合でキャンセルになったりして、
突然空白の時間を余儀なくされると、いけないことを考えてしまう。
「もっと心に余裕を持て!」と言われるかもしれないが、
もって生まれたこの性格は、簡単には直らない。
もはや俺はこの性格をうまく操縦して、生きていく選択をしている。

昔の俺なら、
「今日はこの後何もないから、早めの晩酌を始めちゃおうかな」とか、
「昼間からスロット打ちに行っちゃおうかな」とか、
ヒマな時間を埋めるための良からぬ作業が、まず第一に思い浮かんだ。
当時のスロットなら、台の勉強もしていたし、店のイベント日も把握していたので、
勝てる可能性があった、と言うか自信に満ち満ちていたからそんな発想も生まれた。
しかし、ギャンブルには「負ける」というリスクがあるので、
安く済む酒を飲み始めることが多かった。
それに買い置きもしていたので、手も出しやすかった。
ヒマな日が続くと、不安もMAXである。
朝から飲み始める日もあった。
そして、挙句の果てに連続飲酒生活に突入だ。

今の俺は、自分に強めのノルマを課し、
予定を立てて、先々のスケジュールを埋める努力をしている。

「いま酒を飲んだら、どんなふうに酔うのかな?」
なんて発想が湧かないようにしているのだ。

つづく。


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