ジャガイモの芽

ず～っと山奥の現場ばかりに行っていたので、事務仕事が溜まっている。
その現場の書類は終わっているのだが、ほかの仕事をサボっていた。
リフレッシュ休暇と行きたいところだが、
なかなかそうはいかないのが現実だ。

事務仕事が終われば、次の現場の準備に取り掛からなければならない。
次の現場のことも後回しにしていたので、図面も頭に入っていない。
そこに来て、先日もブログに書いたが最近の材料高である。
納期未定の材料や器具も多い。
悲しいかな、前もって大量在庫しておくほどの財力は無い。
これが零細企業の悩みだ。
値動き等、細心の注意を払わねばならない。。

今年は、コロナに加えてウクライナ、それに原油高。
材料や器具の部品を世界中から仕入れている日本では、
こんな有事の際にパニックに陥る。
それも、末端に行けば行くほど苦しめられる。
いまGOサインを出したら、お客さんに迷惑をかけるかもしれない。
タイミングを見計らうのが難しい。

このところ17時には仕事を終えるようにしている。
終業後の夕方30分～1時間、
畑裏が茂みのようになっているので、
日が暮れるまで木を切ったり草を刈ったりしている。
キレイになるにつれ、隠れていたアジサイや昔植えた草花が顔を出した。
あたりが暗くなりはじめると、サビ親子が畑までゴハンの催促に来る。
術後の回復は順調のようである。
親子は、昼間は満開の桜の下で昼寝をしていた。
たまにクロが、散ってくる桜の花びらと格闘していた。
とても微笑ましい光景だった。

昨日作業を終え畑に目をやると、土にいくつもの亀裂が入っていた。
そ～っとその部分の土を剥ぐと、先月埋めたジャガイモの芽が出てきていた。
当時は仕事でバタバタしていたため、植えたことすら忘れていた。
ジャガイモの栽培は初めてなので、再度栽培方法を勉強した。
芽かきと2回の土寄せなど、収穫も1回だけだし、
することは夏野菜より簡単だった。
収穫期の6月には、周りはキュウリやナスも生り始めるだろう。

去年は椎間板ヘルニアで、水やりも草取りも収穫もできなかった。
今年は自分の手でできるように、腰の状態には気を配ろう。

つづく。



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