雨の昼例会

昨日も1日中雨だった。
外構工事が残っている現場も、ドシャ降りでストップ。
内勤を余儀なくされた。
そこで、妻と一緒に断酒会の昼例会に行ってみようということになった。

うちの地区では、昼例会が月一で行われている。
2人とも3回目のワクチンは接種済みだし、ダイジョブだろうと、
久ぶりに行ってみると、俺が入会した4年前と同じ顔ぶれ。
新規の人は見受けられなかったので、
いつもの人に同じことをしゃべっても仕方がないと思い、
近況報告のみでお茶を濁した。

ヒートアップしていたのは、妻ともう一人の家族会の人。
2人とも、以前にも同じ場所でしゃべっていたとをリピートしていた。
その横で俺は「あっ、この話は聞いたことがある」と、黙って目を瞑っていた。

物事を反復（繰り返し）することで、
問題に対する答えを正しく導き出しやすくなったり、
間違いが起こりにくくなると言われているが、
俺の場合は「またその話か」と、飽きてしまう。
反復による効果も一定数の試行で効果が限界に達してしまう。
いくら反復してもそれ以上は、意味をなさなくなるという効果や、
「飽きてくる」という効果が現れ、
「意味飽和」といった消極的（ネガティブ）な効果を示すこともある。

基本的には反復・繰り返しによって記憶自体は強化されるが、
同時に飽きてくるという感じでやる気が無くなったり、
つまらなさすぎて集中力が落ちてくるということが起こりうる。

週3で例会に通っていたころは、
例会場と出席する面子を想定して、3パターンくらいネタを用意して、
例会ごとに体験談がかぶらないようにしていた。
ここ2年ほどはコロナ渦も手伝って、数か月に1度しか顔を出していないので、
しゃべるネタに不自由することは無くなっている。
まあ生存確認みたいな具合で、顔を忘れられない程度の出席率である。

次回の例会には、うちの近所の再入院した人が例会出席すると会長から聞いた。
近所すぎて、例会の場で顔を突き合わすのは、お互いに気まずいだろう。
会長からは、「わかっているよな」と言われたようなものだ。
妻にも「当日は絶対出席するなよ」と釘を刺した。

つづく。



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