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室内の会話

いよいよコロナ第三波もBig Wave化してきた。
重症者、死者も増えている。
昨日も全国及び各都道府県で沢山の日本新記録樹立!
留まるところを知らない。

「誰もが感染していると思え」と医師会会長も言っている。
しかし、通勤電車の客も高止まりが続き、営業短縮の要請に応じない飲食店も多い。
警戒期間が長引く中、コロナ対策で緩みが出ている。
と言うか、諦めにも似た症状だ。
うちの仕事にも影響が出始めているが、
基礎疾患を持つ身としては毎日が恐怖でならない。
   
昨日は、経営診断の関係で行政書士事務所の人が来所された。
窓を全開&換気扇、
マスクを新調して、除菌シート&除菌スプレーを準備してのお出迎え。
お茶も入れずに、ペットボトルのお茶を除菌して渡した。

今年から所長さんが引退されて、その娘さんが新所長さんになったのだが、
会話の食い付きが悪い。
コロナ禍では、やむを得ない話しではあるが
私がいつもの調子で冗談交じりで喋っても、
「そうなんですかぁ」「そうなんですねぇ」
微笑もしてくれない。
先代の所長の時は、うちのネコを膝の上にのせて1時間くらい雑談して帰ったのに、
今年は事務的に15分で済んでしまった。
まあ、今の日本では仕方ないが、少し寂しい気がした。
こっちは請求書も出ていない状態でも即金で払ったのに愛想が悪かった。
帰り際に玄関のメダカには少しだけ食い付いてくれたので、良しとしましょう。

俺は日ごろから、「雑談も仕事の一部」と、お客さんとの会話の時間を大切にしている。
無駄口が多いのも考えものだが、何気ない雑談から突破口が開く場合もある。
しかし、今の日本では室内の会話は細心の注意が必要だ。
職人さんとの長話は、いつも屋外だ。
ホントにやりづらい。

夕方、カブの最終間引きをした。
5cm間隔だとちょっと狭いし、カブの大きさも小さめ。
カブが、おしくらまんじゅうみたいになっていた。
大根も間引こうと思ったのだが、
根が下にガッチリ伸びていて、間引けない状態だった。
きっと、ニコイチみたいな変な形の大根になってしまうだろう。
間引いたカブは、葉っぱが50cmくらいになってたので、カブの葉が大漁だった。
もったいないからレシピを妻にLINEしておいたので、今夜から食卓は緑色だろう。

「自分で料理しなよー」って言われるのが怖い。。。

   
つづく。                    



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酒席なし

ある組合事務局から1本の電話があった。
「来週の安全パトロールの参加人数が集まりませ~ん」と。

俺は、役所主導型〇〇〇〇協会の支部長をやっているので、
俺の名前で組合員に招集をかけた。
支部長と言っても名ばかりで、任期2年、順番で回って来るだけの役に過ぎないのだが。

安全パトロールは、日時と場所と内容を役員会で予め決めていたので、
例年通りの人数が集まる予定だったが、
今年に限っては、今のところ俺を含め3名しか出席の返信が来ていないと言うのだ。
好天も続いているので、天気が理由ではない。
景気も低迷しているので、さほど忙しい年末でもなさそうだ。
事務局が言うに、「パトロール後の忘年会が無いからかもしれませんね?」
そうだ! 今年はコロナを理由に忘年会はやらないと役員会で決めていたのだ。
思い起こせば、総会も書面上で処理し、総会後の懇親会も無かった。
酒席が無いと、人数が集まらないということを改めて知らされた。

そうだよな、総会や役員会、行事に出てくるのは団塊の世代の社長さんばかり、
次世代の人は、俺のように早めに親父を亡くした数名だけしか出席していない。
俺が親父の代役で出席し始めたのは今から24年前、
その頃は、行事の他にも役員会終了後の飲み会まであった。
飲んべえ旅行にも毎年行っていた。

しかし時代は変わった。
酒を飲まない人も増えた。
タバコに至っては、喫煙者はまるで犯罪者扱いだ。
しかしアルコール依存症患者数は増加傾向にあると言う。
それはなぜか?
人口の減少や高齢化に伴い全体的にはアルコールの消費量は減少傾向にあるが、
多量に飲む者の割合はむしろ増加傾向にあるという。

習慣飲酒者は減少
多量飲酒者は増加
アルコール依存症者は増加

全く飲まないか、飲み過ぎて病気になるか、
ということだな。

俺たちの業界には、いまだに大酒飲みの人が数多くいる。
飲み方からして「アル中だな」って人も多い
そんな人たちから「酒席」を取り上げてしまったら、
酒の無い安全パトロールなんてめんどくさいってことになるよな。

納得。


つづく。 




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癌患者、断酒会出席

昨日は久しぶりに断酒会の例会に行った。
ホントに久しぶりだった。
最後に出席したのが去年の10月、なので14カ月ぶりだった。
去年の今頃は例会出席と言うよりも、断酒会自体に疑問を感じ始めていたころだ。

6月10日のブログの内容を引用すると、
1.衰退期の断酒会では、例会の参加者も減って例会も魅力が失われているのが現状。
2.活気が無い、マンネリ化する、新人がますます定着しにくくなるといった悪循環。
3.肉体的にも精神的にもアルコールの影響下から離れることができ、
 酒のない生活が当たりまえ = 気負わなくても酒のない生活ができるようになれば
 断酒会に依らなくても、断酒マインドを維持できれば断酒会は必要ない。
4.仕事や家族が心の内を占める部分が大きくなるにしたがって、
 酒の占める部分がより少なくなるという酒を遠ざける好条件にもなる。
5.例会出席の余計な手間もなくなり、より有意義な生活ができる。
  断酒の仕方は人それぞれなので、自分に適したやり方をすればよい。
6.断酒会はほぼ団塊の世代に特化した自助グループと言える。
 だいぶ時代遅れとなって、衰退の一途。
7.例会の多さ、年間行事の多さに加え、日々の生活に圧力のような物を感じている。
  今は仕事に趣味に家族の時間もバランスよくとれていて充実している。
8.断酒も断酒会も目的ではなくて手段の一つのはず。
 断酒会にしか生きがいを見いだせない人は、いささか問題有り。
 普通に生活していたらそれほど通えるはずがない。
9.毎年全国大会を開く必要性は無いと思う。
10.例会依存の人で、出席回数を自慢する人がいる。

こんなふうに考えていた。

それに加えて、コロナの影響もあり3月からは多人数出席の集まりには出席を控えていた。
そろそろ例会にも復帰しようとしていた8月にはコロナ第2波襲来、
そして、肝細胞がんが見つかり、10月に腹腔鏡手術。
年末年始で忙しくなるのと、コロナ第3波がBig Waveになる前に、
参加人数の少なそうな会場を選んで行ってみた。
周りの反応は、「ごぶさた~♪」と言うベテランさんも居れば、
最近通い始めたばかりの人も居た。
ベテランさんたちの中には、俺と同じ肝硬変の人も居る。
俺が肝臓癌だということも知っている。
最近手術をしたことも知っている。


初対面で通い始めの人には、
「私みたいにならないように断酒に励んでください」
と言うガン患者の言葉は、
少し刺激が強すぎたかもしれない。


つづく。



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肝臓癌と鬱病

日本においてがんで亡くなる人の数は全死亡者数の約3割を占める。
がんは日本人の死因の第1位となっており、その数は毎年増加している。
がんになると様々な身体症状が現れるが、同時に精神的苦痛も現れる。
がん患者において20~40%がうつ病を合併することや、
うつ病の発生率は一般と比較し2倍以上になるらしい。
うつ病になってしまうと、がんという体の病気を抱えながら、
精神的苦痛とも闘うことになる。
がん患者が自殺する危険率は一般人口より高いとされる。

がん治療が始まると、会社だけでなく家庭の役割を十分に果たせなくなり、
職場や家族に強い後ろめたさを感じ自分自身を責めてしまうことも少なくない。
過剰な自責の念から病的な抑うつ気分が生じ、
自分の生きる価値を見失うことさえある。
がん患者がこのような状況に陥る前に、
早急に家族と率直に話し合ったり、職場の上司などに相談する必要がある。
家事の負担が多ければ、配偶者に協力してもらう必要がある。

がん治療が始まると心配や気分の落ち込みが長引き、
病的な不安感や抑うつ気分、不眠等が生じることがある。
精神的に不安定なためにがんの治療に対して消極的となり、
通院や内服がずさんになったり、稀にがん治療を拒否することがある。
不眠で一睡もできない、
不安で何も手につかず日常生活に支障を来す、
気分がゆううつで何もやる気がしない等の症状が続く場合でも、
通院による精神療法や抗うつ薬・睡眠薬等の薬物療法、
さらに家族を含めた心理療法など適切な精神科的治療により、
比較的短期間に症状が改善することがある。

上記のような症状は、
アルコール依存症で精神病院に5カ月間入院し、
自助グループにも3年以上在籍している俺にとっては、
家族にかけた迷惑への懺悔の念や、前を向いての歩き方を知り、
周囲の人から人種差別にも似た扱いをされた経験があるので、
対外的にはある程度のことには耐えられるだけの精神力は身に着けた自信がある。
しかし、がんの場合は直接「死」に直結する病気であるため、
周りにはなかなか事実を伝えられずにいる。

今後、他に転移したり、再発が2度3度続いたら、
「死」も覚悟できるだろうから、その時は多方面に公言しようと思っている。
それまでは、自分を騙しながら平気な顔をしていようと思う。


つづく。



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昨日は休日

今日は冬らしいとても寒い朝です。

今季初首巻き&初ダウンを着た、やっと冬らしくなってきた。
また東京では昨日は休日なので少なかったものの、一昨日土曜日は陽性者新記録達成!
みんなしらばっくれているだけで、もう完全に蔓延しているようだ。
緊急事態宣言時よりも事態は悪化しているにもかかわらずGOTOしてるし。
シャッター商店街のように、弱い者から順番に淘汰されるのを待っているとしか思えない。
これじゃあまるで姥捨て山だ。

去年の秋は大型台風で大変な被害を受けたが、
今年は晴天が続いて葉物野菜が豊作で葉物が安く手に入る。
汗ばむほどの温暖な秋だった。
しかし、豊作だからと言って農家さんは儲かるわけでもなく、
人件費で消えてしまうので、悲鳴を上げているようだ。

週末は長女が帰省して、実家でのんびり過ごしていた。
うちの畑も豊作で、昨日は長女を使ってチンゲン菜とカブの収穫をした。
昼過ぎにはアパートに送るので、収穫した野菜を持たせてあげた。
家のほうでは、妻とばあちゃんに挟まれて彼女なりに苦労しているみたいだった。
なんせ、2人の言うことが180度違うので気を使うらしい。
昼間はばあちゃんの運転手、夜は妻の愚痴の聞き役、
しばしば、俺の居る事務所に逃げて来て昼寝をしていた。
俺は、いたって放置プレイなので、事務所のソファーは居心地が良さそうだった。
男親なんてそんなもんだ。
ヘタに干渉してしまうと「ウザいっ!」って言われちゃう。
今回の帰省は、娘の会社で造った洋菓子をたくさん持って来たので、
今日は職人さんにも配ろうと思っている。
これで10時のお茶休みの話のつかみはOK!

娘を送っていく道中すれ違う車列はみな行楽帰りのようだった。
しかも、いつもの週末と変わらないほど渋滞していた。
テーマパークと1円パチンコ店の駐車場は、【満】の文字。
コロナなんてどこ吹く風、普段の週末に戻っていた。

気を付けて自宅待機している人たち、
普段通りの休日を楽しむ人たち、
政府も各都道府県も責任のなすり合い、
本音を隠して腹の内の探り合い、
愛想笑いが上手で、八方美人的な国民性、

皆、ほとぼりが覚めるのを安全地帯に身を置いて、
ニヤニヤしながら眺めているだけのように感じる。


つづく。



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性依存症

東京では昨日また新記録達成!
完全に蔓延してますね。


コロナ禍で就活が困難な中、「OB訪問アプリ」を悪用した犯罪が起きているそうで。
大学4年の娘を持つ一人の親としては気が気じゃない。
藁にも縋る思いで必死になって職を探している就活生を食い物にしようとする卑劣な犯罪、
弱い立場に付け込んで、人を騙すなんて許せない。
「てめーは性欲しかねぇのか?!」
「チ〇コは、元来オシッコするための道具だ!!!」 (極論)
と言いたい。

性欲と言えば、ネットニュースはアンジャの多目的トイレの記事だらけ、
気分悪いからテレビも記事も見ていない。
多目的トイレを作るのにどれだけ苦労すると思っているんだ。
車いすが回転できる有効幅、バリアフリー、滑りづらい床タイル、入口のハンガードア、
手すり、呼び出しボタン、高価な専用衛生設備機器、おむつ替え設備など、

そりゃあ健常者が使えば快適空間でしょうよ。
あ~ムカつく!
というのが作り手側からの意見。

アルコール依存症の俺が言うのも何だが、
これは簡単に「性依存症」として片付けて良いものなのか?
性依存症にも合法と非合法の2つのタイプがあるという。
合法タイプ :風俗、浮気、自慰行為など
非合法タイプ:痴漢、強姦、盗撮、窃盗など
よって、アンジャは合法タイプ
OB訪問アプリ」を悪用した犯罪は非合法タイプとなる。

アルコールであれ、ギャンブルであれ、セッ〇スであれ、
犯罪に手を染める前にブレーキをかけなければならない。
精神疾患を持っているからと言って、罪を犯してしまったら、
だれも「病気だからしょうがないよ」とは言ってくれない。

俺がアルコール依存症になって気付いたことは、
家族や周囲の人への迷惑と、自分の身体へのダメージだ。
俺は肝臓を壊して寿命を縮めたが、それは自業自得である。
しかし、もし酒が原因で犯罪者になっていたとしたら、
当人はもちろん、家族も住むところを無くし、社会から排除されるだろう。

手遅れになる前に気付かなければ、
すべてを失うことになる。


つづく。                    


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暖冬とコロナとアル中

早朝、まだ寒さで車のフロントガラスがパリパリにならない。
12月だよ、暖か過ぎる。

先月は殆ど上着を着る期会が無かった。
防寒着用に新調したジャンパーも、いまだにタグが付いたままだ。
畑のチンゲンサイも種蒔きから45日で収穫期を迎えてしまった。
霜もまだ降りていない。
柚は、ひと霜降りたら収穫期だと思っていたが、霜を待たずに色づいた。
予報では、12月の気温は平年並みだと言っている。(ホントだろうか?)
平年並みって、近年の暖冬になってからの平年並み?
だとしたら、今期もまた暖冬だ。
冬用タイヤに入れ替えるのも年明けか?
それとも今季は履き替えナシか?

昨日、車を運転中、橋の上から遠くに見える富士山が白かった。
さすがにJapanese FUJIYAMAは期待を裏切らない。

師走なので、配達しながら来年のカレンダーと請求書配りをしてきた。
郵送が多い中、濃いお客さんのところは手で配るようにしている。
一般のお客さんで、渡した請求書の中身を見て、
「あらっ!ずいぶん安く済んだのね~」って、

しまった! もう少し乗せておけばよかった。。。(後悔)
まあ、綺麗な仕事で安いイメージを植え付けるのも一手だ。

お茶をご馳走になりながら無駄話をしていたら、
奥さんが「チョット待って!」と家の奥に、
「払えるから払っちゃうわ♪」と。
「急がなくてもいいのに」と言うと、
「給付金給付金♪ うちは5人貰ってるからね」と、即金だった。
今年はそんな改修工事が多い。
コロナで仕事量が減ったのだから、これくらいの恩恵は受けてもよかろう。

コロナも、低温低湿になる冬場は特に注意が必要だとTVも言っている。
糖尿病や高血圧、肝臓などの消化器系に基礎疾患を持つ人は気が気じゃない。
俺はまだ65歳未満だが、GOTOなんて頼まれても使いたくない。
てか、仕事量の減少により¥をドブに捨てるようなことはしたくない。
買物も無駄を省いて小口当用買いだ。
あのまま酒を飲み続けていたら、黙って月2万は使っていただろう。
断酒継続で、その点だけは節約できてはいるが、
肝硬変から肝癌となり、病院に掛かる金額は増す一方だ。
そして寿命も縮めて、年金受給できるかもわからない。

「酒」による代償はデカい。

つづく。


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セカンドオピニオン

肝臓がんが発症してから、セカンドオピニオンという言葉を良く聞くようになった。
で、セカンドオピニオンとは何ぞや?

セカンドオピニオンとは、主治医の考えだけではなく、
他の医師の意見も聞いて、より多くの肝がんの治療に関する情報を得るもの。
がんの治療を行っていく上で、自分自身の考えや価値観も、
治療を選択する上で重要であるという考え方が、
最近のがん治療における世界的な潮流になっている。
そのために違う医師の考え方も聞きたいとセカンドオピニオンを活用する人も居る。
違う医師に、第2の意見を求めることだとわかっていても、
主治医との関係が悪くなるのが心配で言い出しにくいという患者も居る。

セカンドオピニオンを希望する場合には、
「他の医師の意見も聞いてみて、それを踏まえてから自分の治療を決めたい」と、
きちんと現在の主治医に伝えてること。
最近では、大きな病院のほとんどがセカンドオピニオン外来を設置している。
ただ、標準治療はガイドラインになって決まっているので、
セカンドオピニオンによって見解が分かれることは非常に少ないと思われる。

セカンドオピニオンを受けるためには、これまでの治療経過や検査結果、
CTやMRIなどの画像診断結果を、現在の主治医の診療情報提供書と一緒に持参する。
診療情報提供書を出してもらうのは有料(健康保険が適用される)。
セカンドオピニオンを受けるために診療情報提供書を書いてもらうことは、
既に医療制度化されている。
主治医が気を悪くするのではないか、などと心配する必要はない。
また、セカンドオピニオンを受けた際に負担する金額は、病院によって異なる。
予約制であることが多いので、セカンドオピニオンを受ける病院を決めたら、
申し込みの方法と金額を問い合わせてみると良い。
なお、セカンドオピニオンを受ける病院では新たな検査や治療は無い。
セカンドオピニオンを聞く医師に今後の自分の診療をお願いしない。
セカンドオピニオンを受けるときには、まず自分の病状と経過を、
きちんと理解しておく必要がある。
その上で、質問したい点をまとめてメモしておくと、面会時間を有効に活用できる。
ただし、何よりまず自分の病状や治療に対する疑問などについて、
主治医と十分に話し合うことが大切。

他の病院では勧めない特定の治療法だけを推してくる医師には少し注意したほうが良い。
「とにかくこの治療法をしなさい」という医師は、患者との信頼関係も築くことができない。
そうではなく、患者がこれまで受けてきた治療をいろいろ聞いたうえで、
助言くれる医師やクリニックは信用できる。

俺の場合、主治医と手術をした大学病院の執刀医は信頼関係で結ばれているし、
国立や県立のがんセンターのインターネット情報で十分だと思う。
お金も手間もかかるしね。

つづく。


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コロナと肝疾患

コロナも第三波が猛威を振るい、
単なる風邪だと言う人、必要以上に過敏になる人、
それぞれだ。

アル中は家飲みに注意が必要。
肝疾患のある人は、何に注意しなければならないか不明な点が多いが、
とにかく注意しなければならない。
GOTO 65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人に都内を発着する旅行の利用自粛って、
そもそも、そんな贅沢できないし。。。
大半の人が、得をするより損を減らす生活をしてるのにな。

日本肝臓学会も下記のように言っている。
「肝硬変、肝癌などの肝臓病も、COVID-19の重症化に関わる要因である」
「COVID-19に感染すると肝機能検査値の異常が高率に見られ、COVID-19の重症度とも関連する」

・肝硬変患者の場合、
治療が必要な食道胃静脈瘤がしている患者は特に注意が必要。

・肝癌患者の場合、
基本的には肝硬変患者と同じだが、
コロナ蔓延中は肝がんの治療延期が可能ならば治療を延期したほうが良い。

・非アルコール性脂肪疾患(糖尿病や高血圧)の患者の場合、
合併する頻度が高い血栓塞栓症コロナウイルス感染症を重症化させる。

また、超音波検査などの密閉空間で一定の時間医療従事者との密接した距離で行われるものも、
地域の感染状況を考慮して、検査の適応やスケジュールを見直す必要があるとも言っている。

癌患者は、コロナ終息を待っての手術や治療の延期は、いつまで待てばいいのか?
新型コロナウイルスでも癌でも、
不安に乗じて、トンデモ医療情報のような怪しい情報やデマが広がっている。
何を信じたらいいのか見極めが必要だ。

コロナ禍の今、がん患者が知りたいこと
新型コロナの重症化リスクや、感染が心配な病院への通院は控えるべきか、
病院受診はリスクを高くしてしまう行為だと一般的に考えられる。
受診の機会をどうコントロールするかが重要だ。

癌患者は他の感染症が入ってきた時に、その感染症にかかりやすい状態になる。
化学療法や放射線治療でそういう状態になることがあるが、
他の感染症についてはそういうデータは出揃っている。
一般的な感染症にはかかりやすいことはわかっているので、
コロナ感染のデータは出揃わなくても、十分危険性が高いことは科学的に推測される。

気をつけなければならない!
何に?
よくわからないけど、健康な人よりは気を付ける。

つづく。


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続・トンデモ医療情報

先日のブログにて、「トンデモ医療情報に溢れている」と書いた。
ex)
「がんのエサは糖質である!」
「がん細胞の糖質好きは医療では常識である。」
「喫煙をやめると、肺がんが増える」
「ガンに効くサプリメント」
「本に書いてあるから正しい」
「がんは治療しないほうがいい」
「抗がん剤は危ない」
「アメリカでは抗がん剤は使われていない。使っているのは日本だけ」

旬なところだと、
「正露丸はコロナに効く」
「納豆はコロナに効く」
「ヒノキの殺菌作用がコロナウイルスを殺す」
「飲尿パーティー」(インドのヒンドゥー教団)
「特定の数字の配列が、特定の事柄を引き寄せる」(ロシアの学者)
「アイスクリームを食べるとコロナ予防ができる」(ユニセフ)
「5Gの電波がコロナウイルスを広げている」(イギリス)
「イソジンがコロナ感染対策に有効」(某都道府県知事)

オレオレ詐欺級に笑えて来る。
アル中の「酒は百薬の長」と同じだ。

「現代の呪術」は科学用語を使って紹介されるのが特徴であり、
横文字だらけの健康法は、とりあえず疑ってかかるのが正解だ。
残念ながらこの世に魔法は存在しないし、
コロナウイルスにかからないほど免疫力を上げる魔法の食材も見つかってはいない。

また、「免疫力が上がる」と言う言葉も食い付きが良い。
間違った宣伝が見受けられるが、その多くが医学的効果は確認されていない。
結局、コロナウイルスを防ぐ手立ては、手洗いと健康管理に尽きるのだ。

研究の過程で、たまたま都合のよいデータが得られたとしても、
それは科学的な結論ではない。

有名大学の教授がその製品をすすめているとか、○○学会で発表したと説明が流れることもある。
でも、それだけで信頼してはいけない。
教授がメーカーと癒着している可能性が否定できないし、簡単な手続きで発表できる学会もある。

俺は数式やグラフに翻弄せれやすい性格だ。
それらしいグラフを見せられるとイメージや思い込みをもとに、
「これのせいで、こんなことが起きるんだ」と考えがちだが、
因果関係は一つのグラフで証明できるようなものではないのだ。
簡単なグラフを出して、いかにも科学らしい明快な説明をしていたら、
たいてい罠があると思って良い。

肝臓ガンであることが発覚し、コロナに恐怖心を抱いている俺は、
ダマす奴らからしてみれば、最高の獲物だ。

胡散臭い「トンデモ医療情報」には騙されないように、
細心の注意を払わねば。

つづく。

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