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またもや口論

妻との普通の雑談から発展して口論となった。

夕食後に、親戚から送られてきた柿を食べながら、
俺が酒漬けで連続飲酒になっていたころの話になった。
うちの所有する山林に植えてあった柿の木を切られたことがあった。
その木は道路に張り出し、熟れた実が落ちて道路を汚していることは、
前々から気になっていた。
その木を俺が精神病院入院中に根元から切られたというのだ。
妻「切るんだったら一言あっても良かったんじゃない?」
 「アイツはアル中で言っても無駄だから切っちゃえ、ってことだったの?」
俺「しょうがないよ、当時の俺は正直まともじゃなかったんだし」
 「それに道に実が落ちて迷惑をかけていたのは事実だし」
 「過ぎたことは仕方ないね、素面に戻ったんだからこれからは前を向いて歩くよ」

この「前を向いて歩くよ」という俺の発言が引き金だった。

妻「あのころ、どれだけ周りに迷惑をかけたか分かって言ってるの?」
 「嫌なことは忘れて、前を向いて歩けていいよねぇ」
俺「忘れてないよ、迷惑をかけたことに反省してるし後悔してる」
 「悔い改めて前を向こうとしているって、いけないこと?」
 「べつに、陰で面白がって俺の悪口を言われても、今は気にならないよ」
 「言いたい奴には言わせておけばいいよ」

妻には、俺は悪しき過去を消し去り、開き直っているように見えたのだろう。
柿の木を切られてから3年以上経つ。
怒りも薄れ、ほとぼりが冷めて来た矢先にその話を蒸し返された。
当時の俺は、酒に支配されて一時廃人のようになっていた。
それに迷惑をかけたと言っても、俺は酒乱ではないしDVも無い。
一人静かに酒の海に沈んでいったような感じだ。
そりゃあ、病院の手配もしてもらったし、毎週面会にも来てもらった。
断酒会にも口利きをしてもらったし、週3の例会にも一緒に来てもらった。
妻には感謝してもしきれない。

退院後は規則正しい生活と肝臓にやさしい食事を心がけている。
後悔と反省、感謝を忘れずに前を向いて歩くのはいけないことなのだろうか?
しかも俺は肝臓がんになり、寿命も縮めている。
自業自得ではあるが、素面に戻った今でも後ろめたい気持ちを隠しながら、
平静を保つように無理やり努力して生きているつもりだ。
しかし、その都度話を蒸し返されては心が折れそうになる。
そこまで言われると、すべてを投げ出したくなってしまう。

「全否定されるなら、俺は取り返しのつかない過ちを犯してしまったんだね」
「許してもらえないなら、もういいよ」
そう言い残し、深夜に事務所に戻ってこれを書いて自分を落ち着かせている。


つづく。



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アル中の完成

一昨日は仕事を早めに切り上げ、柚採りをした。
冬至をすっかり忘れていて、柚を採り忘れてしまっていたからだ。
今週の寒波で霜もかけてしまったので、色は当然悪かった。
妻の実家がある北海道では春のタケノコ同様、柚が採れないため、
毎年送っている。
いつも北の海産物を送ってもらっているため、
この2点だけは欠かすわけにはいかない。
昨日、採った柚を持ってクロネコに行くと、
たくさんの人たちが並んでいた。
みなさんミカン箱を手に持って並んでいる。
箱をガムテープで止めているところを見ると「柚だな」と確信した。
週明けには冬至が待っている。
みんな同じ行動を取るんだなと思った。
受付を済ませると、「大雪の影響で到着が少し遅れるかもしれません」と言われた。
ん~ 冬至に間にあうかな?
コロナと大雪のダブルパンチだ。

ニュースを見ると、
バスマットを代表とする安価な輸入珪藻土製品がヤバいらしい。
湿気を吸収する能力が高いとされる珪藻土製品だが、
法令の基準を超えるアスベストが含まれている可能性があると言う。
長男の引っ越し準備の時に長女の分と一緒に2個買った。
とりあえず、店の自主回収が始まるまで使わないようLINEしておいた。

普段気にせずフツーに使っているものにも落とし穴があるね。
仕事帰りにコンビニで、
缶コーヒーより安価なストロング系酎ハイをフツーに買っていた自分を思い出す。
【塵も積もれば山となる】
【1本のストロングも飲み過ぎればアル中になる】
1本で済めば良いのだが、炭酸の爽快感と口当たりが良さから、
1本が2本、3本、4本・・・・・
お財布の中身と相談して、ペットボトルの焼酎を水道水で割るようになる。
自作の水割りも、焼酎の分量が多くなる。
ペットボトルの焼酎を箱買いするようになる。
あれ?飲み過ぎ?ヤバイ?
気付いてももう止められない。
 ↓
アル中の完成。

コロナで外出が困難な昨今、
予備軍の人たちには注意してもらいたいところだ。


つづく。


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安全パトロール

いよいよ東京は数字のマジックが効かなくなってきた。
通勤通学で東京に1日の半分以上の時間滞在する
ベッドタウン住民の住む近隣の県も右へならえだ。
もう怖くて当分病院には行けない。
低温低湿で、コロナくんもさぞかし快適だろう。
インフルと同時期の流行だとすると、
来年の2月くらいまではピークが続くのかな?

昨日はある組合の安全パトロールがあった。
パトロールの前に弁当が出た。
そこで、5人以上の会食をしてしまった。
俺はその責任者となっているため、窓を全開にし、食事中の会話を禁止し、
3蜜を極力避けるよう集まった皆さんに協力を求めた。
時間をずらし、弁当を食べるのは避けたかったが、
事前に役員会で決定していたことなので、
渋々ではあるが了解していた。

マスクを外して会話する姿も見受けられた。
パトロールする事業所へも、1台の車に乗り合わせで行く人たちも居た。
注意喚起しても守らない人はいる。
それをその都度指摘するほどの発言権は俺には無かった。
肝臓がんであることは身内以外には口外していない。
「俺は肝臓がんだからノーマスクで近寄らないで」なんて言えない。
例年ならば、安全パトロールが終わるとその足で忘年会に向かうのたが、
今年の場合は現地解散となった。
みなさん物足りない様子だった。

身近なところに感染者が出ていないので、まだまだ意識は低い。
感染者数急増もテレビの中の話と捉えている人も多い。
そもそも、安全パトロールは事故を未然に防ぐためにやっているんでしょ?
みんな、万が一のことを考えようよ。

俺は過去の不摂生により寿命を縮めた。
健康な人より長く生きられないことは解っている。
だからこそ、このコロナ禍では健康に注意したいと思っている。
これ以上死期を早めたくない。

次にがんが再発したら、「俺は癌だ!」と公表しちゃおうかな?
そのほうが楽に生きられるかもしれない。


つづく。


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続・宗教勧誘

今朝もバケツの水が凍った。
いよいよ日中も防寒着と首巻きが手放せなくなってきた。
日本海側の大雪も大変だ。

今夜あたり、今年から新潟に住む息子にもTELしてみようと思う。
こちらでは、雪は年に2~3回しか降らないので、
アイツにとっての雪は、楽しいイメージしかないと思う。
周りで毎朝雪かきをしている姿を見れば、雪に対する意識も変わるだろう。

北海道の次女は、既に雪には慣れっこで、
「だいじょぶか?」と聞いても「なにが?」って感じ。
「寒くないか?」と聞いても「室内は暑いよ」と。
完全に仕上がっている(笑)
卒業ギリギリの彼女は、コロナ禍で就活も悪戦苦闘中!
条件の良い就職先は望めないかもしれない。
リモート面接にも慣れたそうだ。
全国に支店を持つ会社には内定をもらっているらしいが、
そこに就職すると日本中を渡り歩くことになりそうなので、
迷っているみたいだ。
親としては、とりあえず安心したいところ。

先日の話のつづき。
日曜日に会った人は、法人名は書けないが新興宗教だった。 
やっぱりね。
有名芸能人にも入信者がいる右肩上がりの団体らしい。
まあ、信仰は人それぞれ、自由だからね。
先日その人から妻に、
「すみませんでした」と謝罪があったそうだ。
妻に教えを説こうとしても、
既に得度を済ませている(仏門に入っている)妻には通用しない。

寺のむすめ 強し!

ダルクでは、面会謝絶で旦那さんとも会えず、
その人も心の拠り所を求めて入信されたのだろう。

しかし、新興宗教やマルチ商法って、
そういうところに付け入るのが上手だね。
バイトでうちの仕事の営業に借りたいくらいだ(苦笑)
アルコール依存症の人は酒以外にも鬱やその他の精神疾患を患っているケースも多い。
弱い部分を少しでも見せると、隙間を縫って付け込んでくるから、
俺を含め、心が弱っているアル中の人は細心の注意が必要だ。

今日はある協会の林業安全パトロールの日。
作業員の安全も大事だが、
パトロールに行くおじいちゃんたちが山で転ばないか?
そっちのほうが心配だ。

   
つづく。


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コロナ慣れ

近所でコロナ陽性者が出ても、あまり気にならなくなってしまった。
GOTOが停止されても、旅行も外食も予定の無い俺には無縁だ。
基本、屋外作業と車移動、夕方事務所に帰っても残っているのは俺一人。
お客さんに会う時とコンビに寄る時にマスクを着用するくらい。
除菌シートと除菌スプレーも常に持参している。
妻は、俺に感染予防のいろはを教えてくれる除菌マニアだ。
こんな生活をしていて感染してしまったら、それは不運以外の何ものでもない。
都心から車で1時間圏内の我が家の周りは、
週末になると買い物と日帰り観光の客で、平日よりも人が多い。
だから土日はめったに外出をしない。

医師会会長の言う「誰もが感染していると思え」が現実味を帯びて来た。
勝負をしなかった3週間が終わり、勝負をしないであろう年末年始がやって来る。
医療が崩壊されては、うかうか風邪すら引けなくなる。
酒の飲み過ぎで急性アルコール中毒など門前払いだろう。
正月だからと言って体調管理を怠ると、
基礎疾患を持つ人さえも病院から相手にされなくなってしまうかもしれない。
手術を受けることが出来ずに落とす命もあるだろう。

ワクチンが実用化されていない現在は、マスク、手洗い、換気、3蜜を避ける。
これ以外に自己防衛のしようがない。

自粛規制もかかっていないので、断酒会の例会もヘッチャラで続けている。
施設の利用禁止令が出るまでは月間スケジュール通り行われるだろう。
例会の行われる建物は公共的なところが多く、
利用禁止になるのも比較的に早いほうだが、
市からのGOサインが出ない限り自主的な閉鎖は無い。
先週の日曜日に、飲食無しの忘年会が行われたそうだが、
年齢層高めのベテランさんが、年1で同窓会のように集まっていたそうだ。
おじいちゃん、あぶないよ。

総会で、年間の行事と予算が決まっているからといって、
今年のようなコロナ禍でアブノーマルな年には、
行事こなしもほどほどにしておいたほうが良いと思う。

肝臓のほうの病院の通院も1月まで伸ばしてもらった。
年が明けたら手術後初のCTが待っている。
何も無いように(祈)

俺の肝臓くん、癌が再発するならコロナが治まるまで、もう少し待ってくれ。


つづく。


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俺はバカだ!

休み時間に芸能ニュースを見ていたら、
肝臓と酒に関する記事があった。

「小松政夫さんが、肝細胞がんのため都内の病院で死去した。78歳」
昨年11月の定期健診で肝細胞がんが見つかり、入退院を繰り返していたそうだ。
抗がん剤治療を受けながら仕事も続行していたが、再入院後は容体が回復せず、
最期は家族に看取られながら息を引き取ったそうだ。
芸能生活50年以上の収入は“飲み代”に消えていたとか?
大俳優でも酒を止められなかったんだね。
てか、止める気は無かったのかもしれないが。

酒浸りからの肝細胞がんって、俺じゃん!
気持ちは複雑だ。

次に、
大のお酒好きとして知られている女優・橋本環奈の“おじさん”化が話題に。
芋焼酎をロックで飲み、つまみとして梅干しを食べるという
彼女は週7日飲む酒豪で、酒浸りの不摂生な生活を続けていれば、
激太りや劣化は避けられないだろう。
週7日って、これまた過去の俺じゃん!

俺は福田組の作品が好きで彼女もよく目にする。
注目される存在なだけに、窮屈な生活に対するストレスは想像を絶するものだろう。
最近横に大きくなってきて、声がかすれているなとは思っていたが、
あれは酒焼けの声なんだなと納得した。
しかし、それを理由に酒を飲んでばかりいると、健康面で身体が心配になる。
俺も仕事の関係でメンタルをやられて酒に逃げた結果がアル中からの肝臓がんだ。
まだ若いんだから、病気になる前に気付いてもらいたいところだ。

若い頃は酒が友達だった。
酒は、弱気な俺にとって最高のコミュニケーションツールだった。
断酒と禁煙は考えたことが無かった。
「病気になったら酒を止めるよ」と言っていた。
「飲み過ぎは命を縮めるよ」と言われても他人事だった。
50歳間近で、アル中になり肝臓を壊し、今では肝臓がん患者だ。
今更後悔しても遅いが、もっと早くに気付いていればもう少し長生きできたのにな。

俺も小松さんのように70代後半で癌が見つかったのなら諦めが付いたのかもしれない。
50代前半では人生諦めきれない。
これから何年生きられるのだろう?
あと何回再発するのだろう?

ホントに俺はバカだっ!!


つづく。


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引き出し屋

「引き出し屋」についてのニュースを目にした。
長年ひきこもり続ける当事者を、
無理矢理に近い状態で自立支援施設に送り込む。
その手法は、騙まし討ち、拉致・監禁、
元生徒7人が初の集団提訴へ
という内容だった。
昔あった〇〇ヨットスクールの事件を思い出す。

俺もアルコール依存症で精神病院に5カ月間入院していた。
同部屋の人の中には、引きこもりの人も居た。
入院の原因がアルコールの場合、
自発的に入院する人、
俺のように、身体が動かなくなり強制的に入院する人、
そして、酔っぱらうと手が付けられなくなり家族に説得されて入院する人、
それぞれだった。

引きこもりの人は、何が原因で入院したのか分からなかったが、
いつもベッドの上で静かに天井を見上げていた。
「退院はいつごろ?」と聞くと、
「わからない、でも家よりもここにいるほうが落ち着く」と言っていた。
その時点で、彼は3度目の入院らしかった。

俺もそのとき、仕事のことも家族のことも考えずに、ただただ療養していた。
世間とのしがらみから解放されて、まるで赤ちゃん返りしたみたいだった。
彼が言うように、確かにベッドの上が落ち着いた、楽だった。
しかし、入院生活も2カ月を過ぎた頃からは、
頭もスッキリし、幻覚も収まり、
「早く元の生活に戻らなくちゃ」という思考に変わって行った。

「逃げる」という点では、ひきこもりもアルコール依存と似ていると思う。
しかし、引き出し屋によって「家庭に迷惑を及ぼす存在」として認識され、
拉致・監禁されるのは、もう少し違うやり方もあるんじゃない?と感じてしまう。
『支援という名の暴力』に見える。
それに¥も絡んで、支援を語って商売とするのは間違いである。
「家庭内環境の修復」には程遠いものがある。
「人権侵害」ではないのか?
そんなやり方では、施設出所後もフラッシュバックやPTSDに悩む人も多いと思う。

精神疾患は奥が深いものである。
病気になった原因もその背景も治療の仕方も克服の仕方も、人によって違う。
病院も施設も出される薬も、その人に合っているかどうかもわからない。
答えは1つじゃない。

みんな苦しんでいる。
心の病を商売にしてはいけない!


つづく。



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昨日の続き

昨日のつづき ↓

17時30分、俺は予定外の行動を取っていた。
妻を助手席に乗せて最寄りの駅まで運転手をすることになっていた。

妻も初対面の人に会うのが不安らしく、
「おとーちゃん、一緒に行ってくれない?」と。
酒害者本人が居たほうが話しやすいからだそうだ。
日曜の午後、ネコを腹の上にのせてのんびりしていた俺は断る理由もなく、
「いいよ」と、妻に同行することとなった。

駅に着くとその人が待っていた。
簡単な挨拶を終え近くのファミレスへ。
その奥さんはとても悩み、どこに頼ったらいいか分からず藁をも縋る気持ちで、
以前断酒会の研修で知り合いになったうちの妻の名刺を見つけ電話をくれたそうだ。

話を聞くと、旦那さんがダルクから帰って来たのではなく、脱走したと言うのだ。
無事に保護され、また施設に帰ったそうだが、
「これはただ事ではないな」と、真剣にその人の話に耳を傾けた。
旦那さんの入っているダルクは薬物以外にもアルコールの人も居るそうだ。
1年間、面会も許されず我慢できずに脱走を図ったそうだ。
社会復帰にはまだ数年かかると言っていた。
話を聞いて、宗教かマルチ商法の勧誘と疑った俺を恥じた。

旦那さんは、普段は生真面目で仕事に没頭するタイプ。
俺と同じく依存症になりやすいタイプの人だ。
俺と少し違うのが、酒乱の気があるようで飲むと荒れるらしい。
俺たち夫婦はカウンセラーでも何でもないので、只々その人の話を聞くことに徹した。
2時間ほど食事をしながら喋って、またその人は電車に乗って帰って行った。

帰りの車中妻と「何か役に立てたかな?」とその2時間を振り返った。
結果、他人にはどうすることもできない、
話をすることによって少しでもその人の不安が解消されたならばそれで良いじゃないか。
自助グループの例会やミーティングと同じだ、
話の内容がデリケートなだけに、同じ悩みを抱えた人にしか喋れないもんな、
という結論に達した。

23時ごろ、最寄りの駅に着いたとの電話があったそうだ。(俺は夢の中)
片道3時間もかけて会いに来てくれたんだな、
妻には、酒害者の配偶者どうし、これからも仲良くやって欲しい。

つづく。


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カウンセラー?

昨夜はいつものように20時に夕食を取り、21時には床に入った。
うとうとして眠り始めたころ、妻の電話の声で目が覚めた。
時刻は22時、その電話は30分ほど続き、
「こんな時間に誰から?何かあった?」と聞くと、
2年前の断酒会の宿泊研修の時に名刺を渡したと思しき2県隣の人からの電話だったそうだ。
「2年前?その人のこと覚えているの?」
「覚えてない」
俺が作ってあげた断酒会用の名刺には妻の携帯番号が載せてある。
それを見て電話をかけてきたのかもしれない。
「で、何だって?」
「旦那さんがダルクから帰って来るんだって」
「明日、うちの近くまで来るから話を聞いて欲しいんだって」
?????
ダルクって薬物依存症の施設だと思ったけど、
アルコール依存症ならばマックだと思う。
それにダルクと繋がっている自助グループはNA
マックと繋がっているのはAAのはずだったが、
ダルクと断酒会は結びつかないはずだが、
なぜ断酒会の研修の時に配った妻の名刺を持っているのか?
その他にも、妻は断酒会のいろいろな集まりで携帯番号の載せてある名刺をばらまいている。
怪しい、非常に怪しい。
まさか、カモリストに入ってないだろうな?

「顔も名前も知らない人と会って何を話すの?」
「カウンセラーにでもなったつもりなの?」
「変な宗教の勧誘じゃないだろうねぇ」
「酒害者の家族としてのアドバイスなら良いけど、俺の立場になって話をするなよ」
「俺とあなたとでは断酒に対する考え方が違う」
「その人と会うのは構わないけど、自分の行動には責任は持てよ」
と言っておいた。
夜10時の初電話から15時間後に初対面の人に会う勇気が凄い。

疑い始めた俺の言葉にキレたのか、
連続飲酒のことや精神病院入院のことを持ち出して、
「元はと言えば、おとうちゃんのアルコール依存症が原因でしょ?!」
「あんたがアル中にさえなっていなければ云々・・・」
いつものテンプレが始まったので、事務所に逃げてネコと寝た。
俺は後悔と反省、感謝を忘れずに断酒を続けているつもりだが、
いつも議論はケンカ別れで終わる。

図らずも今日は断酒会の忘年会の日、
昨日、コロナ陽性者新記録を樹立したにもかかわらず忘年会を開くことも疑問だが。

断酒会と一定の距離を置く酒害者の俺は最初から不参加だが、
断酒会依存症の妻は参加するか迷っていた。


何かあるな、結果は後ほど。

つづく。


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断酒会家族会

天気予報だと、日本海側は来週から雪マークが付き始めた。
うちの近所は、そろそろ冷え始めてはいるがスタッドレスに入れ替えるほどではない。
前期も雪は降らず、路面凍結も1度も無かった。
今年はコロナで、どこにも出かけられなくなりそうなので、
正月仕事に取っておくか。

夜に山道を走っていて、ケモノに一度も遭遇していない。
(轢かれたタヌキは数匹見たが)
妻の生まれた北海道では、
シカやキタキツネを見ない年は、雪が少ないと言われるそうだ。
山に食料が豊富に残っているんだろうね。
今年も去年みたく雪が少ないのかもしれない?

昨夜は、妻を乗せて断酒会の家族会に運転手として行ってきた。
一昨日の夜は、九州に住む親友からの電話でほとんど眠れなかったそうで、
夜の運転が怖いとのことだった。
なんでも、悩みの相談だったらしく、
聞き役に徹していれば良いのに、下手に意見してしまって、
4時間の長電話の結果、喧嘩別れみたいになってしまったそうだ。

妻は家族会の役員さんなのでサボるわけにはいかないので、
急遽、俺が往復2時間の運転手となったわけだ。
家族会には、酒害者本人の出席は認められておらず、
俺は車の中で、娘に借りたタブレットで仕事をしていた。
誰にも邪魔されないので、良い仕事が出来た。

家族会終了後に戻ってきた妻から、
「人数が少ないから、旦那さんも連れて来なよって言われたけど断った」と言われた。
俺は内心ホッとした。
酒害者にとって、家族会ほど怖い団体は無い。
そんな例会に顔を出したら、つるし上げられるのは目に見えている。
高砂の席に座らされ反省させられる絵が見えた。
ゾッとした、まさに生贄だ!

昨夜運転していて思ったのだが、
クリスマスが近いのに、今年は街のイルミネーションはまばらだった。
クリスマスソングも聞こえなかった。
夜も9時を過ぎると、ネオンの消えている店も多かった。
忘年会シーズンなのに、街の人出も少なく見えた。
ホントに師走? と思った。

コロナさん、早く治まってくれ(祈)
   
つづく。


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