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転移癌つづき

今日から12月(師走)になりました。
年末年始はコロナさんも大人しくしてほしいところ。



転移癌について 
つづき。

がんの転移とは、がん細胞が生まれた臓器を飛び出して、
離れた臓器に移動し新たな住まい(病巣)を作ること。
がん細胞は自らが増え続けるために栄養を求め別の場所へ移動する力を持つ。
そして移動を繰り返すことで全身へと広がっていく。
さらに転移はいつどのタイミングでも起こる可能性があるので、
がんと診断されたときに同時に見つかる場合もあれば、治療中・治療後に発見される場合もある。
また、転移と似た言葉に「浸潤(しんじゅん)」がある。
浸潤とは、水が染み込んでいくように、がんがその周囲の組織に入り込んでいくことを言う。
周囲に攻め込むのが浸潤、遠くまで移動するのが転移。

転移がみつかればステージ4。一般的に進行がんと言われる状態である。
転移や浸潤が見つかると手術ですべてのがん細胞を取り切ることが難しくなり、
完治の可能性が非常に低くなる。
また、転移が確認されず手術を受けることができたとしても、
すでに微小ながんが転移を起こしていて、
術後一定期間を経たのちにそれが発見されるということも多々ある。

早期発見といわれている1cm位の大きさではがん細胞の塊は約1億個。
仮に10cm大の大きさのがん巣が人間の生命を脅かす大きさとして、
約1cm位の固形がんではがんの寿命としては4分の3を経過した状態。
最新の検査機器を使って検査をしても数ミリの固形がんは早期発見は出来ないのが現状。
この状態ではほとんど自覚症状はない。

40回分裂して1kgの大きさなので、分裂が約30回以降でないと発見できない。
このことは、早期であっても細胞レベルでは30回目以降の分裂なので、
はたしてその時点で本当に早期と言えるのか疑問だ。
ただし細胞分裂の過程は様々な要素があるのですべて一定とは限らない。
分裂が驚くほど早いがん細胞(がん巣)もあるし、
1年間たっても大きさが変わらないがん細胞(がん巣)もある。
悪性度が高いがん細胞(未分化型タイプ)ほど分裂の速度は速くなる。
またがん化した1個のがん幹細胞の種類によって、
転移するかしないかが決まると考えられている。
遺伝子の変異で細胞ががん化すると、がん細胞は細胞分裂して増殖する。
細胞分裂のスピードが速いものは悪性度が高く、遅いものは悪性度が低いと考えられる。

死に至るがんはほとんど転移がんである。
がんには転移するがんと転移しないがんがあり、転移するがんは、ほぼ治せないことがわかる。

再発がんは早く発見しても治療は大変むずかしく、現在の医療では完治させることは困難になる。
早期発見、早期治療という言葉があるが、
それはあくまでも原発がんに対しての意味である。  

癌について勉強している人にとっては
「そんなこと知ってるよ」と思われるかもしれないが。
初心者の俺にとっては目からウロコ的な発見だったので載せてみた。
上記のことも諸説あるだろうから、もう少し勉強してみる。

しかしちょっと、一気に詰め込み過ぎた、
頭が爆発しそうだ。


つづく。







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