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転移癌の性質

昨日の「トンデモ医療情報」のつづき、

がん細胞はどんどん増殖するので、通常の細胞の何倍ものブドウ糖を必要とする。
だから、糖質過剰摂取はがん細胞から見ると大歓迎なのである。
全てのガンを最終的に完全に殲滅することは難しいかもしれないが、
糖質をできる限り減らせば、ガン細胞はかなり弱ると考えられ、
かなりの長期間ガンと共存できる可能性がある。
場合によっては他の治療との併用で、
ガン細胞が消えることも期待できる。
糖質過剰摂取がなければ、ガンにならない可能性が高い。
しかしそれは、マウスを使った実験であって、
人を対象にした研究は、はっきりした結果は出ていない。
人間において、糖分制限でがんの進行が緩やかになるというデータは存在しない。

インターネットにあふれている話には、明確な効果が期待できない。
『がんは治療しないほうがいい』『抗がん剤は危ない』『こういうサプリがいい』
『アメリカでは抗がん剤は使われていない。使っているのは日本だけ』
といった、がん治療に関する明らかなウソさえも拡散されている。
「正しい情報発信は、もはや医療行為である」とさえ言われている

ん~、気を付けよう。


「転移したがん細胞は、原発巣と同じ特徴を持つ」

がんと診断されて治療を行なった人のおよそ8割が、
がんの再発・転移に悩まされていると言われている。
がん手術の成功率は100%に近いというのに、
どうしてがんは再発してしまうのか?
それは目に見えないレベルの小さながん細胞が、
手術をする前にすでに違う箇所に転移をしているからだ。

がんは種類ごとに転移する臓器がほぼ決まっている。
肝臓がんは肺に転移しやすいらしい。
その理由として他の臓器にできたがん細胞が血液の流れに乗って肺に到達し、
酸素を取り込むために張り巡らされた毛細血管に引っかかることで肺転移が起こる。

がんは発生した部位によって性質が異なるが、
転移したがんは原発(生まれた臓器)のものと同じ性質を持つので、
原発の治療法にのっとった治療を行う。

俺の肝細胞癌は原発性、肺に転移しても同じ性質のものか。
転移して肺に出来ても、肺がん細胞ではなく、
肝臓がんの細胞と同じ特徴を持っているということだな。

肺にできた肝臓がんってこと?  
もうちょっと調べてみる 


つづく。








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