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トンデモ医療情報

今朝は早起きした。
よせばいいのに、また癌について勉強してみた。

最終的には、「トンデモ医療情報に溢れている」という結論に達した。
ん~、何か煮え切らない。

俺が調べたかったのは、「糖質過剰摂取とガン」についてであった。
酒を止めてから、身体が糖分を欲するようになったためである。
医師からは「断酒と禁煙、それにバランスの取れた食事」と常日頃から言われている。
甘いものに関しては、血糖値も安定しているので特に何も言われていない。
俺は身長175cm 体重73kg
少々肥満気味だが、俺にとってのベスト体重は70kg前後 
それより落とすと持久力が低下する。
骨格がデカいせいか、65kgまで落とすとあばらが浮く。
血糖値は80~90mg/dlと基準値内である。
ネット上でググってみると、
「がんのエサは糖質である!」
「がん細胞の糖質好きは医療では常識である!」とあった。
逆に、「糖分を制限することでがんの進行が緩和するという根拠はない」と言うサイトもある。

いったい何を信じたら良いの??

がんを治せるなら、いくらお金を出してもいいと思っている人もいるだろう。
そこにつけ込んで怪しい治療法をがん患者に売りつける業者も実際に存在する。
それだけでなく、手術や抗がん剤治療などの有効な治療法を悪く言うことで、
怪しい治療法を信じ込ませようとさえする。
そして、日本語のインターネット上には、正しいと言えるがん情報が圧倒的に少ない。
食事やサプリ、「本に書いてあるから正しい」と信じるのは危険!
マウスを使った実験では、糖分のカットががんを縮小させたという研究はある。
しかし、人を対象にした研究は小規模かつ、方法論に問題があったりして、
はっきりした結果は出ていない。
人間において、糖分を制限することでがんの進行が緩やかになるというデータは存在しない
今後の研究によって変化する可能性はあるが、
現状ではがんが治る、もしくはがんの進行が緩和するという根拠はないと言って良い。

その他にも、ガンに効くといった食事法はたくさん紹介されている。
しかし、どれもエビデンスが不足しているので、無暗に信じるのは危険だ。
ひょっとしたら可能性のあるものもいくつはあるが、
現時点では「がんを治す」、もしくは「進行をゆっくりさせる」食事法は存在しない。
なお、がん患者にとって食事が重要ではない、と言っているわけではない。
がんを治療するにあたり、体力や気力を維持するためにも、食事は重要だ。
実際に、世界で行われている食事法の研究の多くは、
手術や抗がん剤治療などの通常の治療法と食事を組み合わせることで、
治療効果を改善したり、副作用を減らしたりすることが証明できるのではないかと期待されている。

食事はあくまで医学的治療をサポートする役であり、
その代わりになるほど強力なもの(がんを縮小させる効果があるもの)ではないことに注意が必要だ。

生死を分かつ病気を利用して姑息な商売をするのだけは止めて欲しい。
がん告知をされてメンタル弱っている人を食い物にするな!と言いたい。

やっぱり、毎日がん患者を診ている医師の言うことを聞くことにするよ。 


つづく。







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