『おうちマスク』

熱があるなど体調が悪い場合、
感染リスクの高い場所にやむなく行った場合、
家庭内に高齢者や基礎疾患のある家族がいる場合は
家族内感染予防のために、家の中でもマスクをしろ！
と言われ始めた。

俺は肝硬変と肝臓がん、妻は高血圧、ばあちゃんは高齢で気管支炎、
全員基礎疾患のある我が家では、
『おうちマスク』が当たり前になりそうだ。
子供たちも含め、俺以外の家族は全員花粉症なので、
『おうちマスク』には皆抵抗が無いようだ。

3月のマスク転売ヤー多発の時も、マスクのストックは沢山あったので慌てなかった。
アベノマスクも未開封のまま保管してある。
除菌スプレーや除菌シートも、妻が除菌マニアなので安心できた。
トイレットペーパー買占めの時は、さすがに笑って見ていた。
そんなにウ〇チしないでしょ（笑）

『おうちマスク』も良いが、何より医療機関への手厚い補助が必要だと思う。
病床ばかり増やしても、医師や看護師が足りてない。

高齢者や俺たち基礎疾患を持つ者は、感染予防に十分すぎるほど注意しているつもりだが、
万が一感染したり病状が悪化して病院に駆け込んでも、
門前払い若しくはたらい回しされてしまう可能性もある。
緊急手術も受けられないかもしれない。

このコロナ禍で収入が減り、経済を回すのも重要だが、
最低限の予防策は取ってほしい。
ウチも建設自営で収入が減ったが、なんとか生きている。
しかし、病状が悪化してﾀﾋんでしまったら収入はゼロだ。
家族を路頭に迷わせてしまう。

ただ、自粛自粛と感染対策を完璧にしようとして疲れてしまっては元も子もない。
「コロナは風邪」と言っている輩は論外だが、
要所を押さえて感染対策をしないと、肉体的にも精神的にもヤラれてしまう。
そんな時には“酒”にも逃げ場を求めやすい。
生涯アル中の俺が言うのも何だが、
心が弱くなっているときこそ酒や薬に頼らないでほしい。
店で飲めない今、1人酒、隠れ酒はアル中への近道と成り兼ねない。

断酒できれば最高なのだが、
“適量”が見えなくなるので、そこは注意が必要だ。


つづく。




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