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(再考)コロナ禍の依存症

アルコールに限らず、『依存症』について、
アル中目線で、コロナを絡めてもう一度考えてみる。
(厚労省の広報誌を参考にする)

依存症を他人事のように捉えている人、病気だと認識していない人、
依存症の怖さを知りコロナ禍の今だからこそ気をつけたい。

依存症は前々から言われているように、だらしない・意志が弱いという問題ではない
アルコールや薬物などの物質、ギャンブルやゲームなどの行為といった、
特定の物質を過度に摂取したり、行為にのめり込んだりすることで、
脳の機能に異常をきたしてしまう自分でコントロールできなくなる病気なのだ。

依存症になると、日常生活や学業・仕事などの社会生活にさまざまな悪影響を及ぼす。
薬物やアルコールの飲みすぎは健康に障害を引き起こし、
ギャンブルへの依存は借金につながることもある。
本人はもちろん、家族などの周囲の人も困る状況に陥ってしまうのが依存症の怖さだ。

そもそも依存症が病気だという認識を持っている人は少ない。
周りが気づいたとしても家庭内だけで解決しなければと思ってしまいがちだが、
依存症に対応した相談機関や医療機関での支援、自助グループの活用により回復を図る必要がある。
まずは病気だという認識を持ち、早めに治療・支援につなげるべきである。

コロナが流行している現状で、どのような点に注意すれば良いのか?
これまでと状況が大きく異なり、コロナの感染拡大で不安になったり、
外出自粛で孤立感を抱いている人もいると思う。
もともと依存症は、不安や孤立感を紛らわせるために陥ってしまうことが多いと言われているので、
今年のこの状況は依存症を増やしてしまう危険性があると思われる。
また、オンライン飲み会やオンラインゲームなども話題になっているが、
自宅での飲みすぎによるアルコール依存症や、
時間を気にせずにゲームをしてしまうことによるゲーム依存症などにも気をつけたいところだ。

コロナ拡大防止のため、様々な活動に影響が生じている。
依存症の当事者や当事者家族の回復を支えてきた自助グループも、
各地で開催できなくなる・規模を縮小するなどの影響が出てきている。
また、それまでは全く問題なく生活できていても、
生活の変化によりアルコールや薬物などを摂る量が増えてしまうケースがある事も指摘されている。

俺の考える依存症予防策
・趣味を見つける。
・無理のない範囲内での運動。。
・バランスの取れた食事と十分な水分補給。
・十分な睡眠時間。

要は規則正しい生活を心がけることだ。
間違っても、処方薬やサプリに頼り過ぎないこと。

依存症に関する相談対応等にあっては、感染のリスクを最小限にした上での対面相談、
電話及びSNS相談、研修等の Web会議などを活用するのも一手かと思われる。  


つづく。


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