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メス猫の母性本能

昨夜19時ごろ、いつものようにサビ親子が、
事務所の玄関戸をガリガリと、夕食の催促に来た。
普段は単独行動の2匹だが、食事の催促のときだけは連帯行動だ。
事務所猫のシロも「お友達が来た♪」とばかりに、ニャーニャーと鳴いている。
そして、いつものように俺も事務処理の手を止め、
「ハイハイ」と、激安カリカリを手に餌場に向かおうと玄関戸を開けた。
すると、サビ親子に加え例の白黒の子猫の姿が。
子猫は俺の存在に気づき逃げて行った。
「オイオイ、もう仲間に引き入れちゃったのかよ」
さくらねこになってしまったとは言え、2匹ともメス猫た。
生後間もない子猫に母性愛が目覚めてしまったのかもしれない。
ちなみに事務所内のシロもメスだ。

俺は白黒のチビ猫を警戒させないように、素知らぬふりをして餌場に向かった。
サビ親子は俺の後を付いてきて、与えられたカリカリを食べ始めた。
当然だがチビ猫は付いてこない。
チビ猫の分のカリカリもセットして餌場を離れた。
事務所の電気が消え、辺りが静かになったころにでも食べに来ているのであろう。

去年のことを思い出すと、
サビ母さんが子猫たちを俺に見せ始めたのは、乳離れが始まったころだった。
サビ母さんの子育てが、また始まりそうな予感。
夏子は冬を越せないと言う。
「冬になるまでに栄養を付けさせねば」と、俺も親の気持ちになりそうだ。
去年もそうだったが、子猫が産まれたこの時期になると、
トンビとカラスが低く飛んでいる。
去年、クロの兄弟(サバ)は、トンビにさらわれた(推測)。
ちょうど今のチビと同じくらいの大きさだった。
クロは真っ黒だから目立たないが、チビは白黒、
シロの部分が良く目立つ。
外には出ないようにしてもらいたいところである。


そして今朝、
また3匹揃って朝食のおねだりに来て、事務所前にチョコンと座っていた。
餌場に行き、カリカリを置いて様子を見ていると、
最初にチビが食べ始め、遠巻きにサビ母さんとクロ姉さんが見守っているように見える。
普段なら、我先に食べ始める2匹の親子だが、
チビの食事が終わるまで我慢していた。
すっかり家族のようだった。
これから先、どうなるかわからないが、
少し楽しみである。

つづく。


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