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顔色伺いビクビク

若者の言動が理解できない中高年、中高年の言動が理解できない若者、
世代間格差はいつの時代にもあるものだ。

「老害」とは、指導的立場にある高齢者の硬直した考え方で組織の活力が失われること。
放送作家の鈴木おさむさんは、高齢者と呼べる年齢には達していなくても、
上のプライドを傷つけず、下の意見をうまいことまとめたつもりでも、
下の世代から見たら、その行動が老害に見えていたりするということに気づき、
それを「ソフト老害」と名付けた。

世代間格差は、「老」⇔「若」から、10年単位もしくはもっと狭いものとなっているようだ。

しかし最近、多様性という言葉を武器にして、
周りに迷惑をかけていることに気づいてない人が増えたように思う。
それでいて指摘するとすぐにハラスメントだと言われる。
叱られ慣れていない人が多数派になれば、ちょっと叱られたり注意されると、
すぐに老害やパワハラと騒ぐ。

相手が自分のことをどう思っているか、いつもビクビクしている俺は、
年上の人とはひとひねり加えたブラックジョークを交えながら面白おかしく会話するが、
若い人とは事務的なことしか喋っていないような気がする。
少し立ち入ったことを聞いたりして、「ウザッ」「キモッ」なんて思われたくない。
だから口数も減るし、希薄な人間関係になりがちだ。
相手の顔色を伺いながら言い方を良く考えた上で、
言うべきことを言うのが正しいのだとは思うが、もうめんどくさい。
よりその人のことを知って、もう少し親密な関係になりたいと思っても、
相手がそれを望んでいないのだからそれで良い。
今では、おせっかいな老人の若者に対する押しつけに似た助言を制止する役に回っているくらいだ。

アルコール依存症やAC(アダルトチルドレン)などの精神疾患にかかりやすい性格は、
「他人の目をいつも気にしてしまう」
「他人の機嫌が悪いのは自分のせいかもしれない」
常に相手の顔色を伺いびくびくしている俺みたいな性格の人、
一般的には、生真面目で仕事熱心、物事にのめりこみやすい等の性格が指摘されている。

かつてのアルコール依存症は、逃避的で非社交的な人、わがままで規範にとらわれない人、
小心で完全を求めがちな性格な人など、とされていたが、
現在では、それ以外の性格の人にも多くみられ、
なりやすい性格傾向というものはない、とされている。

またアルコール依存症と結びつけてしまった。


つづく。


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