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春一番

今朝は普段より1時間以上早く目が覚めてしまった。
二度寝しようとも思ったが眠れない 年かな?

昨日のから風が強い。
気象庁は15日、関東、北陸、四国で「春一番」が吹いたと発表した。
関東は昨年に比べ14日、北陸は13日、四国は4日早かった。

関東地方の「春一番」の定義 ↓
 ・立春から春分までの期間
 ・日本海に低気圧がある
 ・強い南寄りの風が吹き、気温が上がる(東京で8m/s以上の風で前日より気温が高い)
「春一番」は期間が限定されており、発生しない年もあるため、
「平年値」での比較は行われないことになっている。

花粉症の人は今の時期、強風の時は外出したくないだろうな。
年々と春が早まり、今年も早くから厳しい夏日が続くこととなるだろう。


「春一番」と聞くと、猪木のモノマネで人気を博した芸人さんを思い出す。
春一番さんは、バラエティ番組で活躍していたが、
日頃からの過度の酒好きが災いし、47歳の若さで肝硬変により亡くなった。

酒量はバーボンを一日1リットル、2005年に大病を患ってからは禁酒節酒をしていたそうだ。
その大病と言うのは、「化膿性肺炎」、いわゆる「腎不全」で入院および大手術を受けた。
その時点で肝臓、腎臓、膵臓といった内臓はことごとくやられており、体重が激減していた。
腎不全から肺膿瘍、加えて肺気胸まで併発して、三度にわたる手術を経ても容体が復調せず、
医師陣も半ば見放さざるを得ない状態だったという。

もっとも憧れる人物アントニオ猪木さんがICUに見舞いに訪れ、
「病院で会うのはつまんねぇ。元気になったら飲みに行こうよ」と言ったそう。
それもチョットどうかと思うのだが。

俺も不治の病である肝硬変だが、断酒のおかげで血液検査の数値はほぼ正常にまで戻っている。
精神病院入院時、俺と同い年で肝硬変の人がもう一人いた。
彼は酒を止められずにその後も入退院を繰り返し、1年半後に亡くなった。
肝臓でお世話になっている病院の医師からも、
3年断酒していたある人が飲み始めてしまい亡くなったと言う話も聞いた。

ここまで聞いたら再飲酒なんでできるはずもない。
それに俺には3年前に切除した肝細胞がんの再発の可能性も高い。
「底つき」を経験した人の断酒継続率は高いというが、
「底つき」からの「底上げ」は、並大抵の努力ではできない。

社会的底つき、精神的底つき、肉体的底つき、様々なケースがあるが、
酒で落ちるのは簡単だが、元通りとは言わないまでも修復するのは大変だ。
そこには、自分自身はもとより周囲や医療機関の介入も必要だと思う。


つづく。


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