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吞兵衛特有の性質

昨日は長男にとって大学生最後の駅伝大会だった。
彼の話を聞くと、今回の駅伝は楽な気持ちで集まれる人だけで参加しようということで、
後輩たちの負担の軽減のため陸上部を引退した4年生だけのエントリーのはずだったが、
なぜか後輩たちも大会参加に意欲を見せ始めてしまい、
結局2チームエントリーと言うことになったそうだ。
もちろん4年生はBチーム、でも学生最後の思い出に楽しく走れたそうだ。

俺は仕事なので、競技場までは妻と長女が彼を送って行った。
俺「帰りの迎えはどうするの?」と聞くと、
娘「彼女を高速バスのバス停まで送って行くんだって」
俺「あれ?夏に別れたって言ってなかったけ?」
娘「NEW彼女だって(笑)」
男親としては、なかなか息子の恋愛事情を直接本人には聞けないものである。
息子を送った帰り道、女性陣2人は念願のコメダ珈琲に立ち寄ってモーニングしてきたそうだ。
「おとーちゃんと一緒の時は寄ってくれないからねー」と妻。

普段から俺はドリップしたコーヒーを水筒に入れて持ち歩いている。
恥ずかしながらコンビニのレジ横のコーヒーの淹れ方も知らない。
水筒のコーヒーが切れたときは缶コーヒーかお茶ペットだ。
長女が学生時代にコンビニバイトしていたころ、
「朝の職人さんはこ缶コーヒーとタバコしか買わないんだよねー」と言っていた。
街道沿いの自販機世代の俺はそのタイプだ。
俺にとっての車でのドライブは単に移動手段であり、買い物は必要なものだけ。
カフェでコーヒーを飲んでいる時間があったら、
先に待ち構えているかもしれない渋滞のために1kmでも先に行きたいタイプの人間だ。
それにアルコールを伴わない外食も苦手で、注文して待っている時間が耐えられない。
これは若いころから培われた吞兵衛特有の性質でもある。
昔からそうだから、酒が無いと間が持てないのである。

息子は今日、パスポート取得手続きをして新潟に帰るそうだ。
コロナ流行で遊びらしきものを何もできなかった学生生活だったので、
同輩たちと「卒業旅行は海外」と決めていたそうだ。
行先はフィリピンで、俺も聞いたことのない離島だそうだ。
ちなみに俺も卒業旅行は海外(ヨーロッパ)だったが、
資金は親父ローン(無利子)で、就職してからチビチビ1年かけて返した。

遊びらしい遊びも無く、陸上部で走ってばかりだったので、
仕送りの残りとバイト代で旅費は賄えるそうでホッとしている。
我慢ばかりの4年間だったので、最後にパーっと遊ぶのも良いだろう。
社会に出れば海外出張もあることだろう。
今後の人生の糧としても人生勉強として気を付けて行ってきてもらいたい。


つづく。


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