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言葉を受け流し

天気予報では雪が降るかも?と言っていたが、
昨日は朝から気温はあまり下がらず、「これは雨だな」と直感した。
台風やゲリラ豪雨は別として、やはり自分の目と肌で感じるもののほうが確かだ。

昨夜、妻と話した、
妻「次女は旦那とうまくやっているのかな、食事作っているかな」
俺「共働きだからね、外食も多いんじゃないの、外食ばかりだと食費もかさむだろうね」

そこで話が切り替わった。

妻「仕事から帰って作っているんだから、おとーちゃんもアタシに感謝しなさいよ」
「でも、片付とゴミ出しは俺だ(心の声)」と言いたかったが、
過去の経験上、絶対言い合いになるのが見えていたので止めた。
パートナーばかりではなく、他の日常生活の中でも、
数々の上から目線の言葉には、
受け流したいのに言われると息が詰まり怒がこみ上げることもある。

しかし、酒が原因の病気で周囲に多大なる迷惑をかけてきた俺は、 
もう何を言われてもスルー出来る忍耐力が備わって来たような気がする。

妻のその発言で思い出した。
夫の妻子に対する「誰に食わせてもらってるんだ!」
妻の子供に対する「誰がご飯作ってると思っているんだ!」
3世代居住で妻は専業主婦といった、まるで昭和の「サザエさん一家」のようだ。
もし職場で同じようなことを言ったら、「モラハラだ!」と騒がれてしまうだろうな。

「俺は働いててすごいでしょ!ほめて!」
「私は料理してすごいでしょ!ほめて!」
というのがそれらの言葉の裏返しだと思う。
見た目はおじさんおばさんだけど、中身は子供という部分もある。
それに加えて仕事や舅姑関係、子育てなどからのストレスやプレッシャーから、
ついパートナーや子供に対してそんな言葉を発してしまう。

「いつも働いてくれてありがとう」
「いつも家のことをしてくれてありがとう」

感謝や気遣いの言葉を忘れてはいけない。


つづく。


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