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依存症はウソつき

大谷選手の元通訳が起こした違法賭博問題では、
大谷選手は全くそれに関与していなかった。

元通訳は、己がギャンブル依存症であることを隠し通し、
あらゆる策を講じて最後の最後までウソを付き続けた。
多額の借金のことについて四方八方から責められ続け、
にっちもさっちも行かなくなってから初めて公に知られるようになった。
それでもなお大谷選手の関与をチラつかせ、ウソをつき続けた。
大谷選手からしてみれば大迷惑でしかない。
信頼していた者からの裏切り行為は、ショックだろう。
野球一筋の大谷選手は、人の裏側の汚い部分を見て人間不信に陥ってしまうかもしれない。

ギャンブルにしてもアルコールにしても違法薬物にしても、
依存症者は、自分が依存症だと言うことをひたすらに隠し、
綿密な作戦を立てて力の限りウソをつく。

ギャンブル依存症は、人生に大きな損害が生じるにも関わらず、
ギャンブルをしたいという衝動が抑えられない病態をいう。
賭け金を追い求めて貯金を使い果たしたり、その行為を周りの人に隠したり嘘をつく。
借金が膨らんでしまい犯罪に手を染めるケースもある。
ギャンブルの衝動が抑えられないのは、他の依存症と同じように、
脳内の報酬系という部位に機能的、構造的変化が起こるからと考えられている。
この様な変化が脳に起こると、自分がどんなにやめようと思っても、やめられなくなってしまう。

俺はアルコール依存症だ。
酒のためなら隠し事もしたしウソもついた。
人と会う日は臭いがバレないよう半日前から飲むのを休んだ。
突然の打合せや来客時には、フリスクとリセッシュ、それに換気扇を回した。
屋外の時には相手の風下に回って喋った。
酒代は、若いころからのへそくり口座から捻出した。
金が底をつかないよう、より安い酒を求め安い店を探した。
しかし、最後には身体が悲鳴を上げ、精神病院に担ぎ込まれた。

大谷選手にとって一番の救いは、元通訳が赤の他人だということだ。
これが家族や親族であった場合、金銭的な問題に収まらず、
共依存となって、身内の人の精神状態までも壊してしまう。

共依存とは、特定の相手との関係に依存しすぎる状態のことで、
相手との関係性において自分の価値を見出すことになるため、
自分自身を見失ってしまったり、危険な状況を招いたりすることもある。


つづく。


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