クロ発見！

今朝は焦った。
昨夜、大きなオスの黒猫にビックリして逃げ出したクロが、
朝ゴハンも食べに来ない。
サビ母さんは黙々とカリカリしている。
食べ終わるとトラックの下でリラックスタイム、
その間、俺は「クロ～クロ～」と呼び続けた。

すると、「ﾆｬｧ～ﾆｬｧ～」と、
遠くから小さな細い声が聞こえた。
聞き覚えのある声に、声の主はクロだと確信！
しかしライトを当てて探すも見つからない。
暗くて良く見えなかったので、
30分後に捜索再開、
もう一度声をかけてみると、奥のほうから聞こえる鳴き声、
立て掛けてある平板を1枚1枚並べ直していると、
突然クロが飛び出してきた。
いや～、ホッとした。

推測するに、夢中で立て掛けてある平板を駆け上り、
板と壁の間に落下したのだと思う。
平板はプレーナーをかける前の荒木だ。
ちょくちょくクロがそこで、
木登りの練習をしているのを見ていた。

猿ではなく「猫も木から落ちる」だ。

サルほど木登りが上手ではないが、
猫も木登りが得意である。
木登りに関して、クロはまだ見習い期間だったようだ。

現場でも、熟練した人ほど危険作業が得意だ。
見ていて惚れ惚れする反面、ヒヤヒヤすることも多い。
そんな技は兼ね備えていないが、俺も高所作業には気を付けたい。

現場の定例会議で設計屋とバトッってきた。
見てくれだけの意匠のことばかりの建築家気取りのオヤジを、
理詰めでねじ伏せてきた。
役所の担当も俺の意見に同意してくれている。

詳細は明日書きます。

つづく。



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