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良い顔ばかりはしない

冷える、
今週も寒い1週間の始まりだ。

昨日の続き。
現場の定例会議で設計屋とバトッった。
どうも、設計屋は意匠のことばかりで建築家気取りだ。
平面と立面だけで、建物を3Dで捉えていない。
それに、カッコイイと思っている意匠も時代遅れだ。
30年前に流行った物を、未だに使いたがる。

山の気候も知らない。
昼夜の寒暖差と、河川に面する場所の湿気の多さ、
いちばん注意しなければならないのが結露だ。
それに、冬季の水道管凍結、春の杉花粉、杉の落ち葉にも注意が必要だ。
カビと雨漏りを起こしたら、文句を言われるのは施工業者だ。
手抜き工事とか、違法建築とか、
やり玉に挙げられるのはいつも俺たちだ。
だから俺たちはクレームに対して敏感である。

意匠だけならまだ良いのだが、構造を知らない。
構造的に問題がある部分を指摘すると、
「構造設計の人に聞いてみる」と。
構造的な部分は、専門の構造設計屋に丸投げ状態のようだ。

同時に行った配筋検査でも、
設「ここに縦の補強筋を1本入れてください」
俺「なぜですか?仕様書にのっとっているし構造的には問題ないはずですが」
 「入れるのは簡単ですが、納得できる説明をしてください」
 「もし入れるのならば、この現場に限り構造図を変更してください」
入れる必要が無いことは明白だった。
外力(土圧水圧)とせん断力から説明する必要があった。
設「・・・」
役所の担当の前で、何か一言いいたかっただけのようだ。

水道屋に対しても、
設「配水管が入らなければ、発泡スチロールを詰めておいて、
固まったら後で鉄筋を切れば良い」
俺「補強筋が入らなければ、鉄筋は絶対に切らせませんよ」
設「・・・」
どっちが監理者だよ。

理詰めでねじ伏せると言うよりも、
俺は当然のことを言っているだけだ。
役所の担当も俺の意見に同意してくれている。

久々に会う「生きた化石」だ。


つづく。


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